仮面ライダーが楽しすぎるので人生を滅茶苦茶にされた。
仮面ライダービルドとは仮面ライダーシリーズの現在進行形で放送されてるアレのことで、小さいころに変身ベルトとかを買ってもらったかもしれないソレのことである。自分はと言うと幼少期になんとなく観ていた程度だが、色々な理由あって半年ぐらい前に「仮面ライダーOOO(オーズ)」の視聴を開始。他の事が手につかなくなるくらいドハマりし、完走し尊さで悶え苦しみ、TSUTAYAに連日通ってはあらゆる平成仮面ライダーをぶっ続けで視聴し続け、その間は大好きなゲームにもほとんど手を付けられないまま、現在も放送中の仮面ライダービルドの視聴を止められない。つまり人生を滅茶苦茶にされた。悔しいので他の人も人生を滅茶苦茶にされて欲しい。共に犠牲になってくれ。頼むから滅茶苦茶にされてくれ。
仮面ライダービルドのあらすじ
火星から日本へと持ち帰られたパンドラボックスという物体が引き起こした、我が国を分断する壁「スカイウォール」の出現。日本が北都、西都、東都の3つの首都に分断されたのが10年前の話。
現在の東都では、未確認生命体「スマッシュ」
スマッシュと戦う「仮面ライダー」の存在が噂されていた。
その仮面ライダーの正体こそ桐生戦兎。彼は天才物理学者を自称する知能を持つ一方で自分に関する記憶が無い。
僅かに自分の中にある「コウモリ男」「ガスマスク」「人体実験」という記憶の手がかりを探すため、東都を守る活動に加えて、自分を拾ってくれたカフェ「nascita」のマスターの 石動惣一に家賃を払うため、東都先端物質学研究所に勤めることに。
同時刻、刑務所で服役していた脱獄犯、万丈 龍我が脱獄。彼は言う。
「誰も殺してない」「ガスマスクに実験された」と。
その言葉は、戦兎の失われた記憶にベストマッチする重要な手がかりだった…。
どんな仮面ライダー?
前作の仮面ライダーはまるでゲームの世界からそのまま飛び出してきたようなデザインが強い印象を残すが、今作のライダーも劣らないインパクトを持つ。
ベルトを体に巻き、アイテムを装填して変身するという点はビルドも共通だ。この仮面ライダーの変身に使用されるアイテムは「フルボトル」
フルボトルは二種類あり、兎、忍者、パンダに海賊など「生物/職業」の力。
戦車に漫画、ロケットに電車など「無機物」の力を宿したものが存在する。
二種類を組み合わせ装填、2つの力を身に纏うのが、仮面ライダービルド。そこに「ベストマッチ」という要素も加わる。
例えば基本フォームである「ラビット」「タンク」は特に相性の良い組み合わせの一つとされており、2つの能力を生かした必殺技「ボルテックフィニッシュ」を放つことが可能。ボトルが増えるごとに、新たな攻撃方法やベストマッチも増える。このベストマッチを集めることも、主人公の行動範囲の一つである。
第一章は桐生戦兎と万丈龍我の物語
武器やアイテムを自作し、クールに振る舞いつつも変人らしさも見せる戦兎。
元格闘家の技能を持ち、理屈よりも感情に従って動きやすい直情型の龍我。
自称天才&バカ呼ばわりされる対照的な二人の出会いから全てが動き出す。
1人は冤罪を晴らすため。
1人は自分が何者かを知るため。
バックグラウンドに重いものを背負いつつも二人は協力しピンチを乗り越えていく。本当の自分を探りながらもヒーローとして駆ける戦兎に影響される龍我と、龍我を「バカ」呼ばわりしつつも少しずつ彼のことを認めるようになる戦兎。二人の関係の尊さ、熱さは物語の進行と共に強くなる。
雑に言っちゃうと、桐生戦兎と万丈龍我というベストマッチを視聴者に見せつけるエピソード群。それが16話までの第一章の物語である。
喫茶店のマスターなのにコーヒーの味が酷評される石動惣一、
その娘でありネットアイドルでもあり脱力ヒロインでもあり、戦兎に素直にならない龍我や龍我に素直にならない戦兎の橋渡し役をしてくれる大切な存在の石動美空。
背中で窓ガラスをブチ破り病院から脱出する記者や行方不明になる前の言葉が「夜は焼肉っしょ」となった男など個性が強すぎる人物が多い作品でもある。その魅力も語りたいが、そこまでやるとマジで収まりがつかないのでしない。
現在の仮面ライダービルドは第二章
現在進行中の第二章は重苦しい展開の最中だ。
二人の絆故に重なる苦しみ。
新たなる金色の仮面ライダー。
自陣も相手も抜け出せない自己犠牲のループ。
戦兎達も苦しみの中でもがいている最中だが、それでも戦う彼らの姿をどうか見守ってほしい。
で、視聴手段は?
東映特撮FCってアプリをインストールして…大体千円払えば1ヶ月の間は初代の仮面ライダーから現在の仮面ライダービルドの本編最新話まで観放題になるから…視聴はPCでもできるよ…いや面倒かもしれないけど…そこまでしてでも仮面ライダービルドを観る価値はあると断言できるの…すごいんだよ… 1話に詰め込まれた疾走感とワクワク感…すごい…いや本当もう…すごいよう…ああ…だからあなたがたも人生を滅茶苦茶にされてくれ!!!!!!!!
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