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【デュエマ】ネロバウMループ【デッキレシピ】

こんにちは。DMR-22「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」を最後にデュエマを引退していた者です。正確にはDMR-23ぐらいまでは、カードを買わずともギリギリプレイしていたんですが、DMRPに入った時の大量の踏み倒しメタに絶望してデュエマ辞めた根性無しです。

普段はTRPG、TCGだと遊戯王をしている一般的なオタクです。

そんな者が、7月6日、8時間近く頭をひねらせて、1つのデュエマのデッキを作りました。そしてやってもいないデュエマのカードを買おうとしています。

その理由は、ある新カードが公開されたからです。それがこちら。

《真邪連結バウ・M・ロマイオン》
赤白8コスのディスペクターで、《真実の名 バウライオン》とプレミアム殿堂の《邪神M・ロマノフ》の名を引き継ぐカード。
効果はEXライフとブロッカー持ちで、cipでの呪文2枚回収と、EXライフが剥がれた時の手札から8コスト以下の呪文を踏み倒すという物。

筆者は現在エアプ真っ最中なので、これがどれぐらい強いかとか、他のディスペクターと比べて環境レベルでどんな感じに使われるとか、分かりません。

実は、引退した後もしつこく新カード一覧を見ては「あ~これあのデッキに入るな」とか「つっよ~」「インフレ激しいなw」とか言ってたのです。暇人なので。ですが、所詮エアプ。カードに触った事がないのに色々環境に口出しするなんて、おこがましい行為だと思っていました。

話は変わりますが筆者は引退以前、熱烈に使用していたデッキがあります。
それが【ドロマーネロリコン天門】。名前がダサすぎる。

グッドスタッフとはいえ、勝ち筋がダイアモンドエイブン!みんなでダイアモンド状態になって殴り切るぞ~!ってのは、DMR-22の時代でも普通に弱い。まぁ、当時の私は友人達とちらほらやる程度で、ある友人が使う環境デッキにはボッコボコのボコにやられていた感じのプレイヤーだったので、その身にあったファンデッキだと思っています。

‥‥先程のデッキを見て、何か気が付きませんか?

そう、入ってるんです。《真邪連結バウ・M・ロマイオン》の元になった《真実の名 バウライオン》が。

「まぁ天門のファンデッキには入ってそうなカードだよな」って感じですけど、まさに、そう。普通に便利なんです。呪文2枚回収は《デバウラ》と違い、天門ついでに墓地の呪文1枚回収が便利なんです。

しかしながら、《バウライオン》にはこのデッキで使うにあたって1つの弱点がありました。

ナイトじゃない。

これが本当にもうもぞかしかったんです。かつての私は「あ~~ネロが居る横でバウライオンにフォースアゲインを打って、4コス払えば墓地の呪文を好きに唱えれる機関にしてぇな~~~」と思っていたものです。
2枚呪文回収が出来るナイトがあれば‥‥2枚呪文回収が出来るナイトがあればな~‥‥
そう思いながら、私のデュエマ人生は1度、その寿命を果たしました‥‥

‥‥ん?

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‥‥あれ?

お前2枚呪文回収が出来るナイトじゃん!!!!!!!

しかもブロッカーついてる!!!!!!!!!天門で出せるじゃん!!!!!!!

もうこのカードを見た時、私の心はテンションMAX。はちきれん思いでいっぱいでした。彼が居れば、あの時できなかったアレコレが全部できる‥‥!4コス アゲインで墓地の呪文を使いまわ‥‥

お前EXライフ持ってるじゃん!!!!!!

当たり前。なぜなら彼はディスペクターだから。

しかし時はDMRP、フェアリーミラクルが殿堂とかなんだと騒がれ、エターナルガードは無制限、サイバーブレインは殿堂に格下げされた時代。インフレしたこの世界では幾らでもやりようがあります。

ましてや新カードが出るたびにまず「これネロ天門に入るかな」とか考えてた奴です。《襲来、鬼札王国!》が出た時は「うお!?!?!?!マジ!??!?!?!ネロでネロ出せるじゃん!!!!!!!!」と発狂し、《灰燼と天門の儀式》が公開された時は、気絶しました。(嘘です)
いつぞや、「自分の○○が~」という効果では、そのクリーチャーを含まないという裁定が出た時は、絶望して逆立ちまでしてましたけど。

相性のいいパワーカードはいくつか知っている。

なら、今なら、組めるはずだ。

「あ~ネロでループしてぇな~~~‥‥でも調べたら、なんかループ手段が《天使と悪魔の墳墓》ぐらいしかねぇらしいしな~」

その過去を打ち砕ける、この私の手で。


というわけで《ネロ・グリフィス》と新カード《バウ・M・ロマイオン》を使ったループデッキを作りました。レギュはオリジナルです。GRとか使い方全く分からないので。

もしかしたら既に先駆者の方がいらっしゃるかもしれませんが、そもそも界隈の情報網に手が届いてないので、いたらごめんなさい‥‥

【デッキレシピ】

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※《クラウツインゼ》は《バウ・M・ロマイオン》のプロキシです。

※このレシピは未完成の状態です。もっといいカードがありました。詳しくは【フィニッシュループ②】の欄をご覧ください。

わぁ、ループのお供である《百発人形マグナム》がいますね。
大体の方が予想した通り、本ループは無限にナイトを破壊して、無限にネロの効果をストックするものです。

まず《魔光大帝ネロ・グリフィス》ってなんだよ、って感じの方もいるかもしれないので、紹介しておきます。
必要ないよ~という方は目次から次の項目へ。

《魔光大帝ネロ・グリフィス》
白黒の8コスブロッカー。種族はナイト/エンコマ/ダークロード。
自分のナイトが破壊された時、手札から「光か闇でコスト6以下の」「ナイト呪文かSトリガー呪文」を使用できる。

自分が破壊された時にも使用できます。使用できる呪文の条件がややこしいですが、「」の中身はor、「」同士はandです。余計分かりにくいな。

効果はこの1つだけですが、これが強力。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と《百発人形マグナム》だけが組んでも、《バウ・M》を蘇生する事しかループ出来ません。(それでも相手の場のパワー14000以下のクリーチャーがすべて吹っ飛ぶとかいうインチキできますが)
故に外付けの踏み倒し手段として、《バウ・M》が死ぬ度にストックが溜まる《ネロ・グリフィス》を採用したわけですね。

さて、なんとなくどうループするのかわかってきた気がしますが、簡単にループ手順の方をお伝えしましょう。

もっとも簡単なループへの入り方を説明します。後のフィニッシュループの始動にもなり、考えうる限り最速のループへの入りです。

【山札の呪文を全て手札に加え、それ以外のカードを全て墓地に送れるループ】

【ループ条件】
手札:《ヘブンズ・ゲート》と《魔光大帝ネロ・グリフィス》と《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》がそれぞれ1枚
場:《百発人形マグナム》1体
手札か墓地:《灰燼と天門の儀式》か《襲来、鬼札王国!》1枚

※以降、《灰燼と天門の儀式》と《襲来、鬼札王国!》の事を『蘇生呪文』と総称します。

【ループ始動方法】
《ヘブンズ・ゲート》を唱え、《ネロ・グリフィス》と《バウ・M》を場に出す。《バウ・M》がEXライフで山札の一番上をシールド化する。
《マグナム》の効果が2回ストックし、その2つとも《バウ・M》に当てる。1回目の破壊でEXライフが墓地に送られ、2回目の破壊で《バウ・M》が破壊される。これによって《ネロ・グリフィス》の効果が1つストックされる。
《バウ・M》のcipで墓地の呪文を2枚まで回収する。この時、墓地に『蘇生呪文』があれば、それを回収する。
《バウ・M》のEXライフのシールドが離れたときの効果、もしくは《ネロ・グリフィス》の効果で手札から『蘇生呪文』を唱え、墓地の《バウ・M》を場に出す。
この時、マナをタップしないで呪文を唱え、マナをタップしないでクリーチャーを場に出したことで、《マグナム》のストックが2溜まる。
初期状態に戻る。

【ループ結果】
1回の操作で、山札一番上のカードが墓地に送られ、墓地の呪文を1つ手札に加え、《ネロ・グリフィス》か《バウ・M》の手札から呪文を唱えられる効果のストックが1増える。
→無限に手札から呪文を使えるようになる。


はい、もうここまで来たら勝ちですね。山札から呪文をなんでも手札にくわえられて、手札からなんでも呪文を唱えられるんだし。
そう思ってないですか?

元々EXライフはループを制限するように作られたと言っても過言ではない効果‥‥のはずです。詳しくないですが。
そう、このループは無限ではありません。山札が墓地に送られ続けます。
EXライフはシールド化も置換も強制です。

ので、別に山札を回復する手段が必要になりますね。
これがその手法です。

【墓地のカードを山札に戻す】

《ネロ・グリフィス》か《バウ・M》の効果で手札から『蘇生呪文』を唱え、墓地から《ポクチンちん》を出して、効果使って墓地のカードを山札に戻して、《マグナム》で《ポクチンちん》を破壊する。

簡単。

なお、《ポクチンちん》ではなく、《鬼人形ブソウ》であれば山札の上にクリーチャーを固定できるので、ループを完全なパターンにでき、他にも《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》や《お清めシャラップ》を唱える等でも可能です。《永遠の少女 ワカメチャ》でも可能ではあります。《ワカメチャ》を蘇生させた状態で、《ワカメチャ》の墓地に送られた時の効果を処理する感じですね。
置換効果ではないので、なんか変なことになっている気がします。

ただし、《お清めシャラップ》の場合はマナにカードが落ちるので、不安定さが増大します。ループパーツが全て見えている場合しか使用してはいけません。(たぶん)

山札回復手段の選び方は環境に合わせましょう。私は環境をよく知らないし、このデッキだと緑抜きなので、序盤も使えそうな《ポクチンちん》にしました。

この山札回復方法ではデッキをシャッフルするので、次に何が墓地に置かれるかが不安定になりますが、そもそもこのループだと墓地にあるループパーツを全て回収できるので大丈夫です。(未検証)


では最後に、このデッキの勝ち筋、LOのループについて説明します。

私が知る限り、このループでLOの為に使用できるカードは2つあります。

1つが今回採用している《ライブラ・シールド》、もう一つが《アルカディア・スパーク》です。

普通に考えれば《アルカディア・スパーク》ですが、デッキレシピを作った時には忘れてました。(??????????)
しかしながら、両者ともにメリットがあるので、選択といった所でしょうか。いやでも《アルカディア・スパーク》の方がいいよ。

今回はとりあえず《ライブラ・シールド》の場合を説明します。(???)

【フィニッシュループ①《ライブラ・シールド》】

【ループ条件】
《ネロ・グリフィス》か《バウ・M・ロマイオン》の効果で、手札にある呪文を好きな数唱えられる状態。
手札に《ライブラ・シールド》、手札か墓地に《魔王と天使のサイン》がある。

【ループ始動方法】
《ネロ・グリフィス》か《バウ・M・ロマイオン》の効果を1つ消費することで、手札から《ライブラ・シールド》を唱える。(お互いの山札の一番上のカードがシールド化される)
その後、通常のループの操作を1回行い、《バウ・M》のcipの効果で『蘇生呪文』と《魔王と天使のサイン》を回収する。
《ネロ・グリフィス》か《バウ・M・ロマイオン》の効果を1つ消費することで、手札から《魔王と天使のサイン》を唱え、追加した自分のシールドを墓地に送る。
その後、通常のループの操作を1回行い、《バウ・M》のcipの効果で『蘇生呪文』と《ライブラ・シールド》を回収する。
初期状態。

【ループ結果】
1回の操作で、相手の山札を1枚シールド化し、自分の山札を3枚墓地に送る。

山札が切れそうになったら、《ライブラ・シールド》か《魔王と天使のサイン》を1枚犠牲にして《ポクチンちん》の効果でデッキに戻し、再び無限墓地肥やしで片割れが回収できるようになったら、このフィニッシュループをするわけですね。

次に《アルカディア・スパーク》を使う場合を説明します。

【フィニッシュループ②《アルカディア・スパーク》】

【ループ条件】
《ネロ・グリフィス》か《バウ・M・ロマイオン》の効果で、手札にある呪文を好きな数唱えられる状態。
手札に《アルカディア・スパーク》がある。

【ループ始動方法】
《ネロ・グリフィス》か《バウ・M・ロマイオン》の効果を1つ消費することで、手札から《アルカディア・スパーク》を唱え、上の効果を選ぶ。(相手のクリーチャーを1体山札に戻し、1ドローさせる)
その後、通常のループの操作を1回行い、《バウ・M》のcipの効果で『蘇生呪文』と《アルカディア・スパーク》を回収する。
初期状態。

【ループ結果】
1回の操作で、相手の山札を1枚ドローさせ、自分の山札を1枚墓地に送る。


こっちのほうが楽じゃん。必要枚数も少ないし。

とはいえ、このループって結局「無限に手札から呪文を使えるよ」ってだけなので、《バウ・M・ロマイオン》の効果で唱えられる呪文で、LOなり特殊勝利が狙えるデッキなら、別になんでもいいです。
なぜか思いついたのが《ライブラ・シールド》だったって話です。

ただ《魔王と天使のサイン》か《黒歴史の白詩集》は、パーツの盾落ちケアになるので欲しいですね。
《アルカディア・スパーク》と同じように使えば、盾を全て墓地に送れるので、呪文であれば《バウ・M》で回収できます。

【ループ方法まとめ】

ループについて、まとめるとこんな感じになります。

①場が《マグナム》《ネロ・グリフィス》《バウ・M》の状態で、《マグナム》のスタックが2つ溜まるようにし、《バウ・M》を破壊。

②剥がれたEXライフを利用して、《バウ・M》の効果で墓地から呪文を回収することで、山札の中の呪文を手札に加えたり、墓地に落としたりする。

③手札に加えた『蘇生呪文』を、《ネロ・グリフィス》《バウ・M》の効果で再び唱え、《バウ・M》を蘇生する。

④余った《ネロ・グリフィス》《バウ・M》の効果で、盾を墓地に送ったりする呪文や、LOに使える呪文を使用する。

⑤山札が少なくなったら、墓地にパーツがない状態で《ポクチンちん》を蘇生させ、山札を回復する。

終わり。

【このデッキの特徴】

さて、ループ手段はわかりましたが、じゃあこのデッキ、どう運用するんだと、気になりますよね。気になってください。

その前に、このデッキが他デッキと比べてどう優れているか、弱点は何かを知っていた方が分かりやすいと思うので、お伝えしておきます。

【このデッキの強み、特徴】
・オリジナル環境で使えるループである。
・ループ手段に召喚や攻撃等を含まない、トリガーのみのループの為、置換や「~できない」以外のメタが効かない。(例として、自分のターンでのループ中はオニカマスのバウンス効果を挟むタイミングがない。)
・天門や蘇生札、もしくは相手の攻撃に対するブロック等をトリガーに、相手ターンにループを開始できる場合がある。
・ループ開始手段が豊富である。
・《ネロ・グリフィス》と《デバウラ》と『蘇生呪文』による疑似無限耐久も可能であり、時間稼ぎの手段がある。(この『蘇生呪文』には《魔王と天使のサイン》も含む)
・ブロッカーやトリガーが多い為、純粋なビートに対して強く出れる。
・盾落ちケアカードがループに必要なので自然に採用できる。(《アルカディア・スパーク》を使用する場合は別に必要じゃないが)
・《ルルフーラ》が居れば、ループ手順に必要な呪文が全て光な為、《ジャミング・チャフ》や《シャッフ》《本日のラッキーナンバー》等の呪文封じを無視することが出来る。
・破壊での除去に一定の耐性があるので、準備段階でも除去での対処が難しい。
・《リツイーギョ》《達閃》等、1回踏み倒しが許されるメタクリーチャーに対しては《灰燼と天門の儀式》のバトル効果で除去出来る。
・多色クリーチャーである《ネロ・グリフィス》《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、多色呪文である《灰燼と天門の儀式》《魔王と天使のサイン》がループの核なので、《ドルファディロム》の影響を受けづらい。(唯一《ライブラ・シールド》が影響を受けるが、《バウ・M》がこれ見よがしに《ドルファディロム》のパワーを500上回っているので、多分大丈夫)(《アルカディア・スパーク》の場合は本当に全て多色である)
・《百発人形マグナム》が《ゼロ・ルピア》系ループに刺さる‥‥かもしれない。(詳しくない)

【このデッキの弱み】
・《とこしえの超人》《リツイーギョ》《ギャイア》等、置換するメタや、《検問の守り 輝羅》の「手札以外からカードを出せない。」等のメタが1枚でもあるとループすることが出来ない。
・《希望のジョー星》《パルテノン》等のメタにも引っかかる。
・勝ち筋がLOなので《神の試練》を使うデッキには何もできない(《神の試練》のLOしない効果を使われた時点で負けな気がするが)
・ループ開始条件がそこそこ多いので、準備に時間がかかる。
・準備段階での展開手段の多くが踏み倒しなので、そこで踏み倒しメタがあると難しい。

と、エアプがわかる範囲だとこれぐらいです。おそらく漏れが多いと思いますがご容赦ください。

【運用方法】

まず、手札を揃えます(?)

今回採用しているドローソースは《コアクアンのおつかい》のみ‥‥なので、耐久しましょう。

方法は簡単。場に《ネロ・グリフィス》と《デ・バウラ》、そして手札に《デ・バウラ》を蘇生できる呪文、今回だと《灰燼と天門の儀式》《襲来、鬼札王国!》《魔王と天使のサイン》のいずれか1枚を揃えるだけです。

《デ・バウラ》が破壊された時、《ネロ・グリフィス》の効果がトリガーし、手札から『蘇生呪文』を使用し、即座に《デ・バウラ》を出します。《デ・バウラ》のcipで先ほど使った『蘇生呪文』を回収します。
これでパワー4000以上の攻撃が来たらブロックして、ゾンビのように復活してまた守らせます。
無論、《デジルムカデ》等のタップインや、破壊以外の除去、《ネロ・グリフィス》への除去でどうにでもなるので、あくまで1つの手段、プランAと捉えましょう。プランBはトリガー頼みです。

また、《マグナム》を引いた場合、場に出した方が「アイツに天門使わせたらループ始動するじゃん」と圧力をかけられます。実際には手札にパーツ揃っていなくても。
《マグナム》の除去に走らせて遅延させましょう。墓地に行った《マグナム》は蘇生呪文でどうにかして場に出します。頑張ります。

ループを阻害するカードが出しだい、即刻除去しましょう。《希望》を《映えタタキ》したり、《とこしえ》を《エタガ》したり。《エタスパ》はどちらにも対処できるので、ループ前の障害排除に使用しましょう。最悪《テック団》で全てを無に‥‥できれば‥‥いいですね

【さいごに】

正直言いますと、これがどれぐらい強いか分かりません。

比較対象としては【ナウオアネバーループ】が上がると思いますが、ドローソース等によるリソースの確保、場になにも居なくても始まるループ、5コストがあればループに入る速度、どれをとっても負けている気がします。

幾分かそれと差別化できる点があると思うので、環境にはいかなくても、地雷枠的なポジションでいてくれたらうれしいな‥‥と思ってます。かつてファンデッキで「強い!!好き!!!」と使っていたカードが、環境でちょろっと顔を出しているというだけでもうれしいと思うので。多分。嫌われるぐらいに強かったらどうしようとも思ってますが。流石にないかな‥‥?

ある程度自由枠があると思うので、5Cにして速度を高めたりとか、デドダム突っ込んだりとか、デイガで頑張ったりとか、色々型も調整が効くと思います。


最後になりますが、エアプの老害による突飛な構築の話を最後まで目にしてくださり、ありがとうございました。発表→構築→記事執筆と、徹夜でやってるので絶対ガバがあります。見逃してくれ。
というかTRPGの記事を書くためにnoteを登録したはずなんですけど、デュエマの記事を書いてるのはなんでですかね?

ともかく、今から私はヘブニアと鬼札王国買ってきます。調べてないけど絶対高い

2021/07/08 追記:
この記事で解説できなかった《闘うべき時!!》の考察等をする記事を投稿しましたので、よろしければぜひ。


【おまけ①:カード一覧】

このデッキに入りそうだな、と思うものを列挙します。
所詮はエアプの戯言なので、漏れが大量にあると思いますがご留意ください。
また、このリストは書いた時期が若干古く、内容がおかしいかもしれません。

【確定枠】
《魔光大帝ネロ・グリフィス》:ループの核
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》:ループの核
《百発人形マグナム》:ループの核
《灰燼と天門の儀式》or《襲来、鬼札王国!》:ループの核。左右の選択だが、《灰燼と天門の儀式》は《デバウラ》の無限自壊に利用できる為、優先度が高め。
《魔王と天使のサイン》or《黒歴史の白詩集》:ループの核。同時に受けや展開、盾落ちケアに使用する。展開を重視するなら《魔王と天使のサイン》、メタクリーチャーの除去を重視するなら《黒歴史の白詩集》か。ただし、《黒歴史の白詩集》は盾焼却が強制で、レインボーナスも強制な為、ループの阻害になる可能性が高い。
《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》or《アルカディア・スパーク》:ループの核。《魔光大帝ネロ・グリフィス》《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果で使用できるLOの手段。また、クリーチャー面でクリーチャーをシールド化できる為、天門時の除去としても使用できる。

【選択ループパーツ】
《魔光王機デ・バウラ伯》:《ネロ・グリフィス》と蘇生呪文と組むと、4000以上のクリーチャーの攻撃を無限ブロック出来るようになる為、便利。また、《ティーゾリス》の破壊の餌としても使用できる。
《帝神龍装 ティーゾリス》:簡単に《ネロ・グリフィス》の効果を2回トリガーさせることが出来る為、優秀。
《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》:山札回復用。やや不安定な回復効果なので、採用は1-2枚程度。
《鬼人形ブソウ》:山札回復用。1枚墓地にあればループが安定するので、1枚でも十分。
《ポクチンちん》:山札回復用。《魔王と天使のサイン》では出せないので、《灰燼と天門の儀式》or《襲来、鬼札王国!》で出す必要がある。墓地や踏み倒しメタとしても機能するので、複数積みしても問題ない。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》:山札回復用。好きなカードを墓地に戻すので、戻したくないループパーツ等をそのままにして置ける。クリーチャー面での使用が出来、汎用性が高い。どちらも回復効果が不安定なので、1-2枚あると良い。

【展開・安定性確保等のカード】
《ヘブンズ・ゲート》:ループに必要である《ネロ・グリフィス》等を一気に展開できる為非常に相性がいい。
《ダンディ・ナスオ》《伊達人形ナスロスチャ》:確定で墓地に落とす。ループ中に蘇生してのデッキアンダーへのケアや、序盤のパーツ落としに使用できる。
《カラフル・ナスオ》:墓地加速要因。序盤にマナに埋めてしまったループパーツを墓地に送る事も出来る。また、色調整にも。
《悪魔妖精ベラドンナ》:マナブーストやハンデスが出来る。また、召喚時に自壊するファンキー”ナイト”メアであるので、《ネロ・グリフィス》の効果の誘発に使用できる。
《アヴァラルド公》:呪文主体である場合は採用価値が見込める。
《ケンザンチャージャー》:ループに必要なカードがほぼ呪文とブロッカーなので、相性が良い。
《パーフェクト・ダークネス》:汎用性の塊。4コス以下のクリーチャーを多く使う場合や、単純にハンデスしたい場合、メタクリーチャーを破壊する場合等、多くの場合で採用が見込める。
《魔弾バレット・バイス》:《パーフェクトダークネス》より1コス軽く、ナイトマジックが働けば同量のハンデスを行える。《ネロ・グリフィス》で打つこともできる点が差別化ポイント。
《フェアリーミラクル》:5Cにする場合に雑に突っ込めば、3→6で天門が使えて、ループ開始を大幅に早めることが出来る。
《ミラクルスター》:ハンデスメタかつ呪文回収と天門と相性がいい。

【対メタ】
《メチャ映えタタキ》:《希望のジョー星》があると《ヘブンズ・ゲート》や《ネロ・グリフィス》の効果が使用できなくなる為、それを破壊する。その他《ゼロ・ルピア》や《検問の守り 輝羅》の除去が行える。
《奇石ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》:同様に《希望のジョー星》メタ。《希望のジョー星》が無い時は《ネロ・グリフィス》の効果でも使用でき、クリーチャーとして出せばハンデス対策にもなる。
各種マッハファイター:ループ手段が墓地からの蘇生なので、《とこしえの超人》《洗脳センノー》が非常にキツい。また、ループ前の準備としてクリーチャーを展開する必要があるので、《オニカマス》や《ミクセル》も、ループの遅れに直結する。《Disノメノン》等が採用選択肢となる。
《テック団の波壊Go!》:低コストのメタクリーチャーや、《希望のジョー星》を一度に吹き飛ばせる為、《バウ・M》のEXライフが墓地に送られた時の効果で唱えることで、上記の問題をすべて解決できる。ただし《ネロ・グリフィス》の効果の範囲外。
《ルルフーラ》:光の呪文を唱えられなくなる効果を無視できる。ループで使われる呪文は全て光の呪文なので、《ジャミングチャフ》中でもループ出来るようになる。また、ハンデスへの対策としても有効的で、《ヘブンズゲート》との相性がいい。

【メタ】
《ダルピ・ルッピー》:ファンキーナイトメアのメタクリーチャー。他メタクリーチャーと比べるとメタ効果が微妙だが、ナイトである点を活かして、《ネロ・グリフィス》の横に居るだけで牽制が出来る。
《バリバリ・ケドケド》:ファンキーナイトメアのメタクリーチャー。メタ範囲がやや狭いが、このループには支障がないので、環境によっては採用が見込める。
《奇石ミクセル》:色が合うメタクリーチャー。また、呪文であるため《デバウラ》等で回収が可能。
《とこしえの超人》:緑を入れるならば採用が見込めるメタクリーチャー。

【おまけ②:レガシー版ループ手順】

何故か《バウ・M》の手札から呪文を使える効果をループでは使えないと思い込んでいた時間帯があって、その時に記したループです。
実現可能ですが、《バウ・M》が絡むループが非効率的に書かれています。
参考程度にどうぞ。

【ループ条件】
〇場
1回の破壊によって《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果が2回以上発動できる状態。
《ネロ・グリフィス》が2体居るか、《ネロ・グリフィス》1体と《帝神龍装 ティーゾリス》が居るかが必要。
それに加えて《百発人形マグナム》が居る状態。

〇手札
《灰燼と天門の儀式》or《襲来、鬼札王国!》が1枚以上。

〇墓地
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》が1枚。
下記のループ開始時に破壊されるナイトが《バウ・M》でもOK。


【ループ始動】
上記の条件で、ナイトが破壊された場合にループが開始する。
《帝神龍装 ティーゾリス》のコスト軽減召喚時の効果や、
《百発人形マグナム》を《灰燼と天門の儀式》or《襲来、鬼札王国!》or《魔王と天使のサイン》で蘇生することで
《マグナム》の効果をトリガーさせる、
もしくは相手クリーチャーのアタックで《魔光王機デ・バウラ伯》が破壊されるでもOK。
(相手ターンでのループではオニカマス等の誘発する踏み倒しメタに阻害される為注意。ただし《バウ・M》はEXライフでこれを無視できる為、問題があるのはループ①のみ)


【ループ内容】(以下、複数選択肢があるカードは必須パーツで左に記載した1つのみを記載する)
①無限に《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果をストックする
上記の条件に加え、相手の場にパワー4001以上のクリーチャーが居る場合に使用できる。
また、このループには《百発人形マグナム》を必要としない。(いても問題はない)

《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果が2つストックした状態で、ストックを1つ消費して手札から《灰燼と天門の儀式》を唱え、《魔光王機デ・バウラ伯》を蘇生し、相手のパワー4001以上のクリーチャー1体とバトルすることで《デ・バウラ》を破壊する。
これによって《ネロ・グリフィス》のストックが2つ溜まる。
《デ・バウラ》のcip効果を処理し、墓地から《灰燼と天門の儀式》を回収する。
→《ネロ・グリフィス》のストック1つ消費ごとに、《ネロ・グリフィス》のストックが2増加する。
※このループ自体には発展性がないので、ストックを無限に貯めたい、手札に蘇生呪文がある場合に、ストックを消費して墓地の《百発人形マグナム》を出し、次のループに移りたい場合等に使用する。


②デッキトップを墓地に送ることで、《魔光大帝ネロ・グリフィス》と《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の効果をストックしながら呪文を回収する。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果が2つストックした状態で、ストックを1つ消費して手札から《灰燼と天門の儀式》を唱え、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を蘇生する。
これによって、コストを踏み倒して呪文を使い、クリーチャーを出したので《百発人形マグナム》の効果が2つストックする。
この2つのストックを用いて、EXライフごと《バウ・M》を破壊する。
これによって《ネロ・グリフィス》のストックが2つ溜まる。
《バウ・M》のcip効果を処理し、墓地から《灰燼と天門の儀式》と追加で呪文を1枚回収できる。
→《ネロ・グリフィス》のストック1つ消費ごとに、デッキトップを1枚墓地、呪文を追加で1枚まで回収、《ネロ・グリフィス》のストックが2増加が行われる。よって、デッキトップを墓地に送ることで《ネロ・グリフィス》の効果を好きな数ストック出来る。


③無限に《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果で唱えられる呪文を唱える
《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果を1つ消費することで、手札から呪文を唱える。
その後、②の操作を行って、追加で回収する呪文を先程唱えた呪文にすることで、もう一度③の操作を行える。
《魔王と天使のサイン》を繰り返し利用してシールドを全て墓地に送る事も出来る。


④相手のデッキを全てシールド化するループ(最終到達点)
条件:②が行える状態で、手札に《ライブラ・シールド》、墓地に《魔王と天使のサイン》がある。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果を1つ消費することで、手札から《ライブラ・シールド》を唱える。
その後②を行い、墓地の《魔王と天使のサイン》を回収する。
《魔光大帝ネロ・グリフィス》の効果を1つ消費することで、手札から《魔王と天使のサイン》を唱え、
《ライブラ・シールド》で追加したシールドを墓地に送る。
その後②を行い、墓地の《ライブラ・シールド》を回収する。
山札が4枚墓地に置かれる事以外は初期状態に戻る。


⑤デッキを回復する
上記の④のループでは、自分の山札もシールド化→墓地に送るので、これだけで勝利することは出来ない。
加えて②の操作でも山札を墓地に送っているので、先にライブラリアウトしてしまう。
それを解決できるデッキ回復は3種類ある。

〇5-1(【クリック】を用いた回復)
②の操作を行った数だけ、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》の「EXライフが墓地に置かれた時」の効果を使用できる。
これを用いて、手札から《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を使用して、手札から墓地に送ることが出来る。
もしくは、②の操作によって墓地に《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が落ちる事もある。
②の操作中、場に《バウ・M》、手札に《灰燼と天門の儀式》がある状態で《【クリック】》の墓地効果を使えば、②のループを阻害することなく山札回復が行える。
デメリットは山札回復が墓地全てである事と、シャッフルして下に行くので、②のループの過程で墓地を肥やせるとはいえ、ランダム性が強くなる点。

〇5-2(《鬼人形ブソウ》を用いた回復)
④で唱えた《魔王と天使のサイン》や、③の効果で蘇生呪文を使用することで、墓地にある《鬼人形ブソウ》を蘇生し、その効果を使う。山札の上に好きな数クリーチャーを置けるので、3枚デッキトップに置くことで、ループのパターン化も出来る。(④のループでは1操作でデッキが合計4枚削れるので、ブソウ以外に4枚墓地にクリーチャーが居れば確定出来る。)
こうして場に出た《鬼人形ブソウ》は、その頃には滅茶苦茶溜まっている《百発人形マグナム》の効果で破壊すれば、また蘇生することで効果を繰り返せる。
一番きれいで確実な回復手段。
手札からクリーチャーを捨てれる呪文があれば、《バウ・M》の効果で使用して墓地に落とせる。

〇5-3(《お清めシャラップ》を用いた回復)
《お清めシャラップ》が手札か墓地にあれば、《バウ・M》の効果で使用できる。
5-1の《【クリック】》と同じタイミングで使用すれば、②の操作を繰り返し行えるので、ループに支障はない。
ただし、マナにカードが落ちるので、不安定さが増大する。ループパーツが全て見えている場合しか使用してはいけない。
緑を入れる場合は選択肢に入る。

【おまけ③:構築中のメモ】

〇比較対象
ナウオアネバーループ。
あっちは手札抱えるだけでループに入れるので、かなり比較対象としては厳しい。
呪文メタにやや強い点で乗り切る他ない。

〇自問自答
Q.除去が鬼札とヘブニアとエタスパだけだったらギャイア出されたら詰まない?バウMが出ないじゃん。
A.詰む。エタガで何とか‥‥もしくは速度で。こっちは最速6ターン目なのに‥‥?もしくは無理矢理テック団で‥‥マナ加速入れないと辛いかもね。

Q.ドロソ欲しくない?
A.めっちゃほしい。コアクアンかな。ポクチン以外は回収できるしね。遅くなるけどベガスもいいかも。シェイパーはマグナム君墓地に落とすのがどうなんだろ。シェイパーでシェイパー握れるのは強いけど、3→4でマグナム立てれるのはコアクアンの強みかな。

Q.希望が辛い
A.映えタタキでボコボコにするしかない。幸運なことに赤入ってるし。あとエタスパ。

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