案を作って市役所に持っていき話をきいてもらった

今日、市役所に行ってきました。

先日、民生委員さんに動いてもらったことで、私の住む市内には親子間でお互い成人の場合、支援がないことがわかったので、「ないならつくる」を目的にひとりで動き始めました。経過は民生委員さんに言って、必要であれば相談に乗ってもらったり助けてもらいたい、とお願いしています。

はじめは、私と母と祖母が父からの精神的暴力を防ごうと考え動いていましたが、実際に動いてみると、私と母と祖母とでは、年代や父との関わり方(親子、配偶者、子供)が違うこととそれぞれの性格、考え方が違うことがわかり、私が母と祖母を巻き込んで動こうとすると逆におかしな方向に向かいそうだったので、考え方を変えて、私だけを守る、という方向で動くことにしました。

支援が空白の年代の私にはまったくサポートがないらしいため、市役所に(いちばん中心、情報が集まっている、たらい回しにされるのはこれ以上嫌だと思ったので)行って、受付で「家庭内暴力で相談したいことがある」と伝えて、(市役所には 直接DVに関わるところはないらしく)人権推進課の担当の方に話を聞いてもらえました。

月1回でいいのでソーシャルワーカーさんのような人に10分くらいでいいので家庭訪問をしてもらい、父親に「私が公的機関に守ってもらっていること」と「暴力のある家に公的機関が少しでも介入してもらうこと」で、私たちは暴力に合わなくても済む。この仕組みを作ってもらわないと困る、としつこく話しました。

そのくらい切実なのです。

どこに行っても「別居」をすぐに勧められる。今日話していて初めてわかったのですが、「相談に来たあなたをこの環境からすぐに離すには別居がいちばんだという判断で、みんなそういうのだと思う」と言われ、私も視野が狭くなっていて、きちんと「なぜ、別居できないのか」を言っていなかったのかもしれない、説明不足だったのかもしれない、と気づきました。

私が「私が家を出ると暴力がひどい状態にすぐに戻る、それが嫌で一度家を出たけれど、なんとかしたくて戻ってきた。今私も病んでいて、フルタイムで働くのは体力的にも精神的にもきつく、帰ってからすぐにぐったりと寝て、土日も寝ている状態になる。今は午前中だけパートに出て、あとはこれからできるだけネットを使って稼いでいくためのスキルアップに使う時間にしている。家を出て働くと、ずっと疲れが慢性的にたまってしまい、父親からの暴力も本質的に解決していなくいつも怯えている状態で、正直に言うと今すぐに別居する方向に動くとそのうち立ち向かう気力もなくなり死にたくなってしまうと思う」と伝えました。

ちなみに、別居をするときには、費用が必要で、もしお金がない場合は社共に借金をして生活をはじめるそうです。

はっきり言って、おかしな制度だと思いました!DVでひどい目にあった人が、精神的苦痛を受けているので普通の人の精神状態では過ごしていない人も多いだろうに(過緊張、脅迫観念、DVの映像と音の記憶が脳にはっきり残っている)自分のせいでもないのに借金を負ってそれを返すために普通の人よりも生活の質を落として生きていく、しかも、「逃げた」ことになるので、いくら警察や行政が引っ越し先を教えなくても、生きている限り「いつ見つかるか」におびえなければならないのではないか、と思いました。

弱者に対して理不尽すぎる。

18歳以下の未成年者に対しては、今日は詳しく聞いてないのであいまいな情報なのですが、児童相談所が保護して両親とは距離を取らせ、暮らすらしいです。(詳しいことを明日、別の相談所に行く予定になっているので、聞いてみようと思っています)

いくら暴力をふるっているとはいえ、いきなり両親と引き離すのであれば、あまりにも極端すぎる対応で、これも深いトラウマになるのではと思います。

私の家の場合ですが、私と父との間に行政が月に1回10分ほどの声掛け程度の家庭訪問(独居老人の見守りを応用する程度でいいのです)、というほんの少しの介入、その現実があるだけで、確実に暴力はなくなるのです。

父は「外の人」には私たちと全く違う顔(にこやか、冗談を言って明るそうにしている…どうも人格を使い分けているようです。)をしているらしいので、私が家での暴力をそのまま行政に横流しするのをおそらく極端に嫌がると思います。そうすると、私が告げ口するようなことを、できなくなる。

これが、本質的な解決になると思っています。

そして、なんとか作ってもらうために粘りました。

市役所の方は、「こういう話は出てきているので、作ろうかという話は出ている、ただ、ここでつくります、ということはできないし、ここでアドバイスできるのは、申し訳ないけど別居か警察」

と、またほかの相談所と同じ結論を言われました。

私は「今ない制度なのはわかっていて、作るために相談しに来た。じゃあ、どこだったらこういう制度をつくってくれるのか教えてほしい」

そうすると、一旦席を外されて、(おそらく)上司の方が来て、同じような話をすると、

…長くなってきたので、明日また続きを書きます。自分のための行動記録でもあり、同じように悩んでいるひとの何かの役に立てば。





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