完璧な母を求めすぎ

子どもが産まれた瞬間、1人の人間ではなく
「母」として見られる。
そう、たった1日で。

実家との距離が近いからか、
母の子育て論や祖母の何気ない「かわいそう」の一言が
気にかかり
私は必死に「完璧な母」になろうとしていました。
そんなこと出来ないとわかっていても。

私は私を殺してまで「母」にはなりたくない。

最近読んだ本なんですが
ボンベイさんの「家事なんて適当でいい!」

タイトルだけで選んだ本だったのですが
思った以上に自分に突き刺さるものがありました。

そう、完璧になろうとして
うまくいかなくなると、イライラして
子どもが可愛いのにかわいくなくなったりして。。
ニュースの虐待がありえない話とは感じなくなる。
私だけだと思っていました。

子どもが成長しても私は私。
それでいいと思える本でした。
子育て中、子育て前でも一度は読んでもらいたい一冊です。
多分、3日もあれば読破できるぐらいですので。


ちなみに我が家は「出来る人がやる」分担です。
例えば、食器洗いの洗剤で手荒れがひどくなる夫は
お皿洗いはしません。
その代わり、洗濯や掃除は夫がします。
私は主に料理を担当。
私は料理が好きだし、夫は綺麗好きなので
2人ともストレスにならずうまくこなせていると思っています。

全てを頑張るなんて、最初から無理とわかっていても
子育て中、特に初めての子育てでは
色々な情報を鵜呑みにし、必死で完璧にしようと
私だけでなく、夫も思っていたと思います。

私は毎日のように泣いていたし
夫はそんな私を毎日慰めてくれて
仕事から帰って疲れているはずなのに
授乳以外の育児は全てやってくれました。
本当に夫には感謝しかないです。
子育てに関しては、夫婦で話し合い
周りになんと言われようと、私たちの子育てをしよう。
と決めました。

年齢は幼くても1人の人間。
きちんと話をすればわかってくれるぐらい
言葉もわかるようになってきました。
いつまでも赤ちゃんではない。

私が幼い時に知りたかったこと。
言いたかったけど言えなかったこと。
子どもにはきちんと話してあげようと思います。

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