🌿1789見どころ紹介日記🌿第2回

2024年5月1日 15:49

こんにちは！今回1789見どころ紹介日記を書きます、ドンです。今回は1789のナンバー（曲）について勝手に語っていきたいと思います！

まず1789の音楽ジャンルについて紹介したいと思います！一口にミュージカルの音楽と言ってもジャンルはいろいろあって、1789のナンバーの多くはフレンチロックというものに分類されるそうです。普通のロックと何が違うんだ？と思いますよね！フレンチロックの方が暗く、耽美的な雰囲気を纏っているようです。（Q.耽美的ってなんですか？→A.美を最高の価値をもつものだとし、それに陶酔する様子。つまりわからん。）

ここからは何曲かナンバーについて書いていきます！せっかくなのでフレンチロックっぽいと感じたものをどうぞ

自由と平等

自由と平度　⭐️⭐️⭐️

この曲は主人公ロナン、革命家のデムーランとロベスピエール、ダントン、そして民衆たちが自身の思う自由・平等と現実との乖離を歌う曲です。歌の始まりは音の跳躍が少なく、平坦なフレーズで進んでいくためロナンや民衆の静かな怒りを感じます。ロナンのソロから始まって民衆のコーラスが増えていく様子は、抑えていた声が噴き出ているかのようです。繰り返されるフレーズも、民衆が歌うか革命家が歌うかによって全く違った意味を持つのが面白い（と私が勝手に思っている）曲！ぜひそれぞれの境遇に思いを馳せながら聴いてください！

この愛の先に

胸が苦しいんだけ度　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

農民の出自であるロナンと、王太子の教育係であるオランプが共に歌う曲です。お互い身分の差によって隔てられた世界に暮らしている二人のハモリは、主に3度の音の距離を保ったまま進んでいきます。あまり交わることなく、平行線上でそれぞれがメロディを歌っているのが切ないんですよ本当に。
「この愛の先に」というもののあとに続く歌詞はなんなのか、ぜひ聞いて確かめていただきたいです！二人を隔てる切ない振りにもご注目！

誰のために踊らされているのか

見極め度　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

「誰のために踊らされているのかよく見極めろ」という歌詞にもある通り、国王の言いなりにはならないぞ！という思いを歌ったアツい曲です。短調の調性で曲が進みます。一定のリズムを刻むベースとドラムによって曲が進んでいき、低音によった音構成になっているのが反撃の意思を煮えたぎらせる民衆を表しているかのよう。
ここで最初からどじゃーんって曲調が盛り上がって革命じゃあーってならないのにびっくりしました。気持ちが盛り上がるシーンなのにはじまりはどこか冷静、おしゃれだ…すき…。

サイラモナムール

アムール度　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

革命へ向かうものたちが、愛する者を泣かせないと誓いを立てる曲です。歌詞をみると結構アムールなことを歌っているんですが、曲を聴くとイメージより曲調が暗くて頭がバグります。これが暗いロックってことなのか…！？（単純）
曲中で何度も繰り返されるCa ira と言う歌詞は、「きっとうまく行く」という意味。革命に希望を見出すいろんなカップルの様子をご覧ください！
余談ですがこの曲、曲名を文字ってみーあでは再履モナムールと呼ばれることがあるのですが私は独自のさいならムール（👋）と言う呼び方を密かに推しています

さて、ここでナンバー紹介は終わりです。お気づきの方もいるかもしれませんがここまで紹介した4曲の主要な調性は全て短調です！私が短調の曲ばかり選んで紹介したのもそうですが、1789のナンバーにはそもそも短調の曲が多いのです！

こんなに短調のナンバーが多い作品なのに、単調になっていないのが魅力の一つでもあると思います！（あっ、ダジャレになっちゃったー！）
もちろん長調のナンバーもありますので、ぜひ劇場でご確認ください！！！

〜公演情報〜
6期生新人公演
❄️『アナと雪の女王』❄️
2024年5月26日(日)
@池田市民文化会館アゼリアホール小ホール

第12回公演
🇫🇷『1789-バスティーユの恋人たち-』🇫🇷
2024年7月14日(日)
@なるお文化ホール
両公演ともに完全予約制・無料

〜ライター紹介〜

🎸名前：ドン
🎸役割：トゥルヌマン、アンサンブル
🎸一言：ロックって聞くと54って言いたくなりがち

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