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汎発性脱毛症が眉のアートメイクをしました。

私は汎発性脱毛症という病気で全身の毛がありません。

高校1年生の頃に10円ハゲができ、10円ハゲが500円ハゲになり、その500円の数が増え、身体中にも拡がっていきました。

髪の毛が無いので基本的に家にいるとき以外はウィッグを被って生活をしています。ムダ毛の処理はもう10年以上したことがありません。

そんな私が今回眉のアートメイクをしてきました。

そもそもアートメイクとは

専用の道具(針や色素)を使用し、眉やアイラインを書く施術のことを言います。入れ墨のようなものを想像されると思いますが、入れ墨のように深い真皮まで染色をしないため、新陳代謝によって徐々に薄くなっていくのがアートメイクです。
引用:アートメイク・メディカルエステ

入れ墨を入れてしまうとMRI検査を受けることができないことは有名だが、一般的にアートメイクに使用する色素はMRI利用可能であることが多い。

スッピンと外出時のギャップを少しでもなくしたい

家にいるときはウィッグはかぶらない。だって、暑いしチクチクするしゴロゴロできないし。とにかくウィッグをかぶっているときはリラックスできない。なのでお坊さんみたいなつるつるの頭のままでいることが多い。寒いときは綿100%の帽子をかぶることもある。どんなものかというと、ドラマや映画でがんになり髪を失った登場人物が病床でかぶっているアレです。

化粧もしません。ということは眉も睫毛も無い。人相が悪く、目元はぼや~っとしている。できれば鏡を見たくない、自分の顔なのに目をそむけたくなる。

こんなんじゃ、結婚どころか同棲すらできない気がする。そんな思いが異性関係を消極的なものにさせている。

外で働き遊んでいる私と、家の中にいる私は別人のようだと思う。外出時の”普通の女性”に擬態した私の容姿を褒められても、心底嬉しくない。本当の私は、髪の毛もないし顔ももっと薄いんだから。

でも脱毛症で全身の毛がない私も、ウィッグを被り女性らしい化粧をした私も同じ”自分”なのです。

少しでも”脱毛症の自分”を愛せるようになりたい。そんな思いも込めてアートメイクを受けることを決めました。

結論:「アートメイクで人生明るくなった!」

施術が終わり手鏡を渡されたときの感動は忘れられません。
眉に毛が生えてる(ように見える)のは何年ぶりだろう―――。なんでもっと早くしなかったんだろうと後悔さえする。

ああ、これで毎朝ゼロから眉毛を描かなくてもいいんだ…!
アイブロウ3本使いでいかに自然に見えるかに苦慮する日々ともおさらば。たった10分の外出の為にもいちいち気を張って描いていた。無くなったら困るのでいつもストックも多めに持っている。

汗をかいても気にしなくていい。消えたときの為に持ち歩いていたアイブロウも不要。そう簡単に消えては困るのでクレンジングでは眉が一番落ちにくい。でもそれももうなくなる。爪で掻いたり汗を拭きとっても消えない。

大げさかもしれないが、私の人生が明るくなった瞬間の一つになると思う。


とはいってもまだ施術をしてから24時間も経っていないのですが。
今後経過の記録も併せて、これからアートメイクをする方々へ参考になるような記事も書いていけたらいいなと思います。
金額について、実際の施術の流れ、日本と韓国で受けるなら渡航費を含めどちらがお得か?等々。


以上

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