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生命保険③

翌日、

担当者から電話がきて

「早く、高度障がい保険金を

受け取ったほうがいい」

と言われました


高度障がい保険金を受け取るために

高度障がい認定をしてもらい

その証明を出してくれたら死亡した

ときの金額と同じ額が貰えるから

そうしてほしい。


所長もそうしたほうがいいと

言っているよ。と言われました。


私は、力が抜けて涙が止まりま

せんでした。

死亡したのと同じと言った

うちの子は生きています

なんてデリカシーのない低脳野郎

なのかと。


それに、ドクターが

認定を出すには治療が終了して

ある一定期間様子観察が必要で

すぐに認定!

にはならないんです


そんな勉強もせず無神経な

言葉を使うなんて

やっぱり保険屋だわ

と思ったものでした


他にも医療保険に入っていました

が、結局、治療が終わり退院しないと

請求できないこともわかりました


なんだ、使えないじゃん


私みたいに母子家庭で、

なんの保障もなくしかも娘の状況を

聞いて勤めていた会社は、

人手が足りなくなるのは困る

いつまで休むのかわからないなら

辞めてほしいと言ってきたのでした


生活保護の申請にも行きました

でも。

事故は後からお金が入ることが多い

ので申請もできません

と断られました


議員さんにお願いして一緒に

申請に行ってもだめでした


結局誰も助けてなんてくれない


どうしろっちゅうねーーん

って感じてす


結局は実家に頼って

情けない限りだったのです


で、高度障がい保険金。

これは、

高度障がいと認定された時に

社会的死亡とみなされ亡くなった時と

同じ額の保険金が支払われるのです


もっというと、

娘の保険には

リビングニーズ特約というものが

ついていました。


リビングニーズ特約とは

ドクターから、

余命半年ですと宣言された時に

死亡保険金の一部を前もって

受け取れる制度なのです


このお金を使って、

治療に充てたり、

家族との思い出つくりなど

余命期間を充実させるための資金として

使うことができるのです


この特約についてもついていることを知りませんでした

後々、

わたしが、

保険屋さん、このままではダメでしょう

私が保険業界変えてやる!


って保険業界に転職し

勉強していくうちにえ〜ついてたのか…

と愕然とした特約がこれでした



どんなに良いもの。

その人に合っている保険に

入っていても、

その使い方を知らなければ

使うことはできません。

請求しなければ受け取れないからです。


なので、

担当者は大切なんです。

担当者が教えてくれるから

その時が来たら、安心して請求し受け取れるのです。


生命保険は、受け取るために入るのです。


誰かのその時の欲求を満たすために

入るものではないのです。


人は、保険に入ろうとするとき、

掛け捨てなのか貯まるタイプのもの

なのかと商品選びから始めたがります


そうではなくて、

なぜ保険にはいるのかという

保険の目的を

明確にさせてそこから選んでいくと

賢い保険の加入の仕方となります

無理無駄は必要ありませんね。


保険でできることは

遺された遺族の生活を守る

子供に教育を与えることができる

働け無くなった時にその生活を守る

また再び家族と暮らすことができる

かもしれないチャンスとなる

この4つです。



保険は愛です。

ご自身の愛を保険という形にして

みてくださいね