VRoid製MMDモデルの両足の間隔狭い問題を解決する
VRoid Studioで制作してMMD用に変換したモデルにモーションを流すと、たまにこんな風になってしまうことがあります。
(画像:しろたび様作「Happy Halloween」のモーション)
足が閉じすぎてて靴が融合している!!
モーションを修正して直せないことはないですが、こうなってしまう箇所が多いと一つ一つ直すのは骨が折れます。
そこで調べてみたところ、
「VRoid変換モデルは初期ポーズで足が閉じ気味なのが原因」であることが判明しました。
ちなみに上の記事を書かれているのっそり猫さんの「MMD変換したVRM(Vroid)を使いやすく最適化」プラグインはマジで便利なので、使っていない方がいればぜひ導入をおすすめします。
一応記事でも足IK親を追加してボーンをX方向に開いて…という補正方法が書いてあるのですが、VRoidを触り始めた延長でMMDをいじるようになったばかりの私はあたまのわるいひとの顔になってしまったのでモデルの初期ポーズを変更してみることにしました。という覚え書きノートです。
それではやってみよう
用意するものはPMXEことPMXエディタ。vrmファイルをpmxファイルに変換してからちょっとでも調整を加えている方はすでに使っているのではないでしょうか。
①まずPMXエディタを開き、モデルを読み込みます。この時モデルさんが両手を横に広げてまっすぐ立っているこのポーズが初期ポーズです。MMDに読み込んだだけの時もこのポーズですね。
②モデルさんが映っているPmxViewウィンドウの「子窓」から「T」のボタンを押します。別ウィンドウが開くはずです。
③開いたウィンドウはTransformViewといい、モデルを動かすことができます。足首あたりにある「右足IK」と「左足IK」をドラッグしてモデルさんの足を少し開きます。
開き具合は他のMMDモデルを参考にするとよいかと思います。
④こんなもんかな~と思ったらTransformViewの「ファイル」から「現在の変形状態でモデル形状を更新」をクリックします。PmxViewでモデルさんのポーズが変わっていればOKです。
できた!!!
調整前と比べてみるとこんな感じ。
冒頭のモーションも自然になりました。
ちょっとしたことですが、お困りの方のお役に立てばうれしいです( ˘ω˘)
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