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古めのタブレットにROM焼きした話

キッカケ


秋葉原のワールドモバイルで良さげなリーダー用のタブレットを探していたら、状態がとてもいいZenPad 8(Z380KL)を見つけました。
値段は税込みで2200円。
軽く動作確認して問題なしだったので購入。

しかし…大事な点を見落としてました。
市販モデルではなく、法人向けモデルであることを。

法人向けモデルだと、何が違うのかと言いますと、
SoCはSnapdragon 410で画面の解像度もサイズも対応バンドも一緒です。
(余談ですが、楽天モバイルでは4Gでのデータ通信のみ対応してるのと事。古いタブレットなのにすごいなぁと…)

肝心なメモリ容量が2GB→1GB、ストレージ容量が16GB→8GBに減ります。
わざわざ減らす必要もないだろうに…それより、無駄なプリインストールアプリを減らせばいいのにと思ったのは内緒です。

メモリが減るのはまぁ譲っても、ストレージが8GBだと色々と工夫しないと、私の用途だとギリギリです。
その上、Android 5.1止まりなので、OSもかなり古いです。
なので、どうにかできないか検索した結果。
簡単にROM焼きができることを知ったので、することにしました。

いざ、ROM焼きへ

やり方はとても簡単です。
ここここを参考にすれば、簡単です。
ただし、lineageOSのリンクがなかったのでここに貼っておきます。
また、GAPPSが必要になりますが、必ずARMを選んで下さい。
ARM64だと失敗します。
そして、今回は法人向けモデルということもあり、Android 7.1のpicoにしました。
picoはPlayサービスくらいしか入ってませんので、容量削減にはもってこいです。
必要なGoogle系アプリは、自分でインストールしてください。
しかしその分、デフォルトでもストレージが5GB近くは空きます。
(初期ROMは3GB近くでかなり厳しかった…)

余談

本当は、Android 8にしたかったのですが、対応するのが見つからず…
でも、よくよく思えばSnapdragon 410搭載端末でAndroid 8まで上がった機種を見たことないので、SoCの問題でしょうね。
(後継のSnapdragon 425がAndroid 7で使われ始めたのも大きいでしょうね。)
まぁ、もし手頃なおもちゃ…もといリーダーを探していて、たまたまZenPad 8が見つかったらお試しあれ。
※SIMフリーモデルのみでのやり方です。

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