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私が尊敬する人(現在編)


ということで、
出会い編、回想編と読んでくださりありがとうございました。

まだまだ心に残ってるエピソードはたくさんあるけれど今後少しずつ出していこうと(笑)



この記事を書いている時に
人を尊敬する時ってどんな時だろうと考えた。


考えてみれば、非常に申し訳ない話ではあるが、山下監督に出会うまでその存在を知らなかった。
そもそも高校3年のあの時、
ふと陸上を続けたいと思うまで実業団という世界に興味すら無くなにも知らなかった。
誰が強いのかとどのチームが強いのかも。
もちろん、大先輩の渋井陽子さんの話は監督から事あるごとに言われてきたので知っていたが、はたして渋井陽子さんとは3次元に実在するのか?と思うくらい逆に遠い存在すぎて尊敬の仕方が難しかった。


いつから私の中で尊敬する人=山下佐知子監督になったのか、、、

山下監督のおかげで練習していくうちに自分のタイムが伸びていったことであったり、
チームでは底辺レベルの私にも一つ一つを丁寧に教えてくださったこと、
練習以外で腐らないようにいい具合に雑談も交えてくれたことなどたくさんの恩がある。

そして元々選手としてすごい方だったということも理解していたが、それだけが理由ではなく、
1番大きな理由はきっと

過去の自分の功績を自慢しないことだった。

他の選手に対してどうだったかは分からないし、私はレースや練習の失敗が多い選手だったのでレベルを合わせてくれたのか、
どちらかというと山下監督自身が失敗した時の話の方がたくさん聞いた気がする。

そこから山下監督の過去の戦歴やどんな選手だったのかを調べるようになったし、もっと知りたいと思うようになった。

尊敬する気持ちってそうゆうところから出てくるんだろうなと思う。

すごい記録、すごいタイム、すごい練習内容、
それらは実際に自分には出来ないようなことでもすごい!憧れる!で終わってしまう。

でも尊敬するということは私の中で少し感覚が違っていて、
すごい、憧れるにプラスして人格や謙虚さをその人に感じるか否か。というところが大きいようだ。
尊敬とは案外身近で行動を共にして初めて生まれる感情、という結論。


尊敬されようと自分を大きく見せるのでは無くありのままの自分でいて謙虚で人格者、、、
うーん。難しい(笑)
こんな私にもいつか
Q.尊敬する人は?
A.下門美春
と書いてくれる人が現れるのだろうか。
とにかく今はそんな日がくることを願いつつも自分の決めた道を邁進するのみだ。


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