【番外編】マスク生活から知った言葉の重み。
日本には変なマスクの文化がある。
風邪、病気ではないのにマスクをする。
もちろん、
うつらない・うつさないという予防は大切で、
私もレースや遠征、ターゲットレース間近の外出の際はマスクを着用する。
だが、海外レースに出場した際、
マスクをして移動しているとジロジロと視線を感じた。
後から知った。
海外、特にアメリカやヨーロッパでは
余程の重傷でない限りマスクはしないらしい。
あのとき私は周りから見たら
重症患者だったようだ。
なぜこんな文化の違いがあるのか?
日本には忍者というものがあるから
口元を隠す血でも騒ぐというのか、、、?
ある日、Twitterで回ってきた記事を見た。
アメリカ人と日本人留学生の話
日「なぜアメリカ人はマスクをしないのか?」
ア「口元を出すのはヒーロー、口元を隠すにはヴィラン(悪役)が多い。」
日本の文化とは、、、(笑)
しかし納得する部分もある。
マスクをすることが善か悪かの判断基準という部分ではなく、口は私たちにとって重要なコミュニケーションツールというところ。
表情を作り上げるパーツであり、
意思を伝えるための「言葉」を発する。
挨拶、応援、日常の些細なこと、優しい言葉、そして傷つける言葉も、
全部同じ一つの口から出ている。
先程の「口を出すのはヒーロー、口を隠すのはヴィラン(悪役)」
最大の違いは隠すか隠さないかということではなく、口から出す言葉の重みと責任、大切さを理解しているか、の違いだと感じる。
自分が発した言葉で、
人を救うか傷つけてしまうかを判断できるか。
ということ。
もちろん常々発する言葉1つ1つに気をつけることなど不可能だが、
人は考えることが出来る。
考えて、考えて、
口にするのはいい言葉でありたい。
その言葉が表情を作り、人間性を作るからだ。
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