Uchim-ractさんにロゴを作ってもらい感激したこと。

2010年に父が亡くなり、2015年に私が引き継いだ会社を、この2020年に復活しました。
その中で、会社のロゴ、あった方がいいなと思っていた中、みつけたこのロゴ。

ワースホワイルの美樹さんのロゴ
美樹さん、それ、めっちゃいいじゃん。
どこで作ったの??と聞いたら
Uchimuractの内村さんをご紹介いただくことに。

実はちょっと繋がりがありまして、「○○(私)さんが言うなら、やりますよ。こんな風がいいとか、イメージをください」って言ってくださいました。

まぁ、なんにせよ、言葉にするのが下手なので、

有限会社 東信保険サービス
というのですが、もともとは長野県の東信地方、真田町という町にある会社です。
真田一族の発祥の地になります。
そして、私の祖先が真田幸村に繋がっておりましてできればこのあたりの思いをロゴに入れられたらなと思っています。
そこで、参考になりそうな家紋の絵を載せますので、このあたりから派生するようなロゴだと大変ありがたいなと思っています。

画像はじゃらんさんからお借りしました。

雁金が一番のご希望との事ですので、
顔つきをもう少し触って"らしく"見える感じにお作りしようかと思うのですが
いかがでしょうか?
リアルな雁金はお察しの通りカモのようなシルエットの鳥ですので、
現状のびっくりしたスズメのような顔立ちから(これはこれで可愛いと思うのですが)、
カモのような雁金の顔立ちにすると印象も変わるかと思います。
私の親が和裁をしていたり、古い友人が京都の呉服屋だったりということや
日本の古くからあるデザインという事もありまして、私自身も家紋に興味があります。
それをロゴマークにされるなんてステキだなと思います!
家紋の由来や意味なども少し調べてお作りさせていただきます。

もう、この時点で

すごい!!

って感動😭

デザインのベースはご要望にございました通り家紋をベースにしております。
その中で結び雁金紋を使用しましたのもご要望に合わせた事もございますが、
お仕事上3つ紋の中でも結び雁金紋が最もピッタリだと思いましたので、
ロゴマークに使用させていただきました。
真田家の紋について調べてみましたところ、それぞれ下記のような使い分けをされていたようです。
・六文銭紋…主に戦の際(戦時)に使用された紋のようです。
・結び雁金紋…主に平時に使用された紋のようです。
・洲浜紋…主に祝い事などで使用された慶事用の紋のようです。
このように保険という事業は、平時に備えるものですし、保険に入ったとはいえ平時である事が一番ですから
掲げられるなら結び雁金紋が一番ピッタリだと思った理由です。

また事業やお客様の飛躍を願って、少し変形させて飛翔しているような雰囲気で作らせていただきました。
頭の部分はそのままだと、あまりにも可愛らしいというか、お仕事の雰囲気には合わない感じでしたので本物のカリガネ(という種類の鳥が本当にいるんですね!)の写真を基にシルエットをお作りいたしました。
こちらの方が飛んでいる感じもよく出ましたので。
色味についてですが、真田幸村の赤を使用したのですが、単純に「真田幸村といえば赤のイメージ」ということで
赤にした訳ではございません。
使用している際は紺や緑など誠実な印象や爽やかな印象を出しやすい色を使用する予定でした。
昔、赤(朱色)は武田信玄なども使用しておりましたが、そのためか赤備え(武具を赤で統一すること)は「選びぬかれた屈強な精鋭部隊」という認識があったようです。
実際武田軍は強かったので、その印象が刷り込まれたのでしょう。
また、朱色の染料は当時非常に高価だったようなのですが、真田幸村がそれでも赤を使ったのには
「俺たちは屈強な精鋭部隊だ!」という敵方への威嚇もあったのでしょうが、
自軍への鼓舞でもあり、士気を上げるためだったと言われているようです。
ここまででは赤にした意味もお仕事に繋がるものでもないのですが、
この先に「赤がいい!」と思った理由がございます。
これは私の想像なのですが、そのようなイメージがあるとはいえ、高価な染めを舞台一式に揃えるには
相当な経済的な負担があり、自身にも「そのようにあらねば!」という覚悟と気持ちの強さが必要だったと思うのです。
保険に「強くあらねば」もないですが、お身内の会社を引き継がれるには
やはり覚悟も必要でしたでしょうし「こんなふうにしたい、こうありたい」という思いはあるかと思います。
ある意味ご自身で立ち上げる会社よりもそういった負担にも近い覚悟が必要だったのではと思い、

それらに負けないようなお気持ちの強さ覚悟から赤にさせていただきました。
どちらがお好みでしょうか?
ロゴマークにはたくさんの意味を込めたのですが、
これはお客様というよりは会社に向けた意味合いが強くお客様にも伝わりにくいかと思います。
そこで、文字にサラッと六文銭のお金を入れさせていただきました。
これがお客様との話の種になり、ロゴマークの意味のお話やお客様への思いなどのセールストークに繋がればいいなと思います。

いろいろ組み込み過ぎて、うまく説明できていないかもしれませんが、
1つ1つに意味を付けながらデザインいたしました。
いかがでしょうか?
お気に召していただければ良いのですが。

とロゴが。送られてきました。
もう、なんなの?内村さん、すごすぎ…
これでかなりリーズナブルに作成いただいたのです。

コスパ良すぎ!!

で、出来上がったロゴは次回!!

すごくないですか。
内村さんに感謝です。

こんなに私の会社への思いに寄り添ってくださる方はいない!

もし、会社のロゴなど作りたい方いたら、絶対内村さんです!!ご紹介します!

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