ランドセル最後の日
政府の要請で、学校を休校しこのまま春休みに…という学校も多いようですが、どういうめぐり合わせなのか、今年小学校の6年生だった長男。
SNSを見ると、同じ年の子供を持つ親御さんが
「これが最後のランドセル姿になるであろう後姿を見送りました」
と言う投稿が多数あがっていて、こみ上げるものがありました。
私は、見送れなかったなぁと思って…ま、感傷的になりましたけど、よくよく考えたら、毎日子供より1時間早く家を出てるんだから、別にコロナでなくとも見送れなかったですね💦
休校を否定する気もなく、こうなってしまったらやむ追えない措置だとは思うのですが、突然さよならの日を迎えた子供たちの気持ちを思うと、胸が痛みます。
ただ、思うのですがこういうことって人生でこれか何度も経験しないといけないことなんですよね。最後の日ですって言われてたら、ありがとう、さよならも言える。
でも多くの場合、
さよならを言えず、ありがとうも言えず、言いたかった気持ちも言えずに別れることの方が多い。
人との別れなんて、ほとんどが突然訪れます。
父が余命宣告をされて亡くなった時も、体が弱かった妹が亡くなった時も、覚悟してたはずなのに、結局満足な別れなんてできませんでした。
これが、突然だったらなおさらで、訃報を聞くたび、「あの時~してれば」と後悔しないことなんてない。
こういう経験から、
「後悔」の少ない生き方をしよう
と思ってほしいなと思うわけです。
人と人の別れの後悔というと壮大な話になりますが、お店から消えたマスク、消毒液、デマとはいえ、手に入りずらくなったトイレットペーパーや生理用品。
「明日でいっかー」と思ったら、次の日には手に入らなくなる日が来たり…
理不尽な状況の中から学ぶものもあります。
そして、子供たちもこう言う
「普通だと思っていたことが普通にできなくなること」
から学んでより良い人生を歩んでほしいと思います。
また、昨年からこんなことが起こらなくとも、
「人生の定期点検をできる場所」
を作ろうと思っています。
それについてはまた後日…
この週末、2日とも逗子へドライブしてきました。
逗子からすぐの葉山町は私が大好きだった「たわらや」のオーナーである、堀田さんが住んでいた場所。※たわらやのこと2019.1.15ブログ
堀田さんとの別れも大きな後悔なくしては語れません。でもやっとこの地を踏めました。
今の当たり前ほど有り難い幸せはない
大切な人やものを大切に生きていきたいですね。
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