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【新年のご挨拶】日本酒事業を展開する株式会社Clearへ入社致しました

皆様、あけましておめでとうございます!!

2021年1月4日付で日本酒事業を展開する株式会社Clearに入社致しました!

昨年秋に約5年間在籍したシード特化VCであるKVP退職を決めてから、この数ヶ月間色々と悩みましたが、KVP時代の私の投資先でもある、Clearへのジョインを決断致しました。

個人のFacebookでもかなり長文で想いを投稿しましたが、収まりきれなかった想いをnoteでも残しておこうと思います。

株式会社Clearとは

Clearは「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く」をミッションとしている日本酒事業に特化したスタートアップです。

事業としては、2014年に開始した国内最大の日本酒専門メディア ”SAKETIMES”、2018年に開始したラグジュアリー日本酒ブランド ”SAKE HUNDRED”、の二つの事業を運営してます。

Clearと御林の出会い

Clear代表の生駒さんとの出会いは、2018年5月。Clearにとって初めてのVC調達であるシードファイナンスのタイミングです。
当時はまだ"SAKE HUNDRED"のリリース前のタイミングで、実際に生駒さんに会う前の御林の所感としては「日本酒産業はおもしろそうだけど、ニッチなんじゃないかな。」、「市場規模が大きくないから難しそうだな。」なんて思ってました。(本当に良くないですね。笑)

ただ、そんな御林の投資家チックな浅はかな考えは生駒さんとの初回面談で吹き飛びました。
"SAKETIMES"を通じて培った日本酒産業の知見・酒蔵さんとの信頼関係・ネットワークがあるClearだからこそ”SAKE HUNDRED”の世界を実現できるという「事業の連続性と蓄積が生み出すストーリーの強さ」、海外でも高まる日本酒のプレゼンス・ラグジュアリーマーケットを創造することで日本酒産業全体の規模を押し上げるという「事業と日本酒産業の発展が密接に関わるストーリーの強さ」、経営者プレゼンと質疑応答からビシビシ伝わってくる「生駒さんの日本酒産業に対する強い情熱」を体感したからです。
そして、極め付けは、まだリリース前のSAKE HUNDREDの日本酒”百光”を飲ませてもらった時の「百光の驚異的なおいしさ」に惚れて、投資を決定しました。

そこからの歩み、経営者・生駒龍史の魅力

その投資決定を経て、2018年10月、2020年2月にKVPから二度投資させていただきました。

今でこそ驚異的な成長を遂げているClearですが、正直、ご一緒してからの2年半、常に順調に成長していたわけではなかったです。

ただそんな辛い時期でも、経営者・生駒龍史の日本酒産業への圧倒的な強い情熱はブレることはなく、良い時も悪い時も投資家や社員、酒蔵さんをはじめとした全てのステークホルダーに対して誠実な姿勢を貫いていました。

そして、そんな生駒さんの強い情熱と誠実さが、経営者として重要な巻き込み力・突破力につながっていくのを何度も目の当たりにしてきました。

2020年2月の総額2.5億円の資金調達の時にも、2020年8月のリブランディングの時にも、難易度の高い山に自ら旗を掲げ、自分自身がその目標を一番に信じ、情熱・誠実さをベースとした魅力で様々な人を巻き込みながら、必ず実現する姿を近くで見てきました。

そして、事業や組織の成長とともに生駒龍史の日本酒産業を背負う覚悟はさらに大きくなっていく。

同じ漢として、人として、日本人として、本当に惚れます。(惚れてまうやろーっ!)

Clearの持つストーリーの魅力

繰り返しになりますが、Clearは「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く」をミッションとし、日本酒専門メディア ”SAKETIMES”、ラグジュアリー日本酒ブランド ”SAKE HUNDRED”の二つの事業を展開しています。

■コーポレートミッション
「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く」
■コーポレートビジョン
「日本酒の未来をつくる」
■SAKETIMESの事業ミッション
日本酒の情報インフラとして日本酒の魅力を伝え、日本酒ファンの裾野を広げて市場全体を拡張する。
■SAKE HUNDREDの事業ミッション
日本酒産業におけるラグジュアリーマーケットを創造し、産業全体の規模感を押し上げる。

私はClearの持ついくつものストーリーの強さに共感しています。

一つ目のストーリーは、「事業の連続性と蓄積が生み出すストーリー」
Clearは、"SAKETIMES"を2014年から運用しているからこそ、メディアを通じて培った日本酒産業の知見、酒蔵さんとの信頼関係・ネットワークがある。この知見とネットワークがあるからこそ、様々なパートナーの力により"SAKE HUNDRED"の圧倒的な高品質な商品を実現できています。

二つ目のストーリーは、「事業と日本酒産業の発展が密接に関わるストーリー」
日本酒産業のメーカー市場規模は4,300億円と横ばいです。一方で、高価格帯の日本酒は伸びており、海外輸出動向に目を向けてみると10年で3倍超の234億円まで成長しており、2025年の政府目標では600億円を目指すことが明言されています。
"SAKE HUNDRED"は、日本酒産業におけるラグジュアリーマーケットを創造すること、ラグジュアリー日本酒ブランドを通じてグローバルに日本酒文化を広めることを目的としています。
この考え方は、「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く」というミッションを体現しており、既存の日本酒メーカーと市場を取り合う考え方ではなく、日本酒産業全体の規模を押し上げることを目指しています。

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三つ目のストーリーは、「日本酒産業におけるClearのユニークなポジションが作り出すストーリー」
2014年からメディア運営をしてきた日本酒産業のインサイダーとしての存在、資金調達も含めて急成長を目指しながら未知の市場・不確実性へ挑戦するスタートアップとしての存在、この二つの側面を持っているClearだからこそ、日本の文化・伝統である日本酒の歴史を背負って、ラグジュアリーマーケット・グローバルマーケットを切り拓くことができると信じています。

SAKE HUNDREDの目指す頂の高さ

”SAKE HUNDRED”は世界初のラグジュアリー日本酒ブランドです。
私たちは、「日本酒の中で高単価なブランド」ではなく、世界中で大切な人の誕生日や記念日のような特別な日にHermèsやDom Pérignonの商品を購入するのと同じようにSAKE HUNDREDの日本酒が購入されるといった世界の実現を目指しています。
グローバルラグジュアリーブランドの創造という頂は、人生を賭けて挑戦する価値のある大きな挑戦だと思っています。
私たちは、Luxury Global Luxury Marketの1.3兆ユーロ(約158兆円)をターゲットに事業推進していきます。

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組織の魅力、そして御林の役割

事業は、幸いなことに驚異的な成長を遂げています。

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(代表生駒さんの2020年11月のFacebook投稿)

入社を意思決定する前から社員の皆様とはコミュニケーションを取らせてもらってますが、各職能別に日本酒への強烈な熱意を持つ非常に誠実で優秀なメンバーが集い、事業成長を力強く牽引してくれています。

一方でこの成長を持続するためにファイナンス、財務・会計、コーポレート周りはこれから整備する必要があり、これまで御林が監査法人・VCで培ってきた知見・経験を最大限活かせるフェーズにあります。

最後に、、、

長くなってしまいましたが、Clearの「日本酒の未来をつくる」というビジョン実現のために、SAKE HUNDREDをグローバルラグジュアリーブランドにするべく全力で頑張ります!!

ぜひ記念日やお祝いなどの皆様の特別な日に、”SAKE HUNDRED”の日本酒を体験してみて下さい!!
特別な体験をお約束致します。

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最後に、ここに至るまでご相談にのっていただいた皆様、様々な角度からアドバイス頂き、本当にありがとうございました。

これまで慣れ親しんだVCとしてのキャリアを離れることは寂しさも不安もありますが、全力で挑戦していきます!

これから想像を超える苦難も起こると思いますが、生駒さん、Clearメンバーとともに乗り越えて、日本酒産業の歴史に名を刻みます!!

まだまだ未熟な御林ではありますので、これからもご指導、ご鞭撻の程、お願いします!

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(最後は、代表生駒さんとのツーショット@山形の酒蔵さん)


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