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「蔵暦二十五日」(ダキニの日)ツォクの、お知らせ ※無事終了(1/27)

本日はチベット暦(蔵暦)十一月二十五日。ダーキニーの御縁日です。
月4回のツォク・プジャ(ガナチャクラ)のうちの1日ですので、ツォク供養を厳修します。今夜9時くらいに開始の予定です。

二十五日のことをチベットで「ニェルガ」と呼ぶのですが、ニェルガといえば、ダキニのツォク供養を意味します。今夜あらゆる方向の浄土から、秘密のダーキニー達が集結すると言われます。

ダーキニーの修行は、特に智慧や悟りと関連しています。
今夜は年末(台湾の農暦・黄暦の)ということもあり、除災や厄払い、障害の除去に特化したダーキニー(下の写真)を行じます。

今回も「記事購入」という形は取りませんが、サポートいただければ本日の供養に充てます。ダーキニー達のお加持がありますよう、お祈りします。

また併せて今夜は、『チベットの死者の書』でも知られる寂静憤怒トォ百尊の特別な儀軌を、別座で執り行ないます。

今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。お気軽にご参加ください。

獅子面のダキニ、センドゥンマ。年末などに修される除災法要の本尊の1つ。撮影:気吹乃宮。

(1/28 21:00更新)
午後8時から「寂静憤怒尊の瑜伽」の儀軌を1時間、午後9時から「ダキニの御縁日」のツォク供養を伴う一連の儀軌を執り行ないました。11時半に無事満行しましたので、ご報告いたします。
今回もサポートいただきましてありがとうございました。

寂静憤怒百尊の行は新月(浄化・滅罪の日)がふさわしいとされますが、亡くなった方に対しても大きな利益があるとされます。今回は親戚で亡くなった方が出たために執り行ないましたが、サポートいただいた皆さまを含む縁ある方々の罪業が少しでも浄化するよう、三昧に留まりました。

ダキニのツォク供養は年末ということもあり、上の写真のご本尊がメインとなりました。厄除け、病気平癒、魔など障礙の除去に効験があるとされます。このパートにかなり時間を割きまして、本尊の境地の中で、皆さまの息災を祈念しました。

燈明の供養も翌朝まで途切れさせることなく続け、御先祖様への追善廻向としました。

次回のツォク供養は、2月1日(火)の新月の日となります。この日は中国や台湾など農暦正月「春節」に当たることもあり、午後に薬師仏の特別な儀軌を執り行ないます。夜は、ツォク供養を厳修します。

近づきましたらここ(note)で告知をいたしますので、よろしくお願い致します。皆さまも、どうか感染に気をつけてお過ごしください。

サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。