「満月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(4/16)
本日(4月16日)は満月(チベット暦二月十五日)にあたり、また阿弥陀如来の御縁日でもあります。
チベット密教において月4回のツォクに指定されている吉日にあたりますので、ツォク供養を厳修します。
満月ですので今月も、阿弥陀三尊を主尊とする「遷識法」を夜7時より修し、ツォク供養はその終了後(夜9時過ぎ)に修します。
遷識法(往生法)とは血脈の諸師へ祈願することで加持をいただき、さらに阿弥陀如来と観音・金剛手の両菩薩に対する熱烈な祈願と敬信によって、浄土への往生を願う行法です。故人やご先祖様をはじめとする衆生への祈願、追善廻向が含まれます。
賛同いただける方は今回も「サポート」という形で、お気軽に供養へご参加ください。
今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、仏前にて供養させていただきます。
(追記)
満月の日(4/16)のツォク供養を含む一連の儀軌が無事に満行しましたのでご報告いたします。
今回もご賛同いただきまして誠にありがとうございました。
遷識法を午後7時より開始しまして、終了したのが午後9時45分でした。
今回も世界中の紛争で亡くなっている方々を含む御霊が、苦しみ少なく楽が多い地域に生まれ変われるよう、菩提を廻向しました。
ツォク供養は午後10時から執り行ない、午後11時に満行となりました。宝祚無窮と国土安泰、紛争終結と皆さまの除災招福を祈願しました。
伝授をいただいたチベットの師からは「死はいつ来るかわからないのだから、この情勢の中、もっと行に精進しなさい」というメッセージがありました。月4回のツォク供養はありがたいことに2年間、続けさせてもらっておりますので、日々の行も真剣に取り組む所存です。
戦争のこととか、書きたいことはたくさんあったのですが、日にちが経ってしまうと忘れてしまいますね(Twitterにそのとき、少しつぶやいていました)。