虚無

虚無を感じる舞台なんて、もう観たくない

とても遅くなってしまい申し訳ございません。
ということで、2.5を除いた虚無舞台集計始めます。

匿名性を持ったアンケートを実施しよう、と行った今回の集計ですが合間のコメントに同意したりしているわたしの匿名性だけ保てていないのでわたしに対しては温かい目でご覧ください。

はじめに

この集計を始めたきっかけは、この記事を見たからです。

わたしは2.5次元舞台をほとんど観ないけど、その他のいろんな舞台をみるなかで、悪い感想ってあまり見ないし、言うのは結構躊躇する。
じゃあ、みんなしんどかった舞台をどの程度しんどい気持ちで見てたんだろう…というのが、これを読んだら純粋に気になってきました。

ということで、アンケートをとりました。

以下概要。

・集計にはGoogleフォームを使用
・匿名性の保持のため、舞台のタイトルと理由以外記入箇所はなし
・複数投票可能

舞台の感想というのは人それぞれ違うもので、わたしの大好きな作品もあったし、感じ方は人それぞれなんだなぁと改めて感じました。

今回のこの集計は役者や演出家を誹謗中傷したりするために行った訳ではありません。こういう見方をする人もいるってことや、「言いにくかったけどみんなやっぱり思ってたんだ!?」を知りたいな〜みたいな感じです。

ということで、結果発表行ってみましょう。

結果発表

今回、129票の投票をいただきました。
1票のみ入った作品も多い中、3票以上入った14作品をご紹介いたします。

投票総数が少ないし票が割れてしまったのもあり、統計的な意味は低いと思うので、そちらはご了承くださいませ。

余談ですが、「すごいなぁ」と思ったのは、いろんなジャンルの作品があげられる中、劇団四季の作品は1個もあがらなかったことです。劇団四季のさすがの作品力~わかる~!という気持ちです。

ということで、第8位から発表します。3票獲得の7作品です。

いただいた意見は灰色の箱の中(基本原文ママ)、合間にわたしの所感です。

第8位 3票獲得 7作品

・RENT

知ってるんです。作品はすばらしいものだと。
東宝のRENT、キャストのレベルに雲泥の差がすごい。まともな俳優さんの方が少なくて作品は好きなのに見ていてしんどいです。
せめて主役はちゃんとしていてほしい。近年村井良大さんのマークとユナクさんのロジャーはハマっていて情緒落ち着けて見れていました。
kkkntさんのマークのときはどうしようかと思った。記憶がない。
2015年版で歌も踊りもできないタレントエンジェルを観せられたとき金返せって思いました(●`ε´●)

2012年と2015年版かな。
わたしは拝見していないのでその年のキャストについては何も言えませんが、いろんな考えの人がいれど、個人的に「ミュージカル」という音楽が表現方法のメインとして使われる演劇形態なので、歌は絶対的に歌えてほしい……と思ってるし、よくある歌えないタレント起用時の虚無感はわかる。

2017年にクリエで観たRENTです。映画も見ていないので初見、予備知識もなく、曲もSeasons of loveくらいしか知らない状態で観たのが良くなかったのかもしれません。
虚無を感じた1番の原因は歌詞が聞き取れなかったことです。ミュージカルで歌詞が聞き取れないとまず話についていけないし、何と歌ったのか解読する作業が必要になるのですごくストレス。え、何...?と思っているうちに話が進む。それなのに周りの観客は曲が終わる度に歓声をあげて盛り上がっていて、温度差についていけませんでした。おいてけぼり感がすごかったです。物語に没入できないので感動できるであろうシーンも冷めた目でしか見られず...。ミュージカルメインでやってるわけじゃないキャストさんが多かったので仕方ないのかもですが、何言ってるかわからないのは辛かったです。スタオベがあったような気がしますが虚無りながら流れ作業的に無表情で手を叩きました。あの孤独感虚無感は2度と味わいたくありません。

2017年が初見だったんだけど、わたしも聞き取れなかった口なので、とてもよくわかる。予備知識もなかった。

ハマる人はハマる舞台のようだけど(じゃなきゃあんなに盛り上がらない)、一回初見の人間にはキツい感じはあった……。
入り込めないうちに盛り上がってる人々が泣き出したから、!?となった。

みんながあそこまで熱狂する作品なら、きっとまた観たらいつか腹落ちすると勝手に信じてるので2020でリベンジしたい。いいキャストがくるといいな。

・フランケンシュタイン

フランケンゾンビなので、「あっ……」と悲しい気持ちになりつつ。

一幕目ストーリーの流れの唐突さに置いてきぼりをくらってしまい、その後の愛憎諸々?がすべて滑って見え心にまったく響かず真顔に…
二幕目のサーカス?のシーンも人間の醜悪さを表現しようとしたかったのか怪物が酷い目にあいますが表現がこれまた唐突で表面的で薄っぺらく感じてしまい真顔に…
終盤は脳をあまり働かせてなかったのでうっすらしか思い出せないのですが「俺が考えた最強の悲劇&愛憎」的な印象にドン引きしてしまい虚無しかなかったです…。
作品の雰囲気、役的にキャスティングが合っていなかったかもしれない(特にあっ○ー)

フランケンゾンビなのに、言いたいことわかるのが悲しい。なんていうか、頑張って東宝。なんていうか、あれは曲が好きだったのと性癖に響いたやつだから、合わない人は合わないっていうか。
あっ○ーファンの方よりかっ○ーファンの方のがハマってる率高かったので、キャスティング云々は多分そうなんだろうなとは思う。(あっ○ー1回だけ最初に観たきりであまり覚えていない)

主人公が自分を庇って処刑された親友の死体を蘇生させるのですが、親友が死んだ事より自分が人を殺した罪にきちんと向き合うべきだと思いました。またいかにも意味深に舞台上に散りばめられた薔薇について演出上とくに意味は無いらしくそれを聞いた時に残りのチケットを破り捨てそうになりました。

主人公が自分を庇って処刑された親友の死体を蘇生させるのですが、親友が死んだ事より自分が人を殺した罪にきちんと向き合うべきだと思いました。

ド正論すぎて言葉が出ない……。

そして、あの薔薇やっぱり意味なかったんですね。ずっと気になってた。

東宝が日生でやっていたやつです。主人公の支離滅裂な言動・発言の末、生まれた怪物が「産んで欲しくなかった…」みたいなのでしつこいし謎の異世界タイムについていけず何が面白いのか1mmもわからないまま終演しました。なんやねん、最後、「俺はフランケンシュタイン」って。てか再演すんのかよ。

再演します!!!(わたしは嬉しい。)

追記:フランケンシュタインの作曲家はフランク・ワイルドホーンではありません。

・1789~バスティーユの恋人たち~

去年17回観た女なので、これも少し悲しいやつ。

途中で笑いに走った場面で(昆虫?)少し冷めてしまったこととディズニーのヴィランのような悪役(王政側)の衣装。主役が死ぬ話もマリーアントワネットとの関係性が薄くこじつけっぽく感じて熱狂にまったくついていけませんでした。

ラマールちゃんとアルトワ伯の悪口はそこまでだ。

前提として、私は1789は大好きです。が、サイラモナムールのとこで、各カップルがキスしまくりますよね。ほかはニコニコ、時には涙を流せるほど良かったのにあそこだけ真顔になるほど虚無でした。別に推しがキスするのは全然良いんです。でも集団でしかも何十回もするのはドン引きでした……

わたしはわりと楽しく観ている場面だったので(オペラグラス使用)、「そういう意見もあるのか……!」となりました。

あれフランス版でもやるのかな?やんないか。

すべてが唐突に始まり終わる。そのため中身がまるで無い…。演出がド派手なのがかえって虚無。演者のパフォーマンスとセットと衣装の豪華さで成り立っている。あと俺のこと好きなんだろ的なオラオラ系ヒーローはもう流行ってないと思います。

俺のこと好きなんだろ的なオラオラ系ヒーローはもう流行ってない

まあ推しじゃなかったら多分腹立ってるので、うん、わかる。いや好きなんだけどねロナンちゃん。

ナイスガイinニューヨーク

今回、最多投票数演出家賞みたいなのがあるならそれはこの作品の演出家の人です。

女優さんのいじり方がとても下品だったこと、肝心のメインテーマと思われる歌がなぜか英語でさっぱりわからなかったこと、結末がとっても安直だったこと。不快感に加えて作品もつまらず主人公の想いも伝わらずで非常に不完全燃焼だった。
オマージュじゃなくてパロディだらけ。また前方席の人にしか伝わらない演出(顔芸)をしたり、役者さん本人が笑っちゃっていたり、面白い芝居を追及したのではなくとりあえず役者さんに面白いことやらせました感がアリアリ。でも全く面白くないし笑えないしで苦痛でしかなかったです。お金の無駄でした。わたしはこれをニューヨークの悲劇を呼び、これ以降この演出家の作品は一切観ていません。
最初から最後まですべてが寒くて、ひとかけらも良さがわかりませんでした。以来、福田作品は苦手です。

これは観てないんですけど、出てくる批判内容が他作品を観た時に感じるやつと同じ感想なので、そういうことなんだなって。

わりとわたしの周りではこれはまだよかった……と聞いていたんだけども。

この人の演出だと、普段舞台観ない層も買うんですかね…?

・マリーアントワネット(2006年版旧演出)

まだ去年の新演出が東京で開幕する前だったので、旧演出の話。わたしは観ていない。

何を見せられているんだろう?
って初めて思った東宝舞台。
断頭台前の涼風さんのガリガリが怖すぎたのと、それを上回る山口さんの胡散臭い錬金術師が好きな様に歌った記憶しかない。話も井上君の記憶も全く無い。
すごい作曲家とすごいキャストをたくさん揃えて東宝が全力で作ります!!って力入れすぎて、要らないものが多すぎた典型例。トリュフとキャビアとフォアグラ混ぜてカレーとハンバーグとパスタとラーメン作ったら、結局素材の味も料理の味も全く生かせないメインだらけのコース料理が出来ちゃった感じ。話の筋がしっちゃかめっちゃか、このキャラいる?のオンパレード、気持ちも場面解釈も付いていかず、キャストさんがかわいそうだった。生首掲げてワイワイ場面で虚無。ラストのギロチンがトラウマに。ある意味合ってるのかもしれないけど。曲は良かったから新演出版頑張れ。
登場人物が多く、豪華キャストだったけどとっちらかっていた印象。観た後にどんよりした気分しか残らない作品だった。

旧演出って、キャストというかプリンシパルの内容自体が新演出と全然違うんですよね。別作品じゃんってなった。
遠藤周作の原作に合わせたんだろうけど、大筋が同じだとしたらとっちらかりそうだなとは思った。

原作から作ったから登場人物上手く減らせなかったのかな。韓国(というか去年の新演出)は日本版のミュージカルから要らないものを削いだ感じでなのかな?
キャラ構成はすっきりしたから観やすくなったのでは?(知らんけど)と思った。

あと、CDで初演のちょこっと聴いた感じだと、マリーにあまりいい感情を持てなかったな。音だけだからかもしれないけど、性格悪そうと思ってしまった。

新演出についてはTLでちょこちょこ悪評を見つつも個人的には楽しく(はない)観れました。なんならめちゃくちゃ泣いた。

・Romale

ストーリーが古臭い(女を取り合って殺し合い)、全く意外性もない伏線、主役の一人称が""あたい""
全然物語に入り込めなかったです。
まぁ暗い。ずーっと舞台上がなんか翳りの中にあるような感じ。主演は可愛いのだが、周りを取り囲むメンズの振り付けがダサい。宝塚版を無理やり老いホセにこじつけた演出が見ていてぞわぞわする箇所が多い。もっくんのプリンス感をただただ眺めに行くための舞台だったのだろうと今では思う。そう思わないとやっていけない。某謝先生と相性が良いか悪いかがはっきりとわかる一作。
花まりさん始め、役者は揃っているのに、全然入り込めなかった。ストーリーがつまらないのか、演出が悪いのか。とにかくつまらなかった。

花總さんの一人称"あたい"が想像つかないな。
これも観てないし周囲でもあまり観に行った声を聞かなかったのでよくわからない…同じ演出家の作品も観たことないや。

・マタ・ハリ

入っちゃったか〜(ハマってた人)。
ちなみに、ここまできてマタハリを一票多くカウントしていたことに気がつきました。

演出。高さの足りない謎のしょぼいカーテン。(毎回カラカラ鳴っていた)
この演出家は今後避けようと思っていたら案の定、この次の作品で演者に叫ばせまくっていたみたいです。(題材はロミジュリ)
なんでS席でしかも有給を取ってまできてしまったんだろうと反省しました。

カーテンはわたしも気になってた。
場面転換とか国二つ出てくるのとかを観やすくしよう…という創意工夫なのはわかるんだけど、もうちょっと何かなかったかな、と。

美男美女が自分の任務を放棄して恋愛するだけのお話。

まあ正論ですね。

ひたすらに台無しにして来るスタイル。
なぜ天井が高い板の上で背の低いカーテンレールでしゃーしゃーカーテン移動させてるの????カーテンの使い方自体は悪くないのに台無し
え、プロペラ?そこに?プロペラ???え、今いいシーンなのにそこに??プロペラ???
わー!鏡のセット美しいな!え?なんでガタガタ違う方に動かして???え?あれ完全に持っていく位置間違って???あ???そんなことって???ある????
そもそも演出家の激情!!激情!!!重ねて激情!!!!のスタイルがついていけなくて冷める

激情!!激情!!!重ねて激情!!!!」に笑ってしまった。

フランスの恋愛ものってわりとそういうイメージなんだけど(偏見)、あとワイルドホーン楽曲も激情感ありますよね。

舞台セットやら演出については大抵の人が多分何か腹に抱えて観ていたとは思う。
(それを抜きにしてもヒットすることはままある。)

フォロワーさんに薦めるべきかは大阪で観たとき迷ったもんな、また二人の男が聴きたい。

第4位 5票獲得 4作品

スカーレット・ピンパーネル

ピンパーネル団の某一員のオタクです。安蘭けいさんの登場シーンで拍手が起きる意味がわからなくて客席で白目むいた。ショーヴランが「絶対に捕まえてやるぞスカーレット・ピンパーネル!」って趣旨の曲を2曲も歌っていたので片方いらなくね?と純粋に疑問。パーシーの人を小馬鹿にする性格が無理。胸糞エンド。シュガー&元基くんの「新たな時代は今」と推しの出る時間以外は寝てた。

宝塚トップスターの人が出る作品ではなりがち。
安蘭さんは確か宝塚のスカピンで主役のパーシーが当たり役と聞いたような気がするので、それもあって拍手起きがちだったかもな。知らんけど。

2017年版しか観ていないのでシュガーさんと平方さんの歌聴いてないんですよね、聴きたい。

笑わせようとしてくるのになんか笑えなくて虚無だった。あんまり面白くない上司のギャグに苦笑いし続けるような気持ちになった。なんやかんやイケコのエンタメパワーのすごさを感じた。
石丸幹二さんは好きなんですが、若者たちに混じってはしゃいでる姿が見ていられない… 滑り続ける茶番を見せつけられ続けるのは虚無でしかありませんでした
石丸幹二とピンパーネル団の若手が上司と部下にしか見えない。石丸幹二の歌は上手いかもしれないが役に合っていない。

わたしも笑えなかったのでわかる。

あと、幹二さんが多分役柄上は同世代なのに、どう見てもピンパーネル団と父親と息子くらいの年の差なので混乱したな。無理があった。

若者?と説得力に欠ける主演。
なぜシュガーはエリザベートではなくこちらに出演を決めたのか?全国エリザベートに出てほしかった。
とあるキャストのために行きましたが、再演には出なくて安心しました。
ストーリーも共感は当然できず。
見所はとうこさんの戦闘?シーンのみ。さすがだなぁと思いました。

先に話が決まってたんじゃないですかね。わかんないけど。

ブロードウェイと銃弾

主演が好きな俳優ではあれど、入るとは思ってた。

個人的に、この作品の愛加あゆちゃんの歌がめちゃくちゃよかったので、そこは推したいしもっといろいろ出てほしい。

兎に角あのアドリブなんだかセリフなんだかわからない笑いをとる(私は全く笑えんが)セリフが自分には会わなすぎてずっとイライラしていた、そして、福田作品は避けようと心に誓った
普通におもんなかったです♡
役者とタップダンスシーンだけは良かった。
私はこれでF田監督作品は見限りましたが、推しを人質にとられた方々からの投票でアンケート結果に数々の福D監督作品が名前を連ねることになるんだろうなと思うと胸熱です!!!!
集計大変かと思いますがアンケート結果楽しみにしています。

二個目のfkdさんへの恨み節がすごい。タップよかったですよね。あとお待たせしてすみません。

個人的にはfkdさん演出ミュージカルで一番楽しく観れたんですよね。理由としてはfkdさん本人も言ってたけど、脚本ほぼママ持ってきているらしく、笑いをとるシーンが他の作品ほどグダグダにならなかったな、という印象。

他作品、fkdさんが入れたであろうパロディシーンやらギャグシーンやらで尺取りすぎて虚無顔になる。

浦井さんは可愛いらしかったし素敵でしたが、寝ていても出来る役所で彼の魅力、実力は発揮できていないようで勿体なかった。浦井健治のムダ使い。日本人には面白みのないアメリカンジョーク。役者は揃っているのに、それぞれが勿体なかった。
ストーリーもありきたりでウディ・アレンって大したことない?って思いました。

普通の青年役自体は観れて楽しかったです。

面白さを見出すのが難易度高かった なにもおもいだせない

思い出せないものは思い出さなくて大丈夫なものです。

終わり方が雑すぎる…

あれ元からなんですよね………意味がわからなかった。バナナ。

追記: これの虚無ポイントについてはfkdさんのせいではないと思ってる。演出ままなので、ウディ・アレンマター。

ロミオ&ジュリエット

今やってますね。明日行きます(3/24)。

2017年版。2013年まではまだ耐えられましたが、2017年版は幕が開いて10分くらいで仏版ロミジュリにあった良さがすべてぶち壊されたことを悟り、ひたすら無心かつ真顔で座っていました。
この年はこの演出家で地雷作品が続いたこともあり、余計なことすんな…以外に言葉が出ません。。
誰かあの男を改悪を止められるまともな感性の持ち主はいないのか。。
携帯、FB、既読スルー、工事現場のようなバルコニー、微妙すぎるファッション、つまらんアロマテラピー、突然の真っ赤な背景に指だが手だかのイラスト(忘れた)。。
現代風ロミジュリはもうウエストサイドストーリーがやってますんで結構です。
2011年の初演、2013年の再演も意味の分からない近未来設定と目に痛すぎる柄衣装などでかなり戸惑いましたが、まだなんとか物語には集中できました。役者さんたちの好演も記憶に残ってますし。しかし新演出になった2017年はもはや話に集中できないくらい衣装や髪型のビジュアルが尖りすぎているし、近未来設定ももはやなにがしたいのかわからないし、歌に集中させまいといわんばかりの謎映像演出など、とにかく観ていて演出陣に疑問と怒りしかわいてこなくて正直物語とキャストの印象が全然残ってないです。2回も観たのに…。奇抜さ求めるにしてもやり過ぎだし、とにかください。なにもかもださすぎる。これが日本のトップの演出家の舞台だと思うと恥ずかしすぎるなとぶっちゃけ思ってます。
スマホ
確実度が高くスピード感のある機器が使える世界に変更したことで、作品の本来の時代における「伝達のあいまいさ不確かさですれ違ってしまう愛」に無理が生じる。ロミオが死んだときの「神父様のメール、読んでいないの?」で客席から笑いが出る。悲劇ではなく喜劇になった。
何故時代を変えたのか。フランス版、宝塚版を見ればどちらが優れているかわかる、スマホ版はくそ。初日に、あと何回かこれを観るのかと思いげんなりした。出演者はみなさん良かったのがまた悲しい。

トップの演出家なのか。まあそうか。いや、結局わたしなんだかんだ言いつつ最終的に好きなんですけど。観ちゃうし。

仏版と宝塚版ロミジュリ観てないので気になります。スマホ版……。

ジュリエット:メール見てないの? じゃねーーよ(言葉汚くてすみません
「神父様のメールは!?読んでないのぉ!?(迫真)」

一緒に観た友人が「悲劇ってディスコミュニケーションによって起こることが多いのに、スマホがありながら起こる悲劇」って言ってたのを思い出しました。なんでスられてるの。

役者の皆さん若手含めいいだけに、演出による虚無は辛い。

追記: 今日マチソワしたけど、結局楽しくて。世界の王が好きなのと木村達成くんのベンヴォがめちゃくちゃに好きだからかな、と思った。あと木下晴香ちゃんが大好き。他のキャストも好き。何がいけないのかよくわからなくなってきた。(既読スルーがいけない)

銀河鉄道999 GALAXY OPERA

アッキーの叫び声が歌みたいに美しかった事以外記憶に残ってない…。出演者は歌ウマ実力派なのに、歌がとにかく少なくて勿体無かった
脚本がとにかく酷くて、主演に全てを負わせすぎて、ずっと出っ放しで、こっちも疲れてきちゃうし。
歌手勢の演技力の無さ、もう本当に無になってスンってしましたね。
初めて味合う虚無でした。
役者一人一人の演技や歌は素晴らしく、複数回通ったが、ストーリー構成について、原作未読の方が置いてけぼりになる感覚を非常に強く覚えたため。原作がある場合、全てを舞台作品の中で説明せず、あえてということも必要と思うが、それ以前のように感じた。
場面と場面の連続性がない。
突如差し挟まれる「銀河鉄道999名場面集」切れ切れすぎだし、鉄朗が説明セリフを言う→背後でアンサンブルさんが群舞、を繰り返すだけなので演劇部(部長:中川晃教)のエチュードかと思った。
意味ありげにたっぷり出てきてまっっっったく回収されない投げっぱなし伏線。混乱するわ。原作ファン以外はウィキペディア読んでから来いと?
暗転を嫌ってか逆光ホワイトアウトの連続(そういうことじゃないだろう感)推しの顔見に行ってるのに逆光激しすぎて1/3はシルエット出演と化す。
空中に吊られた通路に出ている時間が異様に長く、1幕はずっと見上げっぱなし。首が痛い。
明治座自慢のエアウィーヴ座布団も首には無力だった。
意味なく顔だけ見せに出てくる推し。客寄せパンダか。いっそコスプレ写真集だけ出してくれれば良かったのに。
女性蔑視的発言が多すぎて頭の中のポリコレ警察と「待って今推しちゃん出てる!」の戦いに疲れ果て終演時には何も感じなくなった。
幕間にサービスでやってくれたであろう某芸人と女優さんのアナウンス。役名を名乗っているのにキャラが原作とも舞台ともかけ離れてて聞くにたえなかった。芸人に対して女優さんが「声が気持ち悪い」など暴言を吐く内容で、可愛い女性にキツイことを言われたいという芸人の性癖丸出し。ただのセクハラだった。
随所に「男は○○なんだ」のようなセリフが散りばめられていた(鉄郎以外のキャラも言う)ため、「男でない性別についてはその限りでない」のように聞こえてしまい、入り込めないまま終わった。
作者や時代、連載媒体から、そうなるのも理解できなくはないけれども、もうちょっと何とかならなかったのか、残念だった。期待して出かけただけに強くガッカリしてしまったのもあるかもしれない。歌ウマ豪華キャストの合同コンサートと思って耐えた。

一個めちゃくちゃ長いな。

観てないからなんとも、ですが、舞台化にあたって、「鉄朗をイケメン俳優にやらせてんじゃねーよ!」という原作ファンのツイートを見て「あっきーは好きだけどミュオタ以外の人が見てイケメン認識するタイプの役者だっけ」となってしまい「ありがとう」とツイートしたことを思い出しました。(どうでもいい)

「男は○○なんだ」系のセリフは作品の作られた時代背景上仕方ないかなと思いつつ、SF作品だからなぁ。そういう方面への感度が上がっているので、昔楽しく観たものが今となっては微妙に楽しめない、というようなことも今後起こりそうだなぁ。いいことだけど。

第3位 7票獲得 1作品

・王家の紋章

またしても主演が好きな俳優。

全てがキャロルのご都合主義で進むザ☆少女漫画展開。な…何が伝えたかったんだろうこの物語…そして伊礼さんのファンは泣いて良い。

少女漫画展開は少女漫画だからしょうがない。原作途中まで読んだけど終始あんな感じだ。昔ながらの少女漫画にありがちなやつで、もちろん女性の成長過程でああいうのにハマったり夢見たりする時期があってもおかしくはないと思うんだけど、大人になってから冷静に見るとな、っていう。

王家の紋章読んでない層にとってはそういう気持ちになるんだと思った。

そして伊礼さんのファンは泣いて良い。(とわたしも思う。)

ダブルキャストが2組ある公演で、宮澤佐江さん宮野真守さんの組み合わせで観劇
お二人とも本業でないということもあってか、歌が全く…特に宮澤さんは高音が聴いていて逆に応援したくなるようなレベルで辛そうでした
ミュージカルである以上、客寄せでなく、歌唱力のある人にやってほしいなと思いました
作品自体面白いとも感じなかった上にヒロインの某元アイドルの歌と演技が下手すぎて終始死んだ顔で観てました

わたしそちらのヒロインさんは観ていないんですが、まあそうですよね。

アイドルを使うな、というわけじゃないけど、もうちょっと人を考えてほしい。

驚くほど時間の無駄だった。あれ結局なんの話だったんですか?真剣に教えてほしい。寝てないのになにが起きたのかよくわかってない。あれだけのメンツを集めて帝劇という箱で虚無を生み出したの素直にすごいと思ったし、脚本と演出がなにより大事だというのが身にしみて感じられた。濱めぐだけは良かった。濱めぐありがとう、愛してます。宮澤佐江さんは知らんけど、それ以外はみんなわりと好きな人ばっかだったんだけどな…

> あれ結局なんの話だったんですか
古代エジプトのファラオと現代人の女の子の恋物語(多分)。

観劇した後に自分の中に何一つ残らず…圧倒的虚無。
初演しか見てないのですが、一幕終わる前から、残りチケットをどうやって譲渡しようかばかり考えてしまいました。
大物を使ったわりには全く耳に残らない曲、起伏のないストーリー、とりあえずこの人には出番や見せ場いれとかなきゃありきな、無駄なキャラ・曲。帝劇使ったのにセットもすすか空間の無駄使い。ミタムンが無駄にヒロインのように意味もなく躍り狂ってたのが笑えました。初演で見限り再演は見に行きませんでしたが、某所で譲渡が大暴落だったとか。納得です。
2.5なんですが東宝なので…。2.5の虚無系作品と東宝虚無系作品のキマイラ作品だなと思ってます。

キマイラ作品(パワーワード)。

追記: 濱めぐさんと聖子様のバズーカとメンフィスとイズミル(特に最近エメットしてる人)が好き。

あと、王家の紋章の作曲家はフランク・ワイルドホーンではありません。シルヴェスター・リーヴァイです。

第2位 8票獲得 1作品

・レディ・ベス

多分「1位じゃないの!?」と思ってる人がわりといると思う。

きっと私が言わずともダントツで票を集めることでしょう

残念!2位でした!

わたしもこれが1位かな、と思っていたんですが、集めた時期の問題か別作品でした、1位。

というかこれに限らず小池作品が虚無です。生理的に無理。基本的に虚無りながら推しキャラ・推し俳優のために見に行ったこともありますが、最近はもう見てないです……
エリザもベスも元ネタアンチなとこあるのですが、内容もどうしようもなくて虚無です。ベス再演はカットのやり方も含めて虚無具合が上がってて本当に笑いました。

小池先生はなんかもう割り切って観る方がいいなって。大作多いしなんだかんだ観に行きがちだけど、気になるところはどの作品でも多少はある。

「レディ・ベスと首切り役人」と改名した方がいいのではないかと思うほど多い主人公と首切り役人とのダンス。エリザベス女王という超有名人をテーマにしておきながら、母親が処刑されたことへの恐怖、ロビンとのロマンス、女王になる覚悟のつながりが見えてこないまま、単純化したキャラ紹介だけを観させられるなら、いっそコンサート形式でいい。

首切り役人大活躍でしたね。

再演でも良くならない訳詞、台詞。
音の制限がある訳詞はまぁ仕方ないとしても、台詞!台詞何とかしろよ!
どこにスポットライトを当てたいのか分からない人間関係の描き方。
焦点が定まらないまま話が進み、割と主人公側が流されるままで面白みもない。豪華な衣装で美しく輝く推しを眺めるだけの舞台。

台詞も訳詞もわかるしか言えない。

ベスがフェリペに助けられて女王になる話すぎて、ベスお前が何をしたんやってなるのとロビンの存在意義、ってなりますが、歌い手のエネルギーでなんとか最後までたどり着いた感じの舞台でした。
好きな役者さんが出ていて観に行ったが、エリザベスの相手役の吟遊詩人のキャラクターが全く受け付けなかった。キャラクターが受け付けない以上、恋に堕ちる理由もさっぱりわからず、テレビドラマだったらチャンネル変えたくなるレベル。役者が悪いわけではなく、役柄のキャラクターを魅力的に書けてない脚本?演出?が残念。

あああ、役者さんは二人ともよかったんですけどね。役にいまいち魅力がないのはとてもわかる。

衣装以外にいいところがない。衣装代回収のための再演だったのだろうといまだに思う。
基本的に東宝・ホリプロ系の作品を観てちょっとなあ…と思うことはあっても虚無までは行かないことがほとんどですが、例外がありました。この作品です。
キャスト陣と衣装は本当に素晴らしいのに、ストーリーは何でこうなっちゃったの?という感じ。
アン・ブーリンが出すぎという声があったようですが、私にはアンの美しさが救いでむしろあのくらい出てくれなかったら耐えられなかったかも。何度も言いますがキャストと衣装は最高です。ストーリーが虚無です。

アン・ブーリンの美しさ最高ですよね。

役者はとても豪華で実力派揃いだったが、キャラに全く感情移入出来ず結局何を伝えたかったのか分からなかった。役者の演技で涙が出たシーンもあるが、好きな役者が出ていなかったら1度だけでいいと感じる作品かなと思った。

疲れてコメントが雑になってて申し訳ないんですけど、わたしは再演版をクールヘッド観に行くために行ってたと言っても過言ではなかった。それに13000円払ってた。あとベスを消せと悪魔と踊らないでが好き。

エリザベス女王を題材にするのはいいし、曲もいい曲あったと思うんだけど、なんなんだろうなぁ。

東宝は満を持して作るオリジナル作品で失敗しがちなので、頑張ってほしい。ホリプロのオリジナル作品見習ってこ。(ex.デスノート,生きる)

オリジナルうまく作れば海外輸出もできるじゃないですか。

追記: エリザベス女王が題材の漫画で「王国の子」っていうのがあるんですけど、それに出てくるエリザベスの相手役的な架空の人物がとても好き。面白いのでおすすめ。

第1位 9票獲得 1作品

堂々の?第1位は……………………………

シティ・オブ・エンジェルズ

これです。多分投票時期の問題もあるけど。

個人的には去年のホリプロミュージカル一番の失敗だと思っている。
わたしの周囲で褒めていた人がいない。

佐藤二朗さんに本編の流れをぶった切るギャグさせるのが寒すぎた。
me too問題を適当な回収でネタにしてるのも本当に不快だった。
俳優ネタ、演出家の過去作ネタ、時事ネタ、あと謎に長いギャグシーンのオンパレードで虚無しかありませんでした。Me Tooをいじるのは駄目でしょ…
ミュージカル畑でない役者が、テレビネタ、身内ネタをがっつり入れた内輪受けのコントをしていた。そのコントも全然面白くなかったので特に佐藤二朗の出てる時間大半が苦痛だった。歌がさほど上手くない役者もおり、ミュージカルとしての完成度が低かった。
千秋楽で演出家の発言「邪道ミュージカルがあってもいいと思って作った」(大意)があったが、ブロードウェイでトニー賞を取った作品を邪道ミュージカルに貶めたのは貴方であって、元々は邪道じゃないでしょと思った。邪道がやりたいなら、自分の本でやってほしい。
内輪受けのネタ、metooの浅はかなネタ化、ミュージカルを馬鹿にしたような演出と台詞等、元々笑いの趣味が合ってはいなかった演出家への失望が更に大きくなった作品でした。今後、開幕前に福田さんの舞台のチケットを取ることは、推しが出ない限り無いと思う。

それでも推しが出ると行っちゃうんだよなぁ……というのがおたくの悲しいところである。

推しが人質って言い得て妙。

あと上の3つは、よく言われていた「MeToo」をいじった件についても触れています。あの人の時事ネタを取り込むスピード感とかすごいなって思うし、ああいうのはテレビでウケるし舞台でも上手く使えばウケるんだけど、浅はかな取り上げ方で何にも考えていないんだなって思いました。

ミュ俳優じゃない方の主演のファンの友人がめちゃくちゃ楽しみにしていて、終わった後、「人権意識の低い演出家」と評していたのが心に残っている。

今の日本の大衆にはまだウケてしまうけど、誰かわからせてあげてほしい。
この作品がどうだったか忘れたけど、瀬奈さんのいじり方とか本当にいつも失礼すぎるでしょ。

追記: わたしが 観劇した際に、虚無を感じた瞬間はMeTooの浅はかなネタ化とか、品のないいじり方とか1mmも笑えていない状態(わたしの周囲はほとんど笑ってなかった)だったけど、離れた席からドッカンドッカン笑い声が聞こえてきて、とても真顔になった。笑えないわたしはこの舞台のターゲットではなかったんだな、というのは思ったけど、あの笑いのままでいいのだろうか、というのが純粋な疑問。

作品をぶち壊す身内ネタの連続。コントがやりたいなら、コントをやればいいのになんでわざわざ人の作品でやるのか。出演者を観るためだけに行ったが、1mmも笑えなかった。
おっさんの自己満足でしかないクソみたいなネタ。百歩譲ってオリジナル脚本ならまぁ我慢もするが、なぜBWの脚本をどぶに浸すようなことをするのか理解不能。脚本家への冒涜も大概にしろと言いたい。

オリジナル脚本!

昔やってたバンデラスと憂鬱な珈琲って舞台もこの人噛んでるんだけど、それは面白かった記憶がある。脚本は違う人だっけ。

オリジナルなら(MeTooは別として)何やってもいいと思うんだけど、なんていうか、内輪ネタとか時事ネタに走りすぎて本編を置いてきぼりにする感じがありますよね。

パロディとかオマージュって知ってる人は笑えて知らない人が置いてかれない塩梅がちょうどいいと思う。

追記: fkdさんは知らない人は置いていかれる入れ方をしてしまうから、そこがよくないと思っている。去年終わりにやったサムシングロッテンとか、消臭力やらHOT LIMITやら、海外のプロデューサーだかなんだかはどんな気持ちで観たのかなっていう。
誰も不愉快にならないようなネタを、もっと上手く入れ込めればいいのにな、って。
大河のいだてんで赤い帽子の塗料が中村勘九郎の顔についたシーンでよくみると隈取になってる、とかいい例だと思っていて、気付くと嬉しいやつ。朝ドラのまんぷくで世良が持ってる缶?に「URASHIMA」って書いてあるのとか。

物語の本筋とは関係のないところで展開される福田汁(内輪ネタ、時事ネタと"遊び")が長すぎて、永遠に続くかのように感じられ、「いったい何を観に来たのだろう」という気持ちに。「カッキーと木南さんが良かった」という感想しか見かけない舞台だった。

木南さん、他のミュージカルでも観てみたい。

次、同じ演出家が、私の好きな海外ミュージカルを日本で再演することになったら、もう、火星人に頼み込んで地球を殲滅してもらう。

唐突に巻き込まれる火星人。

笑えないコントの中になぜか歌の突っ込まれた謎の3時間だと思いました。虚無すぎてかっきーの腹筋ぐらいしか記憶にないので、もはや記憶捏造してるかもです(?)

かっきーの腹筋は確かにすごかったので、捏造じゃないです。

元ネタのストーリー自体がしっかりしていて面白い(であろう)に、内輪ネタ&時事ネタを入れてくることで、惨事に。王道ミュージカルで観たかった。観ていて真っ先に虚無リンピックが頭をよぎりました。

ギャグのせいで元の本筋食われていたというか、本筋がつまらなくみえる状態だなと感じました。
終わった時に、「一部キャストを変えつつ別演出で観たい」と思った記憶。

ということで、発表は以上です。

最後に

以下、結果まとめです。

これ以外の作品は2票以下でかなり割れてしまったので(しかも全然知らない作品たくさんあった)、もし次やるならもっと範囲絞った方がいいと思います。(丸投げ)

1位 シティ・オブ・エンジェルズ 9票
2位 レディベス 8票
3位 王家の紋章 7票
4位 スカーレット・ピンパーネル
ブロードウェイと銃弾
ロミオ&ジュリエット
銀河鉄道999 GALAXY OPERA 5票
8位 RENT
フランケンシュタイン
1789~バスティーユの恋人たち~
ナイスガイinニューヨーク
マリーアントワネット
Romale
 マタハリ 3票

追記:シェアしてくださってるツイート読んだんですけど、みんないろんな作品作曲家ワイルドホーンと勘違いしすぎてて笑ってしまった。

いや、2人なんですけど。

わたしは大好きです、フランク・ワイルドホーン。

あと、読んでみて好きな作品入ってた人、実際虚無を感じたり好きではなかった作品が入ってた人いるとは思いますが、みんないろんな感想があるだな…ということで。

そもそも虚無って何?とか面白くないとか好きじゃないくらいにしとけばいいのに、というのも見た気がするんですけど、それぞれ感想の向こうに言語化できてない虚無感があるんだろうと思ってて、それもまたいろんな感想の1つだな、と思ってる次第です。

番外編~2.5次元編

所謂ネルケ等の2.5舞台は既に素晴らしい集計と記事が冒頭でご紹介した通りすでにございます。
わたしは東宝とかホリプロ系のミュージカルメインでやりたかったので2.5以外~と書いたのですがちょこちょこ2.5系の舞台の投票が来ました。
枠を無視してでも虚無舞台として投票したい!という熱い思いを受け取って載せておきます。

ていうか調べて2.5だと判断したやつを入れたので、違ったらすみません。

モブサイコ100

「とにかく演出が合わないのか、笑いのツボが合わないなか分からない。脱ごうが女装されようが変なメイクで出て来られようが1ミリも笑わなかった」

ミュージカル刀剣乱舞 300年の子守唄

設定が無理。歴史にそんなに関わってええな?とか細かいとこが気になりすぎるしストーリーが無理やりすぎ

龍の羅針盤 維新回天篇

チケットが安くなっていたので何一つ知識がない中、なんとなく観に行ってみました。最初から最後までただひたすらキャストが台詞を叫んでいるだけで、内容がまったく入ってきませんでした。叫ぶことが渾身の演技だと勘違いしているのでしょうか?舞台上に紐を巡らして線引きしたり絡ましたりという演出で関係性や空間を表現するというのがずっと続くのですが、キャストの見分けがつかない身では意味が分からないだけで全然面白くありませんでした。中身ではなく顔で売っている舞台だったのでしょうね。ちなみに唯一この人は好きかもと思った方をあとで調べたらレミゼアンサンブルに出ていらしたので、自分の見る目は悪くないかもなと思えたことだけが収穫でした。

舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」

好きな作品がはじめて舞台になる、脚本は原作アニメの監督・脚本・演出・絵コンテだった方が手掛ける!ってことで見に行ったら、中盤の日常パートがひたすらに虚無でした。
舞台前に監督がTwitterで炎上していたのですが、ああ、これは炎上した理由について曲解したまま根に持って書いたな~というのがわかる蛇足パートなど目も当てられませんでした。

それぞれ全く内容を知らないのでわたしからのコメントは差し控えます。いや最初のと最後の本当に知らない。ごめん。
2.5ミュージカルで圧倒的人気を誇るでと思っていた刀剣乱舞もそんな風に言われるのか…!という驚きがありましたが、ユーザーの母数がそもそも多いんでしょうね。知らんけど。

追記: 2.5次元とそれ以外の差って何?と書かれてる方がいました。王家とか銀河鉄道とか入ってるので確かにわかりにくい…となりました。

一応最初にご紹介した記事の対象になってなさそうなもので絞りたかったのですが、書き方がわかりにくかったしタイトル(というか見出し画像)もよくなかったと思うので申し訳なかったです。

どう考えても観劇資金にしかならないと思います。