オタク人生を振り返ってみる②
前回
ライブを駆け抜けた高校時代
高校はその後のオタク活動に関わるたくさんのコンテンツに出会った時期でした。
高一の夏に始まりの推しに出会います。
引き続きニコニコ動画でボカロをよく聴いていた私は、高校でオタクの友達ができました。オタク友達に教えてもらった歌い手がまさに始まりの推し、天月くんです。少年のような明るい歌声が魅力的で、過去の歌ってみたを爆速で聴き漁り、ズブズブと沼に沈んでいきました。
私が好きなった年の冬に天月くんが歌い手仲間(circle of friends(cof)というチームでした)とライブツアーをやるという情報を見て、私は初めて1人でライブハウスに行くことを決意したのでした。(母は気をつけて楽しんできて~~!と送り出してくれました。理解のある親、圧倒的感謝…!)
1月某日名古屋の大須にあるライブハウスに極寒の中、開場まで外で並んだのを今でも覚えてます。自分の服装も、どの位置で見ていたかも全部忘れられない。パキって折るタイプの赤いルミカライトを持って待っている中、正直めちゃめちゃ不安でした。1人だし。今思うとよく1人で行こうと思ったよね。私のフッ軽はこの時から始まってたんだ…
ライブはもう永遠に続け!と思うぐらい楽しかったな~
この年から天月くんやCOFのライブに毎年行くようになって、その中でネットの友達もできて、最初は1ツアー1公演だけだったのが少しずつ範囲を広げて東京大阪まで足を伸ばすようになって。全てが全国ツアーだったので全通はできなかったけど本当に本当に楽しく駆け抜けていました。思い出のライブハウスも沢山できました。
歌い手だとS!Nさんも好きでした。天月くんの爽やかな歌声や健全な立ち振る舞いとは打って変わってダークな雰囲気をもつS!Nさん、ゲストで出ていたライブで初めて歌を聴いて一瞬でスキ…!!!!と思った記憶があります。全然タイプが違うライブをやる2人だったけど、S!Nさんのライブも同じように遠征してたなあ。
大学に入ってしばらくは変わらずライブに行ってたものの、主軸であるCOFのライブが幕を閉じてしまいました。今はもうどちらのターゲット層からも外れてライブにも行かなくなったけど、当時の私は天月くんの存在にかなり支えられていたので、今でも歌ってみたも新曲も聴いてます。大好きだったから彼が歌をやめるまで応援してます。
伊達の鉄壁
時を同じく、連載開始からからずっと追いかけて一緒に成長した、ハイキュー‼︎の二口堅治を好きになっていました。
ハイキューって誰も瀕死の怪我しないし死なないんです。超人的なパワーや異世界人も出てこない。全力でバレーを楽しむ人たちのお話。彼らの全力に1巻からしっかり感情移入して泣いてしまいます。
どのキャラクターも好きだけどその中でも私は二口堅治が大好き!あの生意気で軽口叩くバレー好きが本当に好き!!!ハイキューの時間軸を計算して二口が同級生なのか先輩なのか考える時間も、体育のバレーの時間も最高に楽しかった。最近グッズが再販してて嬉しいです。
結局ニコニコ動画と共に生きてた
ゲーム実況を見始めたのも高校入ったあたりでした。
フリーホラーゲームが流行っていたこともあり、初めて見たゲーム実況はがみくんとふひきー(+ぞの)の青鬼実況でした。ビビりな友人にホラーゲームやらせてみたというスタンスで、彼らが絶叫するたびに大笑いしていました。当時ゲーム実況の存在はオープンに認められているわけではなく、黙認されていただけでしたが、ゲームの運動神経が皆無な私にとっては最高のコンテンツで、牛沢さんのチャンネルを筆頭にずっと見ていました。特にTOP4の4人は今でも変わらないスタンスで投稿してくれるので今でも見続けています。
テニミュに興味を持つ
まだあります。心を動かされたコンテンツって、あればあるほど味方が増えた気がして嬉しいね。
ある時、兄が謎の歌を歌っていました。
兄「おれはころしやと~♪よばれるおとこ~♪(踊りながら)」
私「なにそれ?」
兄「これ」
といって見せられたのが何本かのテニミュ1stの動画でした。(私の家族はミュージカル調で生きているので歌っていること自体は特におかしいことではありません。疑問もその曲はなんの曲ですか?の意味です。)
「勝つんは氷帝」の曲の赤髪の子!かわいい!!!そうなってからは速かったです。あれよあれよという間にDVDを借り、テニミュの歴史の全てを調べ上げ、青柳塁斗演じる向日岳人のことが大好きになっていました。
ちょうどテニミュ2ndの四天宝寺がやっていた時で、ただこの時は「ミュージカル」というハードルの高さから自分が観に行くことは考えていませんでした。
まさか兄も、こんなきっかけで私がテニミュ好きになるとは思わなかったと思います。私も同感です。キモめの沼の落ち方。
こんな感じで高校を卒業し、大学に入ります。
描いたイラストをTwitterにあげてフォロワーと積極的に絡んでいたのもこの頃からで、同じコンテンツを好きな人たち同士できゃいきゃいするの楽しかった~~毎日伊達工ワンドロ(1*)やってました。
オタク友達と大好きな絵師に会うために夜行バスでボーカロイドマスターに行ったり、コミティアに行ったり、同人誌を描く神絵師の友達に同人イベントに売り子として連れて行ってもらったり。
オタク人生が加速していきます。
(1*)ワンドロ…1hドローイングの略なのかな…1時間でお題に沿った絵を完成させるやつ。伊達工はハイキューの高校名です。
次回、テニミュ初観劇
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