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近所で銚子丸が最高の贅沢

2日延期になった採卵。
なぜベストの11日ではなく
13日に延期になったか分からなかったが
今日採卵したら空砲だった。
空砲とは採卵失敗。
手術代25万がパーということである。
手術消耗費4万円も追加でかかる。

延期するなら次の周期にしないか提案してほしかったというと、やめたかったら電話一本で辞めれる、お客様が採卵を希望したから採卵したまでだ。今回は残念でしたとしか言えない。お客様のニーズがちがうんじゃないですか。
というのが自費で不妊治療をする患者への言葉である。
保険登録医としてその言葉やご対応が正解なのですねと、
こちらの先生たちの言葉がとても冷たくて精神的に辛いので、ご対応をもう少し変えていただけないですか、
と子宮から血が出るのを流しながら話した。
採卵の手術では
気絶するくらい痛くて5分間は号泣した。
その手術のあとの患者に対する言葉だ。

帰り道、
西新宿の都庁とハイアットのあいだで
空を仰いだ。
正直◯にたいと思ったけど、
旦那にも離婚して欲しいと頼み
母にも採卵失敗を報告して
しばらく休むから
ほっといてほしいと伝えた。

勝手に不妊治療して勝手に傷ついて
世間さまにばかにされるんでしょうね。
あの女医に言われたみたいに。
自然に妊娠できない女は人権もないのか。

まっ、とにかく自宅へ向かって帰ることにした。長い大江戸線と長い半蔵門線に乗って。
いろんなふうに帰れるのは、電車が動いてくれてるからだ、なんて有り難いんだろう。

途中、
西新井大師でお参りして、
ココットのアウトレットでクレープかって
花屋でカサブランカを買って
自然食品のお店で雑穀米のおにぎり🍙
を買って
家に帰って旦那に先ほどの失礼を詫びた。

弘法大師さまが開いた西新井大師さま
カサブランカというお名前なのですね。
こんなに美味しいおにぎりを知らない


離婚してくれと言われた人とは思えないくらい温厚に迎え入れてくれた。
何度目かわからないくらいの喧嘩の後の仲直り。

とにかくまたが痛いので
美味しいものを食べて寝ることにした。

起きたあともぼーっとしていた。

旦那が
夜ご飯にお寿司を食べに行こうと言ってくれて

近所の銚子丸にいった。

季節のセット
白子ポン酢おかわり
人生初の寿司屋さんで茶碗蒸し

デザートも抜かりなく美味しい。

きのう寝る前に結果がどうなっても、
ぜんぶ糧に変えていくと決めたんだと
思い出した。

こんだけ美味しいもの食べてたら
世話ないすね。

まだ刺した針の痛みがある。抗生物質は3日分。

かなしいことがあったから、
寿司食べれた。プラマイゼロなのかな。
しばらく休んでまた働くことにする。
どこか温かいところで休みたいな。

お読みいただきありがとうございます。

お身体1番でお過ごしくださいませ。

ふじ^^

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