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信念を持って取り組んでいること

今この瞬間もコロナウイルス感染拡大を防ぐために働く医療従事者をはじめ、多くの方のご尽力に心から感謝します。先が見えない世界ですが、今やれることに全力でありたいと思い、このnoteを書きました。

このnoteでは、サッカーと大学院と、そしてTimeLeapで仕事をしている僕がどんな信念を持ってTimeLeapに関わり続けているかを綴ります。最後まで読んでくださるとありがたいです。

①仁禮 彩香との出会い

TimeLeapは小中高生向けに教育プログラムを提供する会社です。その代表を務めているのが僕と同い年の仁禮彩香(にれいあやか)で、大学1年の終わりに初めて出会いました。

大学1年生が終わる3月に、僕はサッカーを辞めました。夢を諦め、逃げるようにしてサッカーから目を背けた日です。あの時の感情を忘れることはきっとないと思います。僕の全てであったサッカーを自ら捨て、心は虚無感で満たされていました。

サッカーを辞めた次の日(!)、たまたま、本当にたまたま、友人からの紹介で仁禮さんに出会いました。絶望感しかない僕は、誰だろう?なんの話をするのだろう?勘弁してくれ。一人にしてくれ。そう思ってました。
実際に会って話をしていると、次から次へと僕の価値観の根底を覆す言葉が並べられたのを強烈に覚えています。
「中学2年の時に起業して、自分がつくったインターナショナルスクールを買収した」
「今、2社目を立ち上げているところで仲間が欲しい」
「一緒に教育事業を立ち上げないか?」

???

え?
頭の中は大パニックです笑
同い年だよね?どゆこと?でも話している目は真剣そのもので、僕はその情熱に突き動かされて、一緒に活動することを決めました。(なぜあの時出会えたのか、なぜ僕を誘ってくれたのか、奇跡としか言いようがありません笑)

②信念

それからの日々は決して順風満帆ではありませんでした。悩み、考え抜き、多くの人に支えられながら一歩ずつ歩んできました。
大学3年になる時、Saturday Schoolという小中高生向けのスクールを立ち上げました。社会で活躍する起業家や経営者が子供たちとフラットに議論する授業があり、最終プレゼンで100人以上のオーディエンスの前でプレゼンを行うというプログラムです。「自らの人生を切り開く力」を育むというコンセプトの元に設計されました。(現在はLeaper Schoolという名前)

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大学4年時にはお金や社会の仕組みを、実際の商売を通じて体験的に学ぶMoney Schoolを小中生向けに立ち上げました。

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これらのプログラムをさらに拡大充実させていこうという時に、新型コロナウイルスが世界中を襲うことになってしまいました。スクールプログラムは全て中止となりました。

ただ、小中高生の学びの場がなくなってはいけない、とすぐに頭を切り替え、完全オンラインで新たな教育プログラムを立ち上げることにしました。それが小中高生向けの起業家教育プログラム TimeLeap Academyです。アカデミー生が起業家たちとディスカッションし、ビジネスアイデアを実際に形にして社会に届ける、その過程から学ぶことができるプログラムです。

僕は、仁禮 彩香と出会った時に衝撃を受けました。え、「大人じゃなくても経済的価値を発揮できるんじゃん」と。スポーツや芸能の世界では、若い世代が活躍するのはもはや当たり前かもしれません。10代で世界と戦う人たちもいます。じゃあ経済界では?若い世代は活躍しづらい社会な気がする。
ここの根底には、日本の社会と教育の構造的な問題があります。受験と新卒一括採用のシステムは学業と経済活動の間に大きな壁を作ります。
「社会人」という言葉がありますが、よく考えたらおかしい。じゃあ子供は社会に生きていないのか、と。

若い世代でも経済システムの中で価値を発揮することができる。僕はそう確信しています。子どもたちが「誰の何を幸せにしたいのか」を考え、表現する手段が経済活動であってもいいはず。自分の才能がそこにあるかもしれないから。サッカーで人を幸せにする若い世代。芸能活動で人を幸せにする若い世代。経済活動で人を幸せにする若い世代。きっと同じだ。

若い世代が挑戦することを応援する社会であれば、もっとたくさんの幸せが生まれるはず。そんな選択肢がある中で、一人ひとりが自分の人生を作っていくための力を身につければ、生きたい人生を生きられるんじゃないかな。

僕自身はそんな信念を持ってTimeLeapに関わっています。

③見たい世界

TimeLeapで活動を続けることで日本の教育が少しでも変わって欲しい。一人ひとりがただテストの点数を高くするためだけでなく、自分は「誰の何を幸せにしたいのか」を考えて学んで欲しい。考え抜いた若い世代がチャレンジできる社会であって欲しい。これが当たり前になったら、日本のサッカーが変わるはず。僕はやっぱりそこから外れられない。
サッカーに正解はない。これをしたから勝てる、これをしたらみている人が喜ぶ。そんなのは存在しない。自分で答えを作り出し、判断する瞬間がある。
創造性豊かな人が排除されず、自分の頭で考え抜き、表現しようとすることがスタンダードな教育のあり方になったら、サッカーがもっとよくなるかもしれない。
今後、サッカーから離れることはないし現場にい続けたい。でも、教育のあり方を少しでも変えていけたら、もっと面白いサッカーが見られるかもしれない。一人でも多くの人が生きることに喜びを感じられる世界にしたいと心から思います。

最後に、現在、TimeLeap Academyのクラウドファンディングを行っています!ぜひページだけでも見ていただきたいです!できればご支援くださると嬉しいです。

クラウドファンディングページ:「小中高生向けオンライン起業家教育 #TimeLeapAcademy 始動します!」

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TimeLeap Academy 公式HP

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