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推し香水注文してみた①scentlyさん編(きっかけ~オーダーシート)

はじめましてこんにちは。
推し香水という文化?サービス?を知り購入してみたら最高の最高だったので、お世話になったレポを見習って私もレポを書いてみようとnoteに登録しました。
宜しくお願い致します。

あと事前にレポを読んでいた時に、「オーダーシートどんな感じで書かれましたか? できれば見せて……」と思うことがありましたので、参考になればと全文控えをとり掲載しております。
長くなりましたので到着・嗅ぐところは次の記事へ。


1)注文のきっかけ


様々な種類のオタクの悲鳴レポで、ここを読むのが大好きなのでここから書きます。

まず前提として、私はオタクが歓喜・混乱・発狂している悲鳴のようなレポを読むのが大好きです。
noteも長らく読み専として、オタクの新鮮な悲鳴を拝読しておりました。アイドルの沼落ちレポとか最高に楽しいですね。

そんな中、正確に覚えていませんが(何かしらの新鮮な悲鳴の関連記事とかだったと思う)、推し香水について書かれた記事を読みました。
なるほど今時はそんなものが……とここで存在を認識します。
しかし普段香水をつける習慣がないので「私にはまあそんなに関係ないか」と一旦頭の片隅へ置きます。

その後暫くあり、twitterの広告で例のscentlyさんのレポ漫画風の宣伝が回ってきました。

解釈レター……なんか良さそう(ここで内容をtwitter検索)アッどういう解釈でその香りにしたか書いてくれるんですか凄いな! 実質二次創作では?マイナーへの供給では??

ここでnote上にあったレポも読み尽くし、即座に注文決定。
マイナーを拗らせたオタクは供給に飢えています。


2)ではどの推しで発注するか?


これは「やる!!!」と決めた時点でもう決定していました。
私は新しいものにハマった時にまた推しが増える&後々絶対再燃するタイプのオタク。
(これは余談ですが例として、某無双ゲーは新作が出る度再燃する流れを繰り返しています。主従好きに深く刺さりすぎた)

つい最近同シリーズ作のリマスター発売が発表されたものの(こっちはこっちで嬉しい)、「外伝だから多分アレはリマスター出ないんだろうな……いやでも見たいな」というポジションのゲームが再燃していたタイミングでした。

これはご縁ということで、そのゲームの推しカプで発注することに。
ドマイナーもマイナー、私しか推してないのでは?レベルなので

「多少外したのが来ても、正直このカプの供給(実質)というだけで喜べるだろ」

という失礼な打算もあっての決定でした。

いやでもそれだけ偏愛してるということで……推し格好いいんですよ……格好いい×格好いいなんですよ……しゅき…
片割れにもっと強いカプがあるが……


3)お願い先


ネットでオーダーできる先として、数々のレポからscentlyさんとcelesさんが有名と知りました。
カプでお願いできるということ、最初に知ったし解釈レター欲しいということでscentlyさんに決定。

これで最高のものが来たらcelesさんにも二人分頼もう」(フラグ)と思いながら、オーダーシートの内容を練り始めます。


4)オーダーシート

お疲れ様です、楽しいオーダーシートタイムですよ!
一週間以上かけた。
考えれば考えるほど「推しカプいいな……これも書こう…」とか思いまして、本当に纏めるのが大変だった。
外見情報いるの? とか内面どの程度掘る? とか色々悩みながら、各所のレポ覗いて先人の皆様のオーダーシートを拝見して…
楽しい作業でしたね。

scentlyさんは「固有名詞ダメです」なので、AとBに置き換えて書きました。
自由記述的な欄以外にも色々細かな項目があって、答えていくのが楽しい。

以下長くなりますが、先述の通り全文貼っておきます。各設問の下は書きながら考えていたことなど。

1)普段使いか概念優先か 概念優先

ここはまあ普段香水をつけないので。概念が吸いたい。

2)イメージしたいキャラクターの性別 男性

男女のカプ香水の場合は「その他」があるのでそこで記載かと思いました。人外があるのが行き届いてる……

3)キャラクターの年齢(カプの場合それぞれ)
A×Bのカップリング香水をお願いします。
Aが31歳、Bが25歳

男×男なのでここでカプ香水希望の旨を記載しました。

4)イメージカラー 3色まで
カーキ系の緑(陸の軍服の色)
黒から藍色系(夜空の色)

あんまり髪や目やらでのイメージカラーのない二人なので悩みました。共通する情景や全体的な色で。
伝わるのかこれ?と思ったので()を足しております。

5)誕生月は? (わからないもあります)
わからない

誕生日が公開されないタイプのジャンルです。
ちなみに身長体重もわからん。

6)大人っぽさ・セクシーさはどのくらい感じるか? 0~5の間
3か4……3かなあ

血と砂煙と金属の匂いはしそうなある意味大人っぽいカプだが、セクシーさではないんだよな…で中間を。迷ったら真ん中よ。

7)次のうち一番合う飲み物は?
コーヒー・ジュース・紅茶・ビール・ウイスキー・ワイン・日本酒・エナジードリンク・スポーツドリンク・その他
⇒コーヒーを選択

どちらも酒のイメージがないのでアルコール以外、まあコーヒーかなと……消去法で。
夜に火にあたりながら飲んでそう。

8)時代背景・世界観・キャラの職業や出自・物語上のポジションなど(カプの場合はそれぞれ書いてね)

よくある剣と魔法のファンタジー世界で、AとBはいずれも主人公の少年の数多い仲間の一人です。
もう一人の仲間である少女と三人組で、海の向こうの国から主人公の国へ任務のためにやって来た軍人です。
この海の向こうの国は、魔法や剣よりも銃器が発達している珍しい国という扱いで、軍事国家として知られています。
三人は常に行動を共にし、本国からの『主人公に協力するように』との指示も主人公の人柄も、どちらの理由もあって、主人公の最後の戦いまで協力してくれます。

A(攻め側)は特務部隊の隊長。常に冷静で判断力に優れ、どのような環境でも戦える指揮官です。
自身も短銃から長銃まであらゆる銃器を使いこなす猟兵で、銃の名手と謳われています。
必要があればナイフや爆弾などの武器も駆使し、これらサブの武器や弾薬、その他多くの装備を身につけ、砂除けの外套を着ています。
Bともう一人の部下から隊長と呼ばれ、二人から単なる上官以上の絶大な信頼を寄せられています。
また、髭を生やしており、落ち着いた態度なので実年齢よりいくらか上に見えます。
最後の戦い後は本国へ戻り、特務部隊の解体後、正規軍の指揮官として抜擢されるとのことなので、国外任務を任されていることも合わせて、相当優秀な人物だと思われます。

B(受け側)は特務部隊に所属するAの部下。非常に寡黙で、必要なことも喋らないとまで言われる狙撃手です。
常にAと共にいるので、大体の場合はAが必要なことを話してくれますが、Bが単語しか発さないことで他の仲間に要らない誤解を受けたり困惑させてしまうほどです。
黒い口布で口を覆い、殆ど外すことがないのも無口な男という印象を強めています。
Aよりは軽装ながら、長銃の他に弾や爆薬などを身につけ、Aとは別型の脱ぎやすい外套を羽織っています。
戦闘では長銃の扱いに適正があり、狙撃によってチームをサポートします。明言はありませんが狙撃の腕だけならAよりも上かもしれません。
本国では同特務部隊で暗殺などの表に出せない職務も行っていたそうなので、Aの指揮の下、Bの手で行われたと思っています。
最後の戦い後はAと共に正規軍に移り、狙撃班を率いてAの右腕として活躍します。

8)と9)がオーダーシートのメインとなる自由記述欄、MAX999字となっております。いやこれらを練るのに随分かかった……

エンディング後の部分まで書いたので、ジャンル知ってたらすぐ分かる。捏造やら省いた話が見え隠れしています。
設定資料集とにらめっこしながら自分の願望妄想を込める作業楽しいですね。合計903字でした。

9)第一印象として周りが受ける性格と、周りからは見えにくい内面に秘めた性格を。

Aについて 
第一印象は厳格そうな雰囲気と、低く凛々しい声から、冷徹で頭の堅い軍人、切り捨てることに慣れた合理主義者といった印象です。
しかしその実、本国の指令通りに働く軍人であるのと同じかそれ以上に、人間らしい情に溢れ、愛する祖国の人々の暮らしを護るために、自分のできる限りのことをしている人だと分かります。
様々な背景を持つ仲間達に馴染める柔軟な思考と気遣いを垣間見せ、指揮官としての適性以上に、人として出来た人物だなと感じます。
軍人としての高い職業意識の内側に、時に二人の部下達の父親のようにも感じる懐の広さと愛情を秘めた人です。

Bについて
第一印象は喋らない男。(そして実際殆ど喋りません)
表情も殆ど変えないので、感情の動かない、人間が嫌いな仕事人なのかなという印象です。
しかし実際のところは並外れた無口なだけで、同僚である少女もAのことも信頼しており、大切な仲間です。
その信頼も目に見える形で出ることは殆ど無いのですが、二人と、特にAと共にいる時には少し緩んだ表情を見せます。
得意ではない言葉を駆使するよりも、狙撃手としての働きで仲間の信頼に報いるという雰囲気があり、日頃の自身の仕事をより正確に、上手くやろうとしている、努力家で真面目な人物だと感じます。

カプとして
外からは一見、仲は良いのだろうが『二人の間に言葉は要らない』系の、職務に忠実でドライな軍人コンビ。
実際の所はそういう部分も確かにあるものの、上官・部下としての深い信頼が基礎にある上で、負傷や寒さなど辛い時に、自然とAがBに寄り添い、手を引き、前に立ってくれる。
それにBが「やっぱりこの人は格好いい」などと思いながら、黙って手を取るし、Aのゆく方へ素直についていく。
二人きりだと話がそう弾むわけもなく、Aが色々話しかけるのを、Bが頷きながら聞いてたまに一言返すくらいで、それでもお互いその時間が不快ではないし好ましい。
外からはA→Bと手のかかる部下をよく可愛がってるなと見えるところ、実際はB→Aの敬意と恋慕が強めで、時折Bが自分の不器用な言葉で懸命に愛情を伝えようとしてくれるのを、Aは嬉しそうに笑って受け取る。周囲の予想よりも案外ちゃんと、会話もウェットな交流もしている。大体そんなイメージです。

伝われ…伝われ…と思いながらカプとしての印象も書きました。
ここどうするのがいいんだろう。AB個人ずつで詳しく書いた方がいいのか…?
文字数は933字でした。2項目ともぎりぎりまで書いてて笑った。狂った怪文書を読まされた調香師の方及びスタッフ様、本当にすみませんでした。ありがとうございます。

10)イメージしたい香りの希望について 
静かな夜の雰囲気、または銃を使う人のイメージ…?

書きながらぱっと頭に浮かんでいたのが、「夜に火にあたりながらコーヒー飲んでぽつぽつ会話してる推しカプ」だったので…
香りについては何もわからん。

11(自分は)普段どんな香水を使うか
使わない

12)苦手な香り
特になし

13)香りについての希望があればなんでも
普段香水を使わないので、全てお任せします。
Twitterやnoteでレポを拝見し、長い間推している推しカプの概念を感じられたらと思い、注文させて頂きました。

ここらは苦手な匂いがあれば書いた方が良いだろうなと思いました。
私は「何が苦手なのかもよーわからん……とりあえず推しカプ吸わせて…」だったので…
香水というものも付けたことがなく、推し香水のレポを読んで色々と知ったので…

オーダーシート丸々貼るともう5000文字が来る。
ということで練りに練った怪文書を押し付け約3週間でブツが届きました。

ここまで長くなりましたが、届いたもののレポは後編へ。
いやあオーダーシート練ってる段階から楽しいんだから最高の体験ですね推し香水……!

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