【レコボ5サポート終了】情報まとめ【要点雑まとめ】

こんにちは、オタクです。
弊TLで「レコボ5サ終マジ?」「6に乗り換えないといけない?」といった話題が多数見られたので、要点をまとめてみました。

雑まとめなので修正点あったら追記修正するかも。

※現場機材使うDJ向けの記事です。コントローラー持ち込む人やおうちDJのみの人は大して気にしなくていいかも。
あとリリックとかビデオは不分人(わからんちゅ)なので触れません。リリックは6のほうが安定していると聞いたことはあります。

■元ネタ

2022年2月をもって、rekordbox ver. 5に関するテクニカルサポートを終了いたします。
rekordbox ver. 5のサブスクリプションを契約中、またはライセンスキー(購入またはバンドル)をお持ちの場合は、rekordbox ver. 5を引き続き使用できます。
新規のrekordbox ver. 5のサブスクリプション契約および、ライセンス購入は2020年4月で終了しております。
最高のエクスペリエンスを得るには、最新のrekordbox ver. 6に切り替えることをお勧めします。
サポート終了の内容
製品対応:アプリケーションのアップデート(不具合修正/対応機種の追加/対応OSの追加 など)
一部のお問い合わせ対応:エンジニアの技術的サポートが必要な仕様及び不具合のお問い合わせ
※ライセンスのアクティベーションに関するお問い合わせは引き続き対応いたします。

rekordbox5のFAQページより

■関係ある人

現在rekordbox Ver.5を使っている人。もしバージョンわからん!って人はアイコンを見よう。

←Ver.5 Ver.6→

新規でのライセンス購入等は2020年4月に終了している為、それ以降にDJを始められた方は6を使ってる人が多いのかな、と思います。
※ただし買った機材にライセンスがついていて5を使っている方も多々いると思うのでなんとも言えない

■要点

・レコボ5自体が使えなくなるわけではなく、引き続き利用は可能。

今回のサポート終了はレコボ5が全く使えなくなる!というわけではなく、技術的サポートとアップデート打ち切りの内容となっています。
※ライセンス無し+DDJ-400等でHWアンロックしてる人も引き続き使えると思われる

・アプデが今後無い為、Pioneerの新機材や新OSへの対応は絶望的

すでに発売されているDDJ-FLX6CDJ-3000もレコボ5には対応してないですが、今後のアップデートで新しく対応することも100%無くなりました

併せて、以降発売されるレコボ対応機器は全てレコボ6のみ対応となります。
新しい機器を使いたかったらレコボ6を使うしかないんや…。

また、Macは定期的にOSが更新されますが、Big Surより後のバージョンへは対応しないこととなります。(最新の5.8.6アップデートでBig Surには対応しています。)
WindowsはMacに比べるとOSの大きなアップデートは少ないものの、アプデやWin11以降の新OSでなにか不具合が出ても対応されない状況となります。

■5→6乗り換えの注意点

アップデートするにあたって幾つか覚えておくべき点があるので記載しておきます。
アプデしたのが遠い昔の話なので間違ってたりこれ書いてないとかあったらコメントとかください…。

・キューやグリッド等の情報は引き継がれるが、6で打った情報は5に持っていけない

5→6に引き継ぎをする際、まっさらな状態の時はキュー等のDB情報は持っていくことができます
ただし、6で打った情報を再び5に持ち込むことはできないので、6で満足出来なくて5に戻る可能性がある方は注意。
※USBにエクスポートしてインポートとかすれば無理矢理もっていけないことはない

・引き継ぎにめっっっっちゃ時間がかかる

曲数にもよりますが、めちゃくちゃ時間がかかった記憶があるので、直近DJする予定がなく、PCを使う予定もない日にやりましょう。

・HDD環境だと重い

レコボ6は、5の時になかった謎の読み込みをしまくっている※っぽく、HDD環境だとブラウズが異常に重たいです。(※HDDアクセスランプの挙動から推定)
音楽ファイルとDBの置き場所を全部SSD化したらこちらは解決しました。金で殴りましょう。

※最後にHDD環境で触ったのがしばらく前なので、現行バージョンで改善している可能性はあります。要検証。

・要求スペックが上がっている

レコボ5より6のほうが全体的に重たいという報告は良く上がっていた覚えがあります。(上記のHDD環境だと重かったやつの影響なのかもしれないですが)

参考:筆者のDJPCスペック(これでヌルサク)
CPU:Ryzen 5 4500U(6C6T)
RAM:DDR4 3200 16GB
ストレージ:NVMe M.2 SSD 256GB(C,OS)+1TB(D,音源+レコボ)
GPU:内蔵

■5のままのほうがいい人、6にしたほうがいい人

ぶっちゃけ今レコボ6に乗り換えてない人って、6の悪評を耳にしてきている方や課金したくねー!って方が多いと思うので、6使ってる自分の目線からアプデすべきか否かをパターン毎に書いていきます。

※こちらの内容は記事書いてるオタクの主観により書かれています。Pioneerさん的にはみんな最新版使ってくれよ~ってなってると思う。

■5のままのほうがいい!

■PCスペックがギリギリの人
5でカツカツだと6はまず動かないと思っていていいと思います。
PCを買うか5と心中しましょう…。

■月額課金したくない / 普段サブコンなしHID+3000未導入
→レコボ6のHWアンロックに旧機器が非対応の為、6での2000nxs2以前の機器のHIDは課金するかサブコンがないと使えないです。
HID使いで課金したくない人はしばらく5で生きていきましょう。

■6にしたほうがいい!(無課金で行ける人)

■CDJ-3000導入済みの環境がある
CDJ-3000は6のHWアンロック対応なので無課金HIDができます。ただしCDJ-3000単品がほぼレコボなので、サブコン使わないHIDをするメリットがそこまでないんだよな…。

■現場がサブコン+HID or HID以外
現行バージョンは随分とアップデートも進み、スペックに不安がなければ6にしない理由は大して無い程度には安定しています。(体感)
課金せずに現場DJができる環境がある方は、将来のことを考えこれを機に乗り換えるのは大アリ。

※ただし前述のHDDだと重いってやつが懸念点としてあるので、HDDの人は一度引き継ぎして重くないか動作確認してみたほうがいいかも。

家でHWアンロック対応機器+現場でUSBorLINKの場合や、サブコン持ちの場合はパイオニア税を払わなくても完全無料で運用可能です。
XDJ、買おう!(USB派の回し者)

■トラブルシューティング、デバッグが好きな人
→6で不具合を起こしてPioneerに報告しよう!アプデで自分が報告したバグが修正されるのは楽しいぞ

■6にしたほうがいい!(課金すべき人)

■今後の新機材含め全環境でHID対応したい人
Coreプラン(980円)以上に課金をすると、どの環境でもHIDが可能です。
ただし月額980円でできるのはDDJ-400やサブコンを挿したときとほぼイコールなので、長い目で見るとDDJ-XP2等のサブコンに課金したほうがいい場合も。

追記:毎月やるわけじゃないよ~って人はHIDを使用する月だけ課金するのはあり。

■クラウドで楽曲管理したい(その他6の追加機能を使いたい)
→早くお金を払いましょう。クラウド対応は2プラン用意されています。

①Creative(月1,480円)
Dropboxへは別途課金が必要
なので注意。4PC対応。
すでにDropboxを使用していて、手持ち容量範囲内で使用する方はこっちのほうが良いかも。

②Professional(月2,980円)
Dropboxへ無課金でも容量が無限に使用可能
。加えて自動バックアップ機能がつきます。8PC対応。

どちらも複数デバイスでのシームレスな管理ができる為、PC複数台持ち
アプリと併用する人にはオススメ。ライブラリは財産派にも。

なお、クラウドを使わなければ無課金でもレコボアプリは使用可能なので、アプリ使いたい人は覚えとくといいかも。(都度接続→同期みたいな感じで運用できます)

■おまけ:どっちでもいい人

一生パフォーマンスモードを使わず、USBorLINKで完結する人はアプデしてもしなくてもいいです。5どころか4.3を未だに使っているオタクもいるらしい。

■あとがき

基本的にはアップデートをしたほうが望ましいのは間違いないとおもわれますが、迷っている方は参考にしていただければ幸いです。

安定してきている上にサブコン無しHID派でなければ課金なくてもなんとかなるので、課金だけが懸念だった方はこれを機にアップデートするのはあり。
あとサブコン持っている人は現場に持っていっておくと救世主になれるかもしれないです!
今後現れるであろう、うっかりアップデートしてしまった人を救済していきましょう。

それでは、楽しいDJライフを!

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