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余りにも今更な、マニアックプロレスはいいぞという話

私はファミコン世代で、ファミコンからディスクシステム、スーパーファミコン、プレイステーションとレトロハードは一通りたしなんできたのですが、一番印象に残っているのはPCエンジンでした。当時としては圧倒的な画像と音楽を活かしたアニメーションが私にとっては衝撃的だったのです。

中でも私が好きだったのは、ハドソンから発売された「マニアックプロレス」でした。1990年発売。システムはそれほど目新しくないコマンド選択式のゲームなのですが、とにかく演出がかっこいいのです。

まずはリングアナの解説。2例ほど示しますが、どういう頭してたらこういう言葉が思いつくのかがさっぱりわかりません。かっこいいです。

単なるドロップキックを「人間ミサイル」
闘いのゴミ収集日!

そして、技の演出。かわいさあまってフロントスープレックス。投げ技が決まっている最中だけBGMがオフになって、落ちていく効果音だけになるのが最高にかっこいいです。

さらには勝利を決めるアトミックボム。フライングニールキックです。主人公の顔がシャキーンとなるのがかっこいいです。かっこいいけどあえなく避けられたりもします。

締め技の表現もかっこいいです。締め技が決まる瞬間の「ギュイーン、シャキーン」という音の表現、締める方と締められる方の表情が上下に分かれて並ぶ表現、かっこいいです。

子供の頃はこのゲームが好きで、クリア後も何度もプレイしたものでした。今思えば、映像と効果音をうまく組み合わせるととてもかっこいい表現になるというのを初めて知ったのが、このゲームだったような気がします。
久々にプレイしたいのですが、残念ながらPCエンジンの復刻版「PCエンジンmini」には収録されていません。そのため、今プレイするとしたら「レトロフリーク」という復刻互換機と、Huカードを買うしかありません。

なんと、マニアックプロレスのHuカードが梱包なし中古で15600円!プレミア価格ですね。4万円出してマニアックプロレスを久々にやるのかどうか、うーん微妙なところです。

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