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ミラーシャ?所沢に実在したよ ルミナスウィッチーズ3rdライブ感想

 配信されているライブのレポをするのも野暮というものなので、ひたすら感想だけ垂れ流します。前回函館のイベントに行って思いのほかよかったので、「それじゃあライブも行ってみるか」と考え(円盤買ってたのに2ndライブは気づいたら応募締め切りを過ぎてた)、函館から帰ってきた後
即座に2ndライブの円盤を買って先行抽選で応募して行ってきました。


セットリストについて

ルミナスウィッチーズ3rdライブ~sing together~
(昼の部)
-朗読劇-
1:WONDERFUL WORLD
2:太陽の理由(ジニー、いのり、ミラーシャ)
3:優しい明かり(アイラ、ジニー、ミラーシャ)
4:夢色コントレイル(マリア、マナ)
5:まっしろリボン(シルヴィ、ジョー)
6:星と共に
7:みんなの世界
8:約束の空へ~私のいた場所~
9:わたしとみんなのうた
en1:Flying Skyhigh
en2:My Shining Light
en3:空に誓うから

(夜の部)
-朗読劇-
1:空に誓うから
2:太陽の理由(ジニー、いのり、ミラーシャ)
3:優しい明かり(アイラ、ジニー、ミラーシャ)
4:夢色コントレイル(マリア、マナ)
5:まっしろリボン(シルヴィ、ジョー)
6:星と共に
7:歌を歌おう
8:Over sky
9:わたしとみんなのうた
en1:Smiling Singing
en2:Luminossense
en3:WONDERFUL WORLD

 こういう昼夜2回回しの公演って、変えてくるとしても数曲だけというイメージだったんですが、ここまで大胆に変えてきたのは正直びっくりしましたね。例えば最終回のクライマックス曲、ジニーがモフィさんと再び契約するときの曲である「みんなの世界」を夜の部には入れないっていう構成も驚きましたし、何より古参兵としてはOver skyに腰抜かすかと思いました(ストライクウィッチーズ2期のEDです念のため)。
 今までのストライクのライブって、声優の方が歌うものですからどうしても振付まで追いついてなかったんですが(むしろそれが当然なんですが)、Over skyを振付を入れてかつ全体曲で歌うとこんなふうになるんだなとびっくりしました。そして同時に「あ、こんないい曲だったんだな」ってもう13年も前の曲なのに改めて思いましたね。
 振付と言えば、舞台を奥行まで使っていることにかなり感心しました。前述のとおり振付を声優ライブに求めるのはどこまで行っても厳しく、僕が見た中ではWake up,Girls!ですかね、舞台を奥行まで使いまくったのは。あそこまで複雑ではないですが、ルミナスの振付もかなりよかったです。ルミナスウィッチーズ通じて、当時のラインダンス的な振り付けは多様されているのですが(よくわかるのはOPの「WONDERFUL WORLD」のサビですね)、「星と共に」の2番なんかは舞台の上手と下手に分かれて、時計の針が回るようなステップを踏んだり、「凝ってるなあ」と。こういうところは、普通のアニメ作品のライブにはない魅力でしたね。夢色コントレイルで舞台狭しと駆け回るマナマリアとかも、あれで息が切れないのがびっくりです。

会場について

 会場はところざわサクラタウンという、角川が2020年に作った施設だったわけですが、箱としても結構よかったですね。フラットなのは前13列くらいまででそれ以降は傾斜になっていますし、10列近辺でも全然よく見えました。昼の部はどういうわけか最前列だったのですが、舞台上でステップを踏むときの音がちょっと聞こえて心地よかったですね。またスピーカーの真ん前でも全然うるさくなく、音響的には幕張なんかよりは全然いいんじゃないでしょうか。まあ幕張メッセと比べたら角川の人に怒られそうですけど。
 てっきり東所沢にオタクが集う迷惑施設みたいの作って近隣住民の迷惑になってんじゃないかと思ってたんですが、地元の方が遊べる場所みたいにもなっていて、オタク施設と住民の憩いの場が奇跡的なバランスで成り立っていました。今後も迷惑かけずに共存できるといいですね。

演者の方々について

 多分大変気持ち悪い感想になると思いますが、垂れ流します。
 よく観客を制御していたと思います。初めての声出し応援解禁のライブだったわけですが、昼の部ではOP曲の合いの手を朗読劇の際にさらっと紹介したり、夜の部ではED曲の振りを伝授したりと、要所をしっかり締めていたと思います。
 そしてこれは昼の部で最前列だったから特に思ったんですが、みんなとんだり跳ねたりがすごいんですね、単純にステップを踏むだけじゃなくて、飛び上がったりするところ、特にジニー役の鳴海さんやミラーシャ役の藍本さんの躍動感がすごかった。
 藍本さんと言えば、挨拶のときにも両手をバンザイして飛び上がったり、最終回の「キャー!ミラーシャ!!」って客席からの歓声を言わせようとしたり「あ、これミラーシャだわ」って思いました。

画像はマナなわけですが、丁度こんなジャンプですね(会場前の等身大パネルより)

 今回のライブ、ルミナスウィッチーズの皆さんによるお見送り(という名のハイタッチ会(という名の、ハイタッチしつつ何度か会話できる会(なぜか昼の部ではハイタッチでしながら手を握られる会)))があったんですが、昼の部で藍本さんとハイタッチしつつ「ミラーシャ好きなんです」って言ったら、「ありがとう!私も大好きなんだ!」って大声で返してくれて、「ミラーシャは所沢にいたわ」って思いました。
 昼の部では最後の「空に誓うから」を歌いながら、いのり役の細川さんやジョー役の豆咲さんが泣いてるのが分かったんですが、夜の部では一転、誰も泣かずに歌いきっていたのがよかったですね。シルヴィ役の吉北さんは、シルヴィと同じフレームの眼鏡を朗読劇では小道具としていて、夜の部のハイタッチ会ではちゃんと身に着けていてかわいかったです。
 マリア役の古仲さんとマナ役の結木さんは夢色コントレイルだけじゃなくて、MCでもキャラ感を見せてくれたり、特に結木さんは声がよく通るし振付のキレが本当によくて、僕は最後のほうはずっと、ライトをマナの黄色とミラーシャの赤色にしていました。あとアンコールになったときに「あれ?結木さん縮んだ?」って思ったんですが、あれはブーツかなんか履き替えたんですかね。
 今回エリー役の都月さんが欠席だったのですが、朗読劇も歌も違和感なくエリーの台詞を挟んできてたのはびっくりしました。またアイラ役の真宮さんが男前でして、ハイタッチのときにスポーツの試合のときみたいにパーンってやって「また来てね!」と言ってくれたのはリーダー感がありましたね。
 
 というわけで大変気持ち悪い感想だけ垂れ流しましたが、とりあえず「ミラーシャは実在したわ」って書こうとしたんですが、書いてたら「ルミナスウィッチーズは実在したわ」みたいな内容になりました。
 久しぶりの声優ライブですが楽しかったです。

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