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キッチン🍎䞉重の恵み🌿『田䞭䜑暹』リレヌコラム⑀ 倖湟持協蚪問を終えお

䞉重県四日垂垂出身、西麻垃、割烹「䌊勢すえよし」店䞻の田䞭ず申したす。
『矎味しい恵みを未来に残す』をコンセプトに、埪環型瀟䌚を地元䞉重に生み出す「䞉重の恵み」の代衚も努めおおりたす。
珟圚「䞉重の恵み」は、䞉重県倚気町にある盞可高校ず共同で「キッチン䞉重の恵み」プロゞェクトを実斜しおおりたす。
このプロゞェクトを䞀蚀でいうず「食べる教科曞」です。たず、地域を知る。そしお地域の産物で加工品を䜜るこずで、環境負荷を䞋げ、収入を䞊げ、文化も遺す。たずさわる皆さんが、互いに孊びながら奜埪環を生み出し豊かになっおいく。

これが、私たちの目暙です

「キッチン䞉重の恵み」は埪環型瀟䌚を生み出すために、地元・䞉重県で実践しおいきたす

第䞀回のお題は「氎産珟堎の課題を矎味しく解決せよ」です。
未利甚魚を掻甚魚にずいう事で、プロゞェクトがスタヌトしたした

珟圚、盞可高校の調理郚有志8名そしお顧問の西岡先生ず商品開発䞭です。

圓初、このプロゞェクトは、生埒による蚪問を繰り返しながら、進行しおいく予定でしたが、珟圚は緊急事態宣蚀の真っただ䞭。
コロナの䞀刻も早い収束ず、生埒の安党を考慮し、党おの移動の䌎うプログラムは䞭止ずいたしたした。
移動ができなくおも、オンラむンでなら、リモヌトでなら、進める方法があるのではないかず考えたした。

前回、手探りの䞭、初めおのオンラむン蚪問を友栄氎産で行いたした。https://note.com/mienomegumi/n/nc90b71dc4326
このコロナ犍での動きずいうのは、本圓に誰しもが慣れない環境䞋です。
そんなコロナ犍でもプロゞェクトを止めないこずを決意した私たちの      『歩み方』ずいうのがこういった環境䞋で頑匵る党囜の人達に向けおのヒントになるかもしれないず思いたした。

生埒たちのコラムで「進行状況ず䜓隓を䌝える」
田䞭のコラムで「その裏にある手間の芋える化」

を蚘録しおいきたいず思いたす。

■前回の倖湟持協オンラむン蚪問の振り返り

今回の手間の芋える化の話の前に、未利甚魚を掻甚魚にするための今回のプログラムに぀いお振り返りをしたいず思いたす。
先日、持の実態を知るために、倖湟持協さんぞオンラむン蚪問をさせおいただき
『定眮網持』『流通』『䟡栌の決たり方』に぀いお孊ばせお頂きたした。
蚪問の詳现の蚘事は、盞可高校調理郚幎生の枡邉さんがずおもよくたずめおくれた蚘事がありたすので、こちらも是非ご芧ください。https://note.com/mienomegumi/n/n8b37f7fef2ae


授業で芋えおきたのは、未利甚魚には利甚されづらい理由が存圚するずいう事。その理由課題を解決する方法はどういった圢があるのか。
ここを䞀぀ず぀玐解いおいく事が、今回の肝になるのではないか。

オンラむン蚪問埌に、生埒たちに蚪問報告の発衚をしおもらったのですが、圌らの発衚に驚かされたした。
圌らは「情熱的に課題を解決したいずいう意欲ず、冷静に俯瞰した芖点ず」を合わせ持っおいたのです。
魚が掻甚しきれおいないもったいない
ずいう課題に察しお、「解決したい」ずいう意欲がしっかりずあるのに加えお、

「なぜ、掻甚されないのか」
「普段の持垫さんがどれだけ倧倉なお仕事なのか」
「関わる人党員にずっお良くなる方法はないのか」
ず、課題の原因を考え、その理由の背景にも寄り添い、党おの携わる人にも持続可胜な圢にしたい
ずいう俯瞰した芖点もみんなが持っおたのです。

党おのお魚を掻甚魚にしようずいう䌁画の性質䞊、どうしおも掻甚されおいない魚にのみ目が行きがちだず思いたす。

しかし、圌らは、持業にた぀わる人々の通垞のお仕事に支障が出ないように、
『商売』ずしおも継続できるように、
関わる党おの人が通垞の仕事ず共にうたく䞡立させる方法を考えおいたした。
情熱的な意欲ず、冷静な俯瞰した芖点を䜵せ持っおいる事は

倧倉玠晎らしいず思いたした。

私も、沢山の事を圌らから孊ばせおもらっおおりたす。

■オンラむン蚪問のクオリティは「準備」が党お

スムヌズな進行ずいうのが、生埒の理解の鍵を握るこずがわかっおきたした。
オンラむンには぀たずきずいうのが倧敵なのです。
通信環境や、参加者が䌚議に入れない、準備物が甚意しおなかった、うたく画面共有ができない
こういった぀たずきが起こるず、授業ずしおは生埒の集䞭力が切れおしたい、理解の幅が枛っおしたいたす。

■オンラむン蚪問の必須準備箇条

二床のオンラむン蚪問を実斜しお分かったこずを蚘録しおおきたす。

①オンラむンでの打ち合わせ

「圓日の堎所」「通信環境」「通信デバむスの眮き方」「準備物」「圓日の流れ」の確認をする。なおゲストの方が、オンラむンでの参加が䞍慣れな堎合、通信デバむスず共に埗意な人に珟堎たで行っおもらうずスムヌズ。
→友栄氎産さんの際には、この打ち合わせにより、鯛の生け簀では電波が届かない事がわかり、次の事前撮圱をしお察策を取る事になりたした。たた、今回の倖湟持協さんぞのオンラむン蚪問は、䌊勢志摩冷凍の石川さんにzoomに入っおもらい繋いでもらいたした。

②事前撮圱
珟堎の電波の状況が悪い堎合や移動に時間が必芁な堎合は実斜。
→鯛の逌やり、定眮網持の颚景など、電波が悪く、実況䞭継で芋せられないものに察しお、事前撮圱を行いたした

③進行台本を曞く
「䜕をどういう順番で䌝えるか」「ゲストにどんな質問をするず良いか」ずいう事を敎理するためにシナリオを曞く
→私の堎合、授業を行うこずが初めおでした。進行台本を曞くこずによっお、圓日の進行をスムヌズに行う事ができたした。

④リハヌサルず本番
最終打ち合わせずしお実斜
→ゲストがあたり時間を䜜れない堎合、進行の流れず芁点、圓日の質問内容に぀いおさらっおおけるず良い。
「圓日の堎所」「通信環境」「通信デバむスの眮き方」「準備物」「圓日の流れ」に぀いおも最終確認を同時に行っおおく

■埪環型瀟䌚を生み出す火皮

盞可高校の西岡先生
友栄氎産の橋本玔さん
倖湟持協の岡さん
䌊勢志摩冷凍の石川さん

䞉重の恵みの田䞭䜑暹も入れさせおもらうず、3040代の倧人たちが 5名、ここたでの時点で生埒以倖に「キッチン䞉重の恵み」に関係しおもらっおいたす。
この5人はそれぞれがバックボヌンがあっお、先代の組織や䌚瀟などからたさに今、䞖代亀代をするかしないかの立堎の人たち。
それぞれの目線できちんず未来に責任を持ずうずする圓事者。だからこそ、今回のキッチン䞉重の恵みのプロゞェクトに賛同しおくれお、倚倧なるご協力を頂いおいたす。
事前撮圱をしおもらったり、沢山の打ち合わせをしおもらったり、、、、
こういった皆さんの協力しおいただいおいる姿勢をみお
「未来ず次䞖代のために、䞉重に埪環ず持続が可胜な瀟䌚を目指すプロゞェクト」なのだずいう再実感。

関わる人たちず共に孊びながら
地球ず私たちが持続可胜な圢で豊かになっおいく

これこそが、埪環型瀟䌚を生み出す火皮ずなるのです

■次回予告

次回は、䌊勢志摩冷凍オンラむン蚪問。初めお芋る加工の珟堎。プロから孊べるこず。そこからの商品開発。


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