先日のVと同の炎上についてのお気持ち

先日の同人誌とVtuberについて女性BL二次同人作家の個人的な意見お気持ちです

受け入れるけど許すことはできないし、距離を置きたい

私自身、もう10年以上二次創作同人活動をしているものです。

18歳になりはじめて同人誌を作る側になった時、はじめてできた本を手に取って感動したこと、イベントに申し込み、スペースで本を手に取ってくれる人がいたことがうれしかったし、課題や勉強の時間の合間を縫って睡眠時間を削り漫画を描いていました。

社会人になっても変わらず、フルタイムで働きながらなんとか時間を作り漫画を描いて、印刷所に連絡して、印刷代やイベント参費をやりくりして…

学生時代も、今の社会人でも同人誌執筆を理由に他をないがしろにしたくないので頑張りましたし、今も頑張っています。

『界隈』

でもまったく興味がない方々には理解されないしことも知っています。ですから、この元の作品が好きでこのカップリングが好きで、私の作風が大丈夫な方向けに作っています。（女性向けは注意書きがとても多いです）

なので、Vtuberの方に限らずその対象外の人に『笑われる』のは事故です。もちろん、同人中古ショップなどに出回ることもあるので対象外の人の手に渡り『笑いネタ』にされることもあると思います。でもわざわざそれを全世界配信でやられるのはきついなあ…。
友達同士のただのお泊り、おしゃべりならしょうがないです。そういうワルノリも楽しいと思いますし、男女問わずそういう笑いって嫌ですがあります。

ピンクの髪の方は、以前他漫画の同人誌（カップリング名）を話題に出して配信していたこともあったそうでこれもその漫画、そのカップリングを好きな方々の気持ちを考えると心苦しいです。海外の放送作品についてちらっと話していたのもキモが冷えました。（こちらはもっと狭い界隈、女性向けBL二次創作界隈の中でも理解の難しいローカルルールがあります。）
そもそも赤い髪の方はあのジャンルとカップリング好きだったのかな。正直知らない好みじゃないカプの同人誌もらっても私だったら困る。
好みのカプでもこの解釈はまったく合わないな～ってのもあるし「最高～～！」っていう同カプもあれば「（受けは強気だしちゃんと原作呼んでるのかな　あ～～あ！！お互い触れないようにTwitterブロックしとこ）」ってなる同カプもある。
もし好みが異なっててもニコニコ受け取ってありがとうって言えるんだとしたら赤い方はすごいと思う。
BL好きなことを公表してることもすごいと思う。だって馬鹿にされることも多いから。
あの配信って18歳以下の人も見てるのかな？だったら男女関係なくあの企画自体が良くない。男性向け、女性向け関わらずアダルトコンテンツを配信ネタに使うのはなあ…。

海外のファン

単純にあちら界隈の海外人気はすごいと思います。日本の誇るオタクITコンテンツはさすがだな、とただただ感心します。
ただ、同じ日本人の中でも『界隈』ごとの分化の違いがあるように、海外の方は更に混乱しているようです。
海外の日本二次創作同人のファンの方の意見が聞いてみたいな～と思います。その人たちもやはり「ポルノを出版した時点でなんと言われようと責任は作者」なんですかね。

同人誌について

日本人でも勘違いしていますが、同人誌は利益がありません。あくまでファン活動だから、利益が無いようにしましょうというね。という暗黙のルールがあります。また暗黙のルールですね。よく豪華なノベルティを無料でつけてくれるサークルもありますが、あれは儲けを出さない為に作っていることもあります。私も含め赤字だけど作りたいからノベルティを作る方もいます。
これも男性、女性向け二次創作界隈は色々と文化が異なっていますのでややこしい。思い出してほしいのが『同人ゴロ』と呼ばれるような作品、サークルさんってたいてい男性向けではありませんか？（もちろんこれも一部です。）

最後に

権利侵害がどうのこうのではなく、ただただ『感じが悪いことをする人たちだな。』というのが私の印象です。
Vtuberで二次創作しているひとたちはどんな意見なんだろう。
控えめに控えめに、外の方々を刺激しないように、ずっと続けてきた大好きな趣味をこのように話題にされたことで落ち込んでいます。
もちろん、大多数の方は優しい方で、あちら側でもこちら側でも煽っているのも一部でしょう。
Vtuberは素晴らしい日本の文化だと思います。私はまだ理解ができないし、そちらを大好きな方を傷つけたくないので近寄らないようにしています。
それとやはり自分は女性ですので、男性と思われる方に攻撃されている方を見ると恐怖でしかありません。
Vtuberのあのおふたりだって女性です。今後の無事を祈るばかりです。
精神的にもですが、もし物理的な攻撃が来た時に力ではかなわないのですから。
その辺が怖くて、活動を控える女性同人作家は居るだろうなと思います。

思ったまま書いたので読みづらい文章だと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

4/3追記　しばらくしたらこの記事は消します。