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ココナをニンジンに寝取られた

ココナの絆ストーリー・メモロビのネタバレを含みます。


最近はモモトーク未読無視先生になっていたんだけど、今ピックアップのバンドヨシミを引くにあたって石が足りなくなったので、未読無視をやめ生徒との絆ストーリーを消化している(新人先生なので生徒が全然そろっておらず、ナギサ・トキ・コユキ・アコをここ最近で全部引いたのでマンスリー課金や日々の任務でコツコツ貯めてたものが全部消し飛んでしまいました)。

生徒たちのことは好きなんだけど、ストーリーを読むというのは結構スタミナを使う行為だ。また、先生ではあるが人間でもある以上、どうしても贔屓の生徒というのも出てきてしまうし、すべてを真剣に読むのは結構難しい。先生……いや、私を慕ってくれている生徒たちには悪いと思っているけれど、これはどうしても。

その点で、ココナはノーマークだった。もちろん、他の生徒同様にかわいいとは思っている。ただ新人先生でイベストに疎いこともあり、ストーリーを通じてキャラクターを好きになることが多い私としては、見た目がかわいいその他大勢の生徒のひとりでしかなかった。しかし、ブルアカを私に勧めてくれた友人が「ブルアカは性癖判定機」「お前はロリコン」と言い続けるので、真の幼女であるココナちゃんのストーリーを真面目に読み、「ふーん、まあ可愛いっすね」となることで別にロリコンではなくチェリノちゃんが好きなだけだと証明することにした。

さて、そもそもココナとはどんなキャラクターなのか。キャラクター紹介を読んでみる。

山海経高級中学校所属、訓育支援部「梅花園」の教官を務める1年生の生徒。
本来は小学校に通う年齢だが、優れた学習能力が認められ、教官の権限を持つまでになった。
園生たちは親しみをこめて「ココナちゃん」と呼んでいるが、ココナはその呼称をあまり喜んでいない。

好きかもしれない。

なんとココナは11歳139cmでありながら高校に通っている。天才キッズだ。私は頭のいいキャラクターが好きで、それも早熟だとなお嬉しくなってしまうので、この時点でにんまりしてしまう。

なるほどね、ココナちゃんと呼ばれるのが嫌なんだ。うんうん、子供みたいに扱われるのが嫌なのね。立派な教官だものね。でもコーヒーやニンジンが苦手なんだ。か、かわいい~~~~

まあでも、ここまでは他の生徒に抱く「かわいい~~~~」と変わらなかった。ロリコンじゃないのでね。変わらなかったのだが……


「例えば、私とニンジンのように」
「時計を逆さまに進めてはいけない」

こんな言い回しするガキ好きになるにきまってるだろ!!!!!!!!!

絆ストーリー3話、いかにココナがニンジン嫌いかということと、小賢しいガキか賢い神童かわかる良ストーリーです。それになんたって、私もニンジンが嫌いです。元々は人間が食べる野菜ではなかったニンジンをなぜ人間が食べるようになってしまったのか……先生はニンジンを食べられないココナをからかっていますが、ココナの言うとおりです。ピーマンも好きじゃない。わかるよ、ココナ……。まあ、コーヒーは好きなんだけど。

というわけでこの時点で私のココナへの好感度は爆上がり、子供舌なのも賢いのもすぐ泣くのもあまりにも可愛すぎて、「これは、ガチ推しになるかも」と思い始めていました。先生は、こんな可愛いココナをニンジンレストランに連れていくつもりのようです。先生お前……!という気持ちと、ココナが泣くところ見るためなら私もニンジン好きなふりしてニンジンレストランに連れていくかも。という気持ちで脳内戦争が勃発しています。

続く4話目。

「ニンジンの饗宴」という言い回し、推せる
私を守ろうとしてくれてありがとう、ココナは優しいね……





!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

!?!?!!!?!?!?!!!?!?!?てむけひめぬねんへ?!?!?え」?!?

なんでェ!?!?!??!?!?!?!??!?!?!?!?!

「その……別に、ニンジンを好きになったわけではありませんからね。」
「せっかく先生と一緒に来たわけですし、一人前の教官として仕方なく食べているだけです。」
「ただまあ……ニンジンも、そこまで悪くはないかもしれません。」

ニンジンへのツンデレを見せつけられてる!?!?!??!?!?!?!?!?!??

ココナがニンジンに寝取られたんだけど!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!

ココナが!!!!!!!!!

ニンジンに!!!!!!!!!!

寝取られたんだけど!!!!!!!!!!


私がニンジン嫌いだったばかりに、この瞬間、明確に先生の自我と私の自我が離れ、ニンジンに寝取られるという事態が発生してしまいました。だって私はニンジンが嫌いなのだ。ココナをニンジンレストランに連れて行ったりしないし、そもそもニンジンレストランなんてものにはいかない。意味が分からない。なんだニンジンレストランって。ニンジンジュース、ニンジンの付け合わせ、ニンジンのよく分からない揚げ物、こんな狂気じみた店ニンジン好きでもなかなかいかないんじゃないか。それともキヴォトスではニンジンがそんなにフィーバーしてるのか。世はまさに大ニンジン時代ってことなのか。

私はニンジンに寝取られたと同時に、まさしく私自身であると信じていた先生にも裏切られ、寝取られたのだ。私の可愛いココナちゃんの口内を橙色の臭くて不味い棒状のお野菜で蹂躙し、今後どうしても食べなくてはいけない時が来たらここに来るとまで言わせている。悪しき大人だ。大人を許してはいけない。ココナちゃんはニンジンを好きになったわけじゃないと言っているが、ツンツン→ツンデレ→デレデレはブルアカのお家芸。ニンジンのことも好きになってしまうに違いないし、そのきっかけである先生への好感度も上がったに違いない。120円の女セリカがまさしくそうではないか。というか生徒はみんな先生にデレデレで可愛い。だがしかしもう先生は私ではない。先生は大人でありながらその立場を利用し数多の可愛い生徒と交流、複数人と同時進行でモモトークやデートをし、場合によっては身体接触までしているいかがわしい悪い大人である。ココナちゃんの手を引いてニンジンレストランに!?!?!?!?大人はみんな最低最悪品性下劣ゴミカスきしょきしょセクハラ人間である。ココナが正しい。

ココナのメモロビを当番に設定しようと思っていたが、このままでは脳を破壊されてしまう。ナギサ様よろしく紅茶を吹き出す羽目になる(ちなみに私は紅茶も飲めない)。このままではいけない。私もニンジンを克服し、先生と私の自我の統合作業をしなければならない。

ココナちゃんはニンジンを食べたとき、「甘いです!それに……やわらかくて、香ばしいです!」「ふむふむ……ニンジンをほどよく蒸して甘くし、バターで炒めてるのですね。」と言っている。これを見る限り、食べたのはニンジンのグラッセだと思われる。ニンジンのグラッセを作ろう。おいしい料理を作って、ニンジンのおいしさに驚いているココナちゃんと同じ気持ちになるのだ。

先生である私はニンジンを克服するために勇気を出してニンジンレストランに足を踏み入れ、ニンジンのおいしさに気がつき……ココナにも食べさせたいと思った。その時のメニューがココナに頼んだとっておきのメニュー。私は食育の意味も込め、ココナをニンジンレストランに連れて行くのだった……。

完璧。完璧だ。これで先生と私は再統合され、今後のストーリーも気持ちよく読めるし、ココナちゃんのメモロビを眺めることだってできる。ニンジンを好きになることも出きて一石二鳥だ。やるしかない。

やるしか……

なんなんだよ……ニンジンなんか色がきれいなだけじゃん……。

わざわざ自分で買って美味しく調理するなんてしたくない……。


……………………ココナ、いつか俺が先生とかいう邪悪な大人と邪悪なニンジン協会からの洗脳を解いてあげるからな(クッキーセットをあげながら)



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