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私は本が好きだ。

お座りが
やっとの頃も
何かしら本を
与えられると
"あぁ~うぅ~"と
いいながら本を
めくって
ご機嫌だったとか。

中学受験や様々な時期。
本から離れて暮らした。

主婦になり母になり
素敵な縁から
7人の仲間で
"空にあこがれて"と
いう童話を書く
サークルをつくった。

H先生に時々
ご指導頂き
新聞社に投稿した。

採用されると掲載
される。それが
大きな励みになった。

月1回
順番に各自のうちに
1品持ち寄り
昼食をとりながら
各々の作品の
講評をした。
各自の感性と多彩な
語彙力に毎回舌を巻く
思いをする。
発想力が素晴らしい。
未熟者の私は仲間の
意見に聞き入る。

刺激のある言葉を
ずっと
聞いていたい
ひととき。
少しだけ
日常生活から離れる
とても貴重な時間だった。
ある日
本の題名は
知っているが
通読してない名作を
各々に読了して
意見交換しようと
いう事になった。
また
読書をする習慣が
日常生活の中に
戻った。
H先生の逝去も
あり。
我が家も夫が病に
倒れ
童話を書く事は
私の中では
なくなった。
"継続は力なり"で
後に
仲間の1人は
〇〇ラ社の大賞を
ものにした。
素晴らしい事だった。
その後
久々に仲間とランチを
する機会を得た。
相変わらず皆の
夢みる乙女な笑顔に
癒やされた。
私は
どんな辛い日も
本を読む事で
精神を浄化して
"思い直し思い直し"
生きてきた。

書店で
書籍棚の中を
ゆっくり歩む時に
呼ばれた本を購入して読むスタイルだ。
乱読。
信頼している方から
教えて頂き
縁のあった
星野道夫さんの
"旅をする木"は
どんなに辛い日に
あっても読むと
目の前に
アラスカの大地が
広がり勇気を貰う。
私にとって魔法の
1冊だ。
書店に行くと
心が踊るし心が喜ぶ。
本に親しむ日は
まだまだ
続くと思いたい。

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