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路地裏

メンテナンス受けての
帰り道
路地裏を歩く。

どこの都会もだが
大きな通りを1本中に
入ると そこには
小さな道があり
オッと思うような
素敵なブティックが
あったり 美味しい
においをあちこちに
振りまいている食べ物屋
があったりする。

人が懸命に生きている姿
があり素敵だ。

夜のお客さんを招き入れる
為にスタッフがミーティングしたりもしてる店もある。

あらっ
アフリカ系の方が
居酒屋のスタッフだ。

都会には
異国の人をも受け入れる
懐の深さがあり素敵だ。

メニューを書いた
看板が外にある。

みると
ワニ肉 らくだ肉
とある。

アトピーの酷い友だちが
昔 ワニ肉は食べても
大丈夫って言ってたな
と思い出す。

らくだは
昔 
シルクロードを訪ねる
ツアーに参加して
敦煌の砂山の麓で
らくだに乗った日を
思い出す。
何か哀愁を湛えた
瞳を持つ痩せたらくだに
乗せて貰ったが
まさか
食材豊富な日本で
らくだ肉はないだろと
1人突っ込み入れながら
歩く。

路地裏には不思議な
店があり
まさにラビリンスだ。

方向音痴の私だが
まだ日の高い今の季節は
私の冒険魂に火がついて
いつもの路地裏を
1本入って歩く。

見慣れた景色が
消去されたかのように
違った世界が広がる
何か
やったね~~感が
半端じゃない。ゆっくり
歩いて中を見る。
友だち誘って来てみよう。
何だかんだで暑いけど
幸せいっぱいだ。

息子と行ったNYも
ディープな場所は
避けて
SOHOとかは1本中に
入った場所を歩いた。
地球の歩き方で
見つけていたかばん店に
息子が歩を進めた。
シックなこじんまりした
店だったが
あれこれ見せて頂きたいと
息子が店主に話す。
ゆっくりと気に入る物を
選んで下さい。と愛想よく云われ嬉しかった。
日本の印伝みたいな
素敵なお品を躊躇なく
選んだ。今も大切な日に
使い幸せだ。

世界中
都会の路地裏はきっと
ミラクルがいっぱいだ。
いつか訪ねてみたいな。
夢はいつだってある。

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