見出し画像

美容室に行った。

もう10年ほど
ご夫婦で経営している素敵な美容室に
通っている。

道から奥まった場所に
ある。急な階段を
登るとそこにある。

可愛い
お嬢さんが2人いる。
今日
久しぶりに2人に
会ったら随分成長して
いて驚いた。
夫婦二人で協力して子育てするスタイルが素敵だ。
子どもたちが
赤ん坊の頃は
パパの背中に殆どいた。
泣くとママが
授乳する。
両親が身近に
いるので安心してる
のか
静かな赤ちゃんだった。

自分が子育てしていた
頃は何か必死で
赤ん坊の息子が
泣き始めると
早くお喋りして
どうして欲しいか
教えてくれると
いいのになとか。
早く大きくなって
欲しいと毎日思って
いた。
全く余裕がなかった。
近所に住む
3人の
子育てをおえた
ベテランお母さんが
"お母さん.お母さんと纏わり
つかれる時はあっという間よ~今が一番楽しいのよね"と云われた。
子育て奮闘中の私は

心中
少なからず反発していた。孤独な子育てに
疲れてもいた。
相変わらず夫は仕事に
かまけて家庭の事は
全く知らん顔だった。

未熟者の私だったので
社会から疎外
されているように
感じたりもしていた。
やがて
息子が活発になり
うるさい位お喋りをするので
日曜の明け方に帰宅
する夫の体を考えて

疲労回復の
邪魔にならないように
母子でおにぎり等を
持って出かけるようにしていた。
電車に乗り公園や浜にも行った。
ポケットに
2000円だけ入れての
小さな旅をした。

夕方
帰宅すると
パジャマ姿の夫がゴルフ番組みている。
定番の
日曜日だった。

早めの夕食が始まる。
あんな風に早く夫が
天界にいくと分かって
いたら
もっと濃密な家族団欒を楽しんだかな?
家族関係も変わった
かな?
心が弱ると
らしくない私が
現れてたじろぐ。
黄色信号点滅中だ。
気分転換が必要だ。

大好きな人を思って
乗り越えよう。
私にもまだまだ未来は
あるのだ。
何よりも
大事に大切に育てた
息子が元気に幸せに
暮らしてくれている
ことに感謝したい。
本当にあっという間の子育てだった。 
天界で私たちの生活を
見守ってくれている
夫にも感謝しかない。
    ありがとう!

   

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?