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イカの活き造り


実家の両親が福岡に来ると
呼子のイカを毎回食べに行った。生け簀の中に泳ぐイカを使い活き造りを食べさせてくれる。残ったげそ等は天ぷらになってくる。全部食べるとお腹がいっぱいになる。両親も大満足だ。
もっとも母はピクピク動くイカは残酷だと言って食べない。残念な人だと思う。
あじフライ等を食べていた。

そんな事を思い出しながら
昨日イカの活き造りを久しぶりに食べた。
相変わらず美味しいが価格が倍近くなっていた。
長い年月の流れを思う。
大好きだった父は
随分前に58才でなくなった。
夫も今や天界にいる。
二人は向こうの世界で再会しているだろうか?
話好きの父の話相手を相変わらずしてくれているだろうか?

そんな事を思い出しながら
美味しいイカを味わっていた。
健康である事の幸せをしみじみ感じる1日だった。
たまに巡ってくる僥倖に有難いと感謝している。
素敵な日だったな!

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