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衣替えをする。

あっという間に
桜も満開となり
ゆっくり楽しむ
事もなく今年も
終わりそうだ。
本当に悲しくさみしい。

朝晩は冷え込むが
昼間は暑さも
感じる今日この頃だ。

薄い服を用意する
かな?と真剣に悩む。

長く女子を生きて
くると段々物が増える。
しかし

人生の中で1番
狭いうちに住んで
いるのだ。

引っ越しの度に
随分手放してきたが
まだまだ十分に
物がある。

母が知ったら卒倒
するかも知れないが
和服は1枚しかない。

何か色々
思いきって捨てられない。

自分を未だに捨てられないように服も捨てられない。

困った事だ。
今日は少しだけ
合物を出した。

 GWに本格的に
衣替えをすると
決めた私だ。
兎に角
服は私の戦闘用だ。
人は見かけではないと
云うけれど
今時のママを相手に
市内でも1- 2を争う
文教区で仕事をしているのだ。
教室の中に
立つ華麗な花だと
自認している。
服は
私には必需品だ。

平安時代から
衣かえの風習が
あったようだが
主婦の時代は
一大イベントだった。
天気の良い日を
見計らい
家族がいない時間に
一気呵成に終わらせる。
クリーニング代が
勿体ないので
なるべく自分でする。
あの頃が
私の華の時間だった。
若い私に教えて
あげたいなぁ。
随分
大変で泣きそうな私に。

『ひとつぬひで 
 後に負ぬ
    衣がへ』
       芭蕉


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