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ガラスの瓶

端午の節句の時期も過ぎ
ふと思いつき
ローボードの上に
瓶に入った
青い砂
貝殻
ヒトデ….と並べる。

なんか故郷の海辺を
思い出す….
龍馬像のたつ桂浜は
昔は太平洋に向かって
大きく海が開け
地球って丸いなぁと
五色の浜に座り思った。

田舎の村から
貸し切りバスに揺られ
  春の遠足は
いつも桂浜だった。

低学年の時は
祖母がついてきた。

当時
私はスポイルされた
困った子どもで
偏食が酷くて
お弁当についている
ゆで玉子の白みを浜に埋め
黄身だけを食べていた。

青い空と青い海を
楽しんだ愉快な1日。

帰りのバスでは
祖母にもたれ掛かり
ぐっすり寝て帰った。

父にとっては
9回目にきた母親だった
そんな事は 
随分成長して知った。

私にとっては
大好きで大切な祖母だった。

青い空をみて
そんなこんなを思った。

  ラブ&ピース

   

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