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単位を取る

久しぶりに単位を取る
事にした。
私たちは年間20単位取得
と教材の解法が義務化
されている。
さてと
社長講座をみて単位取得する事にしたのだが。
社長講座の
内容が現場の実態と
余りに解離している事に
驚き唖然としている。
 
41年目の仕事だが
きっかけは不思議な
いきさつから始まった。

当時、私は椎間板ヘルニアの治療を受けていた。
アメリカのユタ州には
カイロプラクティックの
大学があり その大学で学んだ先生の治療を受けていた。治療費は1回2500円
私はまだ30代で
治療費は家計を圧迫していた。そんな折に今の仕事の
スタッフになることを
息子の通う不思議で愉快な幼稚園の園長先生から勧めて頂き週2回仕事をし始めた。

凄い学習法だなと思った。
息子と同じ年齢の子どもが
既に分数計算をしている。
将来、同じ土俵で大学進学すると勝ち目はないなと
思った。夫に話すと
“そうか?勉強に興味がありそうだから、いいきっかけかもな?”
で息子も年中の10月には
生徒になった。
2年位経った日に
先生の事情から私が
引き継いで教室をする事に
なった。指導者になると
子弟は無料になることが
厳しい家計には非常に魅力的だった。
自分の息子を
賢くしたいと志低く
始めようとしたが
先ず
私がテストに合格する事が
大前提だった。
研修を受けて
自宅2階の2間を使って
寺子屋のようにスタートした。幸い少しずつ生徒が増えてきた。スタッフを雇い
教室をしていた私だが
夫が高いロイヤリティに
驚き再三辞める様にと
いうようになった。
しかし、努力は実り
息子は賢くなり
有名進学校の寮にいた。

大学生になったら
辞めると約束して私は
仕事の醍醐味を知り
優れた先輩に導かれながら
日々を充実させていた。

息子が高2の3月に
夫が病に倒れて以来
辞めるどころか
教室を増やしてきた。

そして今も41年目の
仕事をしている。
デジタル化を進める
方針の会社。
アナログ人間の私。
リタイアの時期かな?
昨夜は唖然とした。

*息子の通っていた
幼稚園は中学の美術教師の元幼稚園園長をしていた
奥様が広い自宅の一部で
18人位の幼児を集めて
月曜から金曜日迄
開く。とてもユニークで
楽しい教育をする
場だった。広く起伏の
ある庭には陶芸窯があり
息子も素焼きの鍋敷きや
釉薬の掛かったブローチ
等を制作していた。
息子を芸術面に
向き合わせてくれた
世界だった。感謝。*

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