出会いと別れ

私は思えば随分長い時間を
生きてきたものだ。
と思うのは
最近SMAP木村君と誕生日が
同じ母が95才になった。

母も長いが私も十分だ。
振り返ってみれば多くの出会いと別れを繰り返しながら今の私がいる。素敵な事だとしみじみ思う。大変な事も山のようにあったが嫌な出会いは１つもなかったと今思う。ご縁を頂きながら愚直に歩んできた。

"病める時も貧しき時も"
と結婚式で定番の誓いの場面をみると"ちょっとちょっとそんなに簡単に大事な誓いして大丈夫？"と戒めたくなる程の苦しみは味わった。
だからとって言って私は
いつだって前向きで明るい。好奇心いっぱいで知りたい事も沢山ある。日々が
飽きない。思うに任せない事も山ほどあるが何時でもなるようになると笑う！

19才で出逢った夫とは52才で死別した。
約９年介護したので思い残す事もない。
見かけ倒しの病気の問屋みたいな人だったので大変だったけれど息子を授かり家族3人で過ごした日々は人生の宝物だった。ただただ楽しい事だけが心の中に美しく凝固している。たまに手のひらに乗せて味合うと幸せだ。今日は仕事をしてきた。12月のお便りや年末に本と共に渡すご挨拶文も書く時期になった。
"光陰矢の如し"
全くもってその通りと
しみじみする今日この頃。