春の嵐に思う。

昨日は仕事だった。

帰宅してテレビを
つけると速報があり
暴風警報発令の通知
だった。

昔
シルクロードを
訪ねる旅をした日。

季節外れの砂嵐に
あった。

細かな砂は
あちこちに潜り混む
這々の体で
帰りついたホテルで
着ていた服を脱ぐと
思わぬ所から砂が
こぼれてびっくりした。
乾燥地帯に住む人の
厳しい生活を思い
時々襟を正す私だ。
長い串に薄く巻かれた
シシカバブー
饅頭など
質素な生活の中で
逞しく生きる笑顔が
素敵な人たちだった。

近所の桜が
昨日は満開になって
いた。
春の嵐に耐えて
１日でも長く咲いて
いて欲しいと思う。
桜の咲いている街は
心暖かいし華やかだ。
平和を思い感謝する。
世界中が平和であろうと願っている。

爆弾の嵐など全く論外だ。いつだって困るのは一般庶民だ。
大概にして欲しい。
混乱の時代に
人類を救う
真の英雄の出現を
願っているのだ。