殴り書き

ここ最近、毎週日曜10時30分「だが、情熱はある」を見る。
すると、自分の頭の中の自己嫌悪と羨望がパーティを始める。

僕はその隣の部屋でうるせぇ！！と壁ドンする気持ちを抑えながら
ケータイのメモに書き殴っている。

それはその一部です。

お前は芸人じゃない
お笑いの世界の人間じゃない
諦めろ 怖い世界なんだから 諦めろよ

みんなスタートラインは同じ
ただ逃げたか逃げてないかの違い
それだけなのにおれはいつまでも隣の芝生を見て羨むばかり
妬み嫉みとは違う、そもそも努力をしてない
ネタを考えたことすらない
企画はある、でも面白くないセンスがない
残念ながらお笑いの世界の人間じゃない。

ずっと憧れるだけ、羨むだけ
15年間ずっとそう

人のせいにはしたくない
故に自己嫌悪メーターが溜まる

これ一部なんですが、毎晩、毎日自分が何者にもなれない憤りと後悔で爆発しそうになる。フラストレーションが溜まり、どこにも行く宛がないのでとりあえず書いてます。以下、こんなのが続きます。

僕はテレビ、笑いの世界に憧れてADになり、体を壊して辞めました。
正直、やり切ることすらできなかった。でも得たものは大きい。

自分は諦めたわけじゃない。半分ドクターストップみたいなもんだ。
仕方ない。自分が決めたことだ。あの道に戻るのは沸騰した油の中に飛び込むようなもの。
あの世界の厳しさが少しわかっているからこそ足が、頭が動かない。
怖い。でも憧れる、やりたい。でも動かない　動けない

来年、再来年、5年後、10年後にこれを見て
「おれこんなこと思ってたんだ」と思うのか
「まだ同じ気持ちじゃん」となるのか
そうなるかどうかは自分次第。

この悩みにはまだ答えがない。
結局、何も出来ないまま頭の中でモヤが取り払われないまま終わり、
そのモヤがどんどん加算される。
今日の時点での答えは「僕は迷っている、わからないだけ」

この文章が誰かに届いて不快な気持ちになってしまうのは申し訳ない。
でもこれを読んで自分と同じような人がいるんだと思ってくれたら少し嬉しいです。

自分は山ちゃんや若林さんのようにもがき苦しむほど努力はしてないから
お前に考える権利はないと思うと毎日考える。

これでいいのかと語りかける自分と
これでいいのよと説得する自分。

今持ってるものを捨ててあの世界に飛び込むか
今持ってるものを大切にしてあの世界を客席から眺めるか

どちらにせよ、なにものにもなれない不安が押し寄せる。

この気持ちは何をしても晴れない。
毎日手で払いながらそれを見てないだけ。
たまにそれが頭と視界を覆い尽くすので今に書き殴ってます。

noteはもっと好きなものを語ったり、考察したり
素敵な場所なんだろうけど
一旦、書かせてください、言わせてください。

また落ち着いたら、好きなものとか素敵なnoteをかけるよう頑張ります。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
何を頑張るかはそれぞれですが、一生に頑張りましょう。
明日もとりあえず生きていきましょう。