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ひかり

遠くはとおく
ちかくも遠く
流れる水を掴む
映る、ゆがむ手に
掬われた光を飲む
こぼしたものも
ちゃんとこの目に
のこしているよ、
きみが思うよりきっと
ぼくは
なんにもないから
ほんの些細なきらきらも
いとしいと
拾ってしまうんだよ
からだから
はなれていく
すきまの日差しも
知らないふりして
笑って、
綺麗だなぁって
言って。

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