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もし、自分が猫になったら。


昨日は乙女座満月です。
乙女座が満月の時は太陽が魚座。

魚座という星座は、あの世とか
この世の世界から離れるときに
きっとするだろうなぁという
これまでの人生のあらゆる体験、記憶
感じたことなんかを拾い集めて
その中で人間という自分を離れて
ここまでの人生をみつめてまとめるような物語がある。

魚座の人だけじゃなく
私達は生きてる間、この魚座という性質を
この地球で体験するんだよ。

占星術は占いという楽しみとして
広まった部分があるから、
色んな誤解があるけど。

12星座は、季節の流れを表していて
人間の人生の流れを表している。

今日は乙女座満月で
太陽は魚座。
このどちらの星座も。

魂が持っている傷というのかな。
そういうものを癒していくような働きがあって。

私は今日だけでなく
個人のサイクルでも今は魚座という星座に入っていて。

先日、DISHの猫という歌が
あいみょんが
君の膵臓を食べたいという映画を見て
感動のあまり
この歌を書いたという事を知り
もう一回、じっくり聴いてると
涙があふれて止まらなくなった。

いつもよく泣くから
家族はまた泣いてるわぁー( ̄ー ̄)みたいな感じだけど 笑

なんか、あの歌の叫びみたいなのに
感情移入したのか
あいみょんの歌詞の凄さというか。

亡くなった彼女のことを
猫になったんだよなとするところ。

猫でもいいから現れてくれと切望してる感じが
なんとも言えなくて。

普通は日常が退屈で毎日が特別な日になってほしいとか思うこともあるけど。
この歌では
日常が特別な日になってしまったことが
悲しみなんだよね。


ふっと、自分がもし「猫になったら」と考えたとき私は死ぬことは怖くないけど

記憶が無くなるのが
ものすごく悲しいと思っていることに
気がついた。

記憶は思い出と言ってもいいかもしれない。

魂の記憶としては残るんだろうけど。

でも、今こうやって娘の可愛い手を握ってる温かさや柔らかさも。
息子のうるさい声も。
主人のいびきも。

母のダミ声も。
父の男前な声も。
弟の面白い話も。

いま、生きてる私として
覚えてはいれないのかぁと思うと
とっても悲しくて怖くなった。

そのくせに
私がプライベートで大切にしてるのは
沢山の体験をして思い出を残すことだ。

でも、体験って今すでにしてきてるんだなぁとも思った。

だって、もし自分が猫になったらと思ったとき
忘れたくないと思った記憶の数々は
特別な1日じゃなく、何気ないいつもある毎日だった。

豊かさって。
きっとすでに手の中にあるんだと
毎度毎度、思い出させられるのが
私にとっては魚座の季節だ。

魚座は、
忙しくて置き忘れてしまった大切な心の声や
社会に合わせて生きていくために
押入れに閉じ込めた大切な声を
思い出させてくれる。

そんな優しい時間が
私達には与えられてる。

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