久保史緒里の美しい声VS知らないジジイの理不尽な論
休憩がしたくて某コーヒーチェーン店に入った。
が、私はコーヒーが飲めないので、幼くもオレンジジュースを頼み、乙女にもチョコケーキを頼んだ。
耳にはアイドルが話してる声が聞こえてくる。
東北楽天ゴールデンイーグルスって魅力的なチームなんですね。
そうこうしてると隣にお爺さんがやって来た。
東北楽天ゴールデンイーグルの選手って魅力的ですね。
そうするとお爺さんが私とお爺さんを隔てている壁、いわゆるアクリル板を私側にグッと押してきた。
彼女はなんて不運な美少女なんだ。
グッと押した?
ベッドから降りてご飯は食った方がいいよ。
グッ??なんで?
いや、ベッドから降りないと!
グッッッ??
いや、ベッドは気持ちいいけども!
こっち側になぜアクリル板を押す?
あっ、5期生ちゃんこんばんは。
押し相撲か?なら、私も押し返すぞ。
初々しいわね〜。でも、堂々してるわね〜。
え?なんて?「そっちに詰めろ?」だって?
いや、窓開けるだけじゃ掃除になりませんよ!
嫌ですよ。なんで詰めないといけないんですか?
早口すぎる。
いや、頼むにしても頼み方があるでしょ!いきなりグッと押して、「そっちの方が広いだろ」って?広くないわ。
オタクすぎる。
え?なんて?「はやくしろ」って?はぁ?てめぇが早く帰れよ、ジジイ!
乃木坂に一番近いオタクだ。
いやいや、私がこのアクリル板置いたんじゃないし、言うほど幅取ってないし、最低でも「すいません、少し詰めていただけませんか?」が普通じゃない?何急に「詰めろ!」って。馬鹿なんじゃない。舐めてんの?てめえより若いからってへこへこ聞くと思ってんの?馬鹿なんじゃない?こっちだって別に広くないわ!ドトールだぞ。多少狭いだろ。馬鹿か。隣にいる奥さんが可哀想な表情してるぞ。なんでてめえのために詰めないといけないんだよ。馬鹿か。
また来週〜。
と思ったけど、このジジイの隣にいるの馬鹿らしいから、帰るわ。クソジジイが。世界はお前のためにあるんじゃないんだぞ、馬鹿。
これがエンタメおじさんの声だったらどうなってたんだろうか…?
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