Foundations of Esoterism: Lecture 11

R.シュタイナー

今日はカルマがどのようにphysical, astral, mentralの3つの世界とつながっているかを話します。

起きている日中は意識があるが何かに興味が沸くとそこには感情(astral)の世界が生まれ、そのアストラル体の中に自分はいる。自我がなくphysicalに没頭することは大事だが、なかなか出来ることではない。普通の人は大抵は無意識の中で生きている。

ほとんどの人々はその環境に反応して生きている。移り行く印象を繋ぎとめて自分のものにするのがデバチャンの感覚だ。そしてそれは空間と時間をいきるということでもあるのだ。

人はArupa→Rupa→Astral→physical層へと降りてきた。人がアストラル層にいたころ、彼にあったのは内観だけだった。映像の意識。どんなに鮮明な経験であろうとそれはうっすらとした白昼夢。もしもこのphysical層に降り立っていなかったらアストラル層で内観するだけだった。私たちは自分自身で外に目を向け最初の一歩を踏み出したのだ。

次のステップでは私たちは欲求ではなく意志を持って外へと踏み出さなければならない。その意志はデバチャン層と繋がっているもの。そこにはマスターが存在しメンタル層から協力関係を結ぶ。Physical層でいろいろな経験をしながら各々が活動しミツバチのように巣へ蜜を集めて持ち帰る。

Q. そのモチベーションは何か?

A. 神々はこの欲求をアストラル層に埋め込んだ。

人は毎晩夢を見る。この間Deva(神)からアストラル層でガイダンスを受けている。深い眠りの時はメンタル層。だからまた戻ってくる。この時どちらににも自我がない。

だが、カルマは自覚していない活動だ。蜜がたくさんある花畑に気が付いていないのと一緒。だからまた戻ってくる。行動とその反応がテクニック。カルマのメカニズムなのだ。

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