マイルチャンピオンシップの分析と考察

データー重視

ここしばらく負け(マイナス収支)が続いたので、少しデータを活用しようと思って、そのまとめでノートを作成。
公に出ている数字をもとに自分なりにまとめた文章です。
データは過去10年分。厄介なのはここ3年は京都ではなく阪神開催なこと。そこを加味して少し考察を。

判断材料となるもの

JRAのデータ分析を参考。
枠というよりはゲートごとの過去の順位をベース。
前走の人気、年齢、父親血統、前走の順位、GⅠレースの今年の安田記念、前年のマイルチャンピオンシップの実績を中心に考察。

各馬の評価(あくまで個人の感想です)

1 マテンロウオリオン

枠的には最悪の所だと考えています。阪神の過去のマイルチャンピオンシップでは連対はおろか連複もなし。京都なら、まだ一発あったのかもしれないというところです。
個人的には距離適性は1600、しかも阪神の馬場の愛称は良いと考えていますし、年齢・血統的にも問題はないと考えています。

2 ウインカーネリアン

マテンロウオリオン同様、枠としては良くないです。良馬場ではないレースで実績を残しているので、当日の馬場状態によってはヒモでもという感じです。ただ、三浦騎手との勝率・連対率が高いことと、マイルのレースは3連勝と勢いがあるだけに、判断はギリギリまで考えたいところ。

3 ダノンザキッド

主戦騎手が川田Jというイメージが強いですが、新馬戦での騎乗は今回の北村Jで1着。その時は阪神の稍重のマイルで1着。
新馬戦以降出走レースはすべて重賞、阪神競馬場では過去2戦で馬券圏内に絡んでいるなど好材料は多いものの、人気が低めなのが疑問。

4 シュネルマイスター

一昨年はこのゲートからグランアレグリアが勝利という縁起のいいゲート。
今年の安田記念、去年のマイルCSでは2着なものの、その時の勝ち馬のソングライン、グランアレグリアは今回のレース不在なので実力、実績的にも今回は軸はもちろんヒモからも外す理由はない馬だと思っています。
前走の9着はマイルのレースではないので参考記録。ドバイのレースも日本の馬場ではないのでこれも参考程度で良いと思っています。

5 サリオス

ハーツクライ産の血統は阪神1600の愛称は良いものの、マイルCSでは実績薄。ただしマイル重賞の実績があり、実力的にはシュネルマイスターの対抗の筆頭ではないかなと思っています。阪神のマイルでは朝日FSでコンビを組んだR・ムーアというのもプラスだと思います。

6 ソダシ

マイルの重賞は無敗、阪神のマイルではコースレコードも持っており、牝馬ながら実力は上位クラスだと思います。
ただ、マイルの重賞については牝馬限定や同世代とのレースで、古馬相手ではどこまで戦えるかがポイントだと思います。

7 ジャスティンカフェ

毎日王冠ではサリオスに0.1差の2着。枠的にはそんなに悪くはないです。
馬券圏外になったことは2回しかなったことがなく、殆どのレースで馬券に絡んでいることも好材料だと思います。

8 ロータスランド

昨年の関谷記念以降マイルの成績は伸びず、どちらかといえば短距離の方が適性があるのではと考えています。

9 ピースオブエイド

血統、富士ステークスの好走、年齢くらいしか評価できる材料がそろわず。
富士ステークスの実績も、セリフォスがいるため特段大きなプラス材料にならないのが弱いところ。距離がもう少し伸びていれば、評価は高めだと思います。

10 セリフォス

マイルのみのレースで、同世代では実力上位、古馬相手でも安田記念、富士ステークスでも掲示板に残る実力はあると思います。
富士ステークスではNHKマイル1着のダノンスコーピオンに勝っているものの。オッズ的には評価は低めだと思っています。
枠的には少し厳しいかなと思うだけに、持っている素質でどこまでそのハンデを克服できるかと思います。

11 ソウルラッシュ

安田記念は大敗していますが、これは斤量が過去最高の58キロに対応できなかったことが原因ではと考えています。
ネットで調べてもよく耳にするのですが、馬場状態関係なくマイルのレースに勝っているので、馬場状態が芳しくないときはある意味軸にしても面白いとは思っています。

12 ホウオウアマゾン

昨年はこの枠のこのゲートでグランアレグリアが連覇をしているので、枠的には絶好のポジションだと思っています。
ソウルラッシュ同様馬場状態によっては軸にはできないものの、稍重以上の馬場状態でしたら、ヒモに入れてもよいように思います。

13 エアロロノア

枠番、ゲート的には昨年ダノンザキッドがここから3着になっているので、複勝狙いなら、武豊Jがなんとかするかもという可能性は考えられます。
三連複の3着固定の紐なら、オッズ的にはありだとは思います。

14 ベステンダンク

年齢的にも実績的にもだいぶ厳しいとは思います。
応援馬券として複勝を買っておくと万が一の時の保健になるかもしれません。

15 ダノンスコーピオン

鞍上の川田Jは4年連続で馬券圏内と安定した成績を残しています。
枠もベストではないけれど全体的なはまあまあベターなところだとは思います。
個人的には今回の3歳馬中では、
ダノンスコーピオン≧セリフォス>マテンロウオリオン
という評価なので、状況によっては軸もありかなと考えています。

16 ハッピーアワー

正直今回のメンバーでは評価するものが少なく厳しいです。
人気以上の好走ができる、くらいしか数値的に良いところがない感じです。
個人的にはベステンダンクの方が評価は上だと考えています。

17 ファルコニア

今回唯一のディープインパクト産駒。前走の人気とマイル関係を含むGⅠでの実績がないのがマイナス材料。
GⅠに揉まれた実力馬に対しどれだけ食い下がれるかがポイント。

番人気は軸にはしない

1番人気はおそらく実力以外の部分の評価が加わっているように思います。
恐らく、JRAの長年の広報努力の結果やウマ娘から興味を持って競馬を始めた層が少なからず影響していると思うのです。
私もウマ娘から競馬を始めたクチで、始めた当初はオッズや前走の成績だけで判断して買っていた傾向がありました。
まあ、みんな人気あるのかいますよね。よくわからなければ人気あるものかいますよね、それがすべてなんだと思います。
だから、特にGⅠ、これも有名なレースだからとりあえず買うという層がいらっしゃるんだと思います。そうなると、よくわからないけど人気があるのを買っちゃえとなるんじゃないかなと思っています。
ただ、個人的にこれはチャンスだと思います。本来オッズが低くなるかもしれない馬がおいしくなるチャンスなんだと思います。
ただ、1番人気だからと言って外すのではなく、いろいろとデータを見て正当な評価をすれば、馬券に絡む可能性は低くはないと思うんです。

というわけで、買い目は一晩寝て考えます。


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