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窓割ったマドモアゼル

昨日の記事では、引越しの荷物の運び込みまでなんとか完了したところだった。その続きの話をしていく。

よく頑張った。私はよく頑張ったんだ。ひとりでなんとか荷物を部屋に入れ込んだ。時刻は11時。お昼を食べて、車を返して、午後の仕事には十分間に合う時間だ。
てことで近くのランチカレー食べ放題に行った。すんごく美味しかった。目玉飛び出た。初日に穴場ご飯を見つけられて幸せだった。白い服にめちゃめちゃカレー飛んだけど、それでもいい。今晩新しい洗濯機で洗ってやるんだから。洗濯機のデビュー戦にぴったりの汚れだもんねー。とか言って。
おいしいご飯に浸っていたおかげでメイクする時間がなくなった。もういいやすっぴんマスクで午後を凌ごう。レンタカーを返却しに出発進行。
道がちょっと混んでる。若干の焦り。そして。そして。

返却場所は地下駐車場だった。急なスロープと急カーブの合わせ技をキメられた。
一本。
凄まじい音が鳴り響いて、なんか窓が粉々に割れていた。何を話しているのか分からないと思うけど、私にも何が起きたのか分からなかった。
この下り坂の途中で止まってはいけない。だからとりあえず返却地まで走らせて、車を止めた。私が降りて運転席のドアを閉めたら、かろうじてその窓としての役割を果たそうと踏ん張っていたガラスたちが音を立てて落ちていった。
事故っちゃったねえ。これは。
警察に連絡してレンタカー会社に連絡して勤め会社に連絡して駐車場の警備員と話して駆けつけた警察官と話して解放されたら会社向かって。

怒濤だった。
これ以上に酷い一日は多分この先ないから大丈夫。そう思って今日を一生懸命生きています。
上の画像は私が割った窓だよははは。

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