追撃の謎

Q俺マスにおいて『追撃』を『極』めているポケモンは、何体存在する?
A3体。
モードレッド(サー・モードレッド)
博麗霊夢(四章時)
リュー・リオン

追撃の発動機会が少ないから発動しない、ではなくて追撃を持っているポケモンが殆ど居ないから発動しない。

因みに追撃に絞っても、14体しかいない(デフォルトを含む)データが変更されても『追撃』が継続したのはデルタフシギバナだけ。何故かリュー・リオンだけ『迫撃』から『追撃』に変更されている。
データから考えると神も早い段階で『追撃』の使い勝手の悪さに気付いていたはずなのだが、サー・モードレッドには『追撃』が採用されている。

『追撃』はハンターとかストーカーといった要素を表現するためのフレーバー?(の割にアデーレや綱手姫がデフォルトで持っているが)。

一方で「○○の追撃」というポテンシャルは結構ある。つまり、『撃』の方の『追撃』が元としてあって、それを種族ポテンシャルとして使いやすくした(発展した)のが「○○の追撃」という説。
或いは逆の考えとして、「○○の玉座」というポテンシャルを劣化させて再現したのが「○○耐性」という説。

もう一つ分かったのは、『撃』の採用率は『迫撃』が多い(『撃』の中で圧倒的に使い勝手がいいから当然と言えば当然なのだが)。僕トレとか作る時に『撃』の種類をばらさなきゃって思ってたけど、全員『迫撃』のPTもざらにあるから気にしなくてもいいらしい。エースだけ『狙撃』やバウンスだけ『反撃』とかがおしゃれだと思う。『狙撃』と『反撃』の採用率にそこまで差は無かった。

『撃』はPC側の有利要素として働いている?

結論から言うと、そういう側面が無いわけではないが、明確に有利な要素とは言い難い。勿論、育成型PCの場合有利に働く(というかそれありきの要素だと感じる)だろうが、『撃』が一番発動したシーンは多分加賀さんのバウンス時。『耐性』が無いとサーブもまともに受けられないだろうし。『気合い』とか『絆』とかキリカの「乱舞」とか発動しまくってるのに比べると、『撃』の発動ってそんなに多くない。というか『撃』の発動は勝敗に大きく関わらない。『回避』『耐性』もそこまで発動してないけど、これは技の選択に大きな影響を与えてる。

逆にドルオタは格闘タイプ多すぎてやたらと発動しているイメージがある

結局どういう理屈で発動しているの?

『迫撃』はギリギリ分かる。弱点のタイプと戦わなければならない時っていうのはどうしてもあるから、それに立ち向かう力(窮鼠猫を噛む、火事場の馬鹿力的な)ものが発展しているというのは理解できる。
「きけんよち」という特性がありますが、どのポケモンにも実はそういう力があって、育成してやることで「必中」「追加行動」「おいうち」を引き起こす……? 因果が逆で「弱点のタイプ」に「必中」が発動するのではなくて、「必中」が「弱点のタイプ」に引き出されると考える方が自然か。そう考えてもあんまり納得できないが。


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