専用についての与太話

今日はポケモンスレに存在する【味方全員の『専用』を共有する】固有について語ります。独自解釈が結構混じっているので注意してください。

常時発動しているポテンシャルが共有できない理由

理由は3つ考えられます。1つは2つ以上の専用を共有出来ないからです。2つ目はレギュレーションで規制されているから。3つ目は専用の共有はコピーではなく貸し出すという形を取っているため、専用が2つ必要になるため出来ないという説です。下でそのことにもうちょっと触れます。

何を共有出来て何を共有できないのか

常時発動している専用を共有することは出来ない。問題は、どの専用が常時発動しるかが明確ではないことです。悩んだ結果、結論として常時発動=場に出なくても発動しているポテンシャルと考えることにしました。

自身を『○○』に任命することが出来る。⇒任命はバトル開始時時点でされているので共有不可。

場に出た時、任意の『役割』を1つ選択し自身に任命する。⇒共有可能

このポテンシャルを『タイトエンドα』として扱う。相手と同じ『役割』の時、相手より先に行動することが出来る。⇒『タイトエンドα』は共有不可。相手より先に行動するのは場に出てないと不可能なので共有可能。

タイミング

専用ポテンシャルの条件となるタイミングは5つです。

T開始時 
(通常交代)
攻撃を繰り出す時(相手の攻撃を受ける時)
攻撃命中時(相手の攻撃を受けた時)
T終了時

これに加えて、場に出た時、場を離れる時、『役割』発動時といったタイミングが状況によっては訪れるということです。

場に出た時のタイミングは『役割』発動時と重複するので、その場合はどちらか片方を選択する形になります。(『スカウター』だけ例外的な処理をすると考えられる)

専用の発動タイミングをずらすには、専用の発動を別の専用の発動条件にしてしまえば簡単です。たとえば、『自身を「充電」状態にすることが出来る』⇒『自身が「充電」状態の時、自身の技が相手の「まもる」等の技を解除する』⇒『「充電」状態が解けた時、相手を「麻痺」状態にする』

専用を共有するポテンシャルのまずさというのは要するに、汎用性の高さとメタ性能の高さです。本来メタというのはやればやるほどPTが歪むので、限度があります。しかし、専用を共有することによって1体の専用によるメタを6体で共有できるという事態が発生します。因みにメタ性能だけを見るのであれば「『異名』を共有する」といったような固有の方が強いですね。あと単純に強すぎるの2点です。共有する能力そのものを弱くしてバランスを取ろうとしても、能力型の専用なので強いのが前提になります。強い×強いですね。

専用を共有してみたPT

プラン1 エース共有型

『招き蕩う黄金劇場』…
ネロ専用ポテンシャル。
場にいる限り、自陣に≪異界/黄金劇場≫を展開する。
《 異界/黄金劇場 》…
フィールド効果。
常に場がここぞという時になる。

『次回作の主人公』…
アサギ専用ポテンシャル。
味方の『エース』が「瀕死」状態の時、自身を『エース』に任命する。

『すべてを壊す程度の能力』…
フランドール・スカーレット専用ポテンシャル。1/試/先行
相手ポケモンの「まもる」等の技、特性、
相手ポケモンと相手トレーナーの防護ポテンシャルを無効化する。

『不死身の男』…
ヒュンケル専用ポテンシャル。 1/試/任意
相手の技のダメージを半減し、必ず耐える。

『神は常に見ておられる』…
ターニャ・デグレチャフ専用ポテンシャル。
『役割』の発動時、自身を「ロックオン」状態にする。

『疾きこと風の如く、動くこと迅雷の如し』…
ティアモ専用ポテンシャル。
相手を倒した時、追加行動を得る。

誰か(ネロ)を先駆けのような運用をした後、アサギでエースを共有するというコンセプトですね。単純に先駆けと専用共有は相性がいい。『次回作の主人公』⇒『招き蕩う黄金劇場』⇒『神は常に見ておられる』(⇒『招き蕩う黄金劇場』)という発動タイミングに。

プラン2 とぎすます型

『常在戦場の精神』…
グソクムシャ専用ポテンシャル。
場に出た時、「とぎすます」状態になる。

『流水制空圏』…
白浜兼一専用ポテンシャル。
相手の攻撃を受ける時、「とぎすます」状態なら、相手の能力(技)の上昇、強化、状態変化を無視する。

『幾星霜を廻る』…
竈門炭治郎専用ポテンシャル。
T終了時、味方と任意交代することが出来る。

『レギオンマスターの独断専行権』…
ブラック・ロータス専用ポテンシャル。
このポテンシャルを任意の『指令』(1/試)として扱う。

『精霊の目』…
司波達也専用ポテンシャル。
相手が場に出た時、データを解析し持ち物を開示する。

『立つ鳥跡を濁さず』…
ハメドリくん専用ポテンシャル。
場を離れる時、場の状態を正常に戻す。

「みらいよち」か「とぎすます」は相手の攻撃を回避できるイメージがあると僕は思っています。三点防護じゃなくてダメージを半減するとかでも十分強いですね。

プラン3 スリップダメージ特化

『人を呪わば穴二つ』…
地獄少女専用ポテンシャル。
自身の体力が回復しない。
自身の体力が1/2以下になった時、相手を「呪い」状態にする。

『第一航空艦隊の支援』…
赤城専用ポテンシャル。
『指令』を受けた時、相手の体力を1/8減少させ、任意の能力を下げる。
この効果で「瀕死」状態には出来ない。

『爆発記念日』…
松永久秀専用ポテンシャル。
「瀕死」状態になった時、相手の体力を1/4減少させ、「爆弾」状態にする。
この効果で「瀕死」状態には出来ない。

『死に至る呪い』…
ミコト専用ポテンシャル。
技を繰り出す時、相手の体力が1/10以下なら、自身の技が「一撃必殺」になる。

『再び灯る再生の炎』…
マルコ専用ポテンシャル。1/試/先行
自身の体力を1/2回復し、状態異常を治癒する。

『dead or alive』…
無双竜機ボルバルザーク専用ポテンシャル。 1/試/先行
自身の攻撃命中時、自身の体力を半分にし、追加攻撃を行うことが出来る。

『人を呪わば穴二つ』はデメリットを持つ専用ですが、他の専用を共有することで地獄少女以外は回復できるという抜け道があります(レギュレーション的に許されるかどうかは別)。

まぁこのデータをスレに出すわけではないですが、幾らでも悪いことが出来る固有です。バランスまで考えるとEX評価一択です。
1/試/先行ばかりにすればバランス的には問題ないですけど、やってることが絆とそこまで変わらないのでこれも好ましくないです。

主人公の固有として見た時に、『役割』ごとに分かれてメンバー争いをしていたのを、場に出た時組・場を離れた時組・先行入力組等に別れてメンバー争いをするのは新鮮味があっていいと思います。無制限に入れ替えられるとGMとしても手のつけようがないと思うので、セット売りする形になりますかね。
パーティを組む楽しさはありますが、専用を共有した結果ポケモンの動きが同じになりそうなのは良くない点です。専用という言葉の意味を考え直さなくてはなりません。

僕はこの固有はポケモンスレに存在すべきではないと思っているので、今後能力の共有を主人公の固有にしようなんて考える僕みたいな作者が出ないようにこのnoteを残します。

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