HARRYソロライブの思い出 盛岡FEELGOOD2008年7月20日、21日
先日のスライダーズ仙台ライブの後、Twitterのフォロワーさんと夕飯を食べながら話しているうちに、HARRYの盛岡FEELGOODでのライブのことを思い出したので書き留めておきます。何しろ十数年前の記憶なので、色々間違っていたり誤解しているところもあるかと思いますが、ご容赦願います。
2008年7月20日、21日の二日間、盛岡のFEELGOODというライブバーで、HARRYさんのソロライブがありました。二日間とも限定30名(お客さん30名もよく入れたという広さのお店でした。)予約はメール先着順とのことで、受付開始時刻に時報とともにメール送信したことを覚えています。二日間とも整理番号5、6番くらいだったと記憶しています。
アコースティックギター弾き語りでのライブで、整理番号1、2番の方々は、HARRYの目の前(1、2メートルくらいの距離で、段差や柵はなし)、私は二日間ともカウンターを挟んでHARRYの斜め前(2、3メートルの距離)の位置に立っていました。
昔のことなので細かいことは忘れてしまいましたが、鮮明に覚えているのは1日目。HARRYはアコースティックギター一本の弾き語りで「手ブラで来いよ」を歌いました。皆さまご存知のとおり、この曲は一部、蘭丸が歌う箇所があります。その部分をHARRYが歌うのを聴いて瞬間、私はそこそこの勢いで泣いてしまいました。ちょうど、ライブの直前、職場関係者の方が病気で亡くなったという連絡が来ていて、情緒がおかしかったせいか、蘭丸が歌う部分をHARRYが歌っていることが急にたまらなく悲しくなり、そのまましばらく泣いていました。
2日目、ライブの冒頭でHARRYが「最後まで笑って聴いていってね」的なことを言いました。で、前日と同じセットリストでライブが進みました。そして「手ブラで来いよ」が始まりました。曲の途中、蘭丸の歌う箇所の直前あたりになると、HARRYはギターを弾きながら、演奏は止めることなく、脇の方にいたスタッフ(カッパさんやFEELGOODの店長さんではなく若い男性のローディー的な人)に、笑いながら「お前、◯◯してるんじゃねえよ」的なことを言いました。そして、そのまま最後まで歌い続けました。
ちなみに、この日は、前夜の反省もありましたし、近くで観ていた男性二人組が全曲張り切って大声で一緒に歌っていたのが妙に面白くて、ずっと笑って聴いていました。(ストーンズ「地の塩」のカバーまで歌っていました。別な洋楽は知らなかったらしく、歌わなかったら、HARRYに「歌わないの?」と言われていました。)
この二日目のライブで、HARRYはピックを三枚投げ、一枚目、二枚目は私の隣に方が取り、三枚目は私の額に当たってカウンター上に落ちたのを私が入手しました。
色々思い出補正やファンとしての誤解等も入っていいるだろうし、実際は全て私の思い込みという可能性も否定できませんが、私は全て偶然ではないと信じています。