The Street Sliders 豊洲PITライブレポート 2023.4.28

豊洲PITでのThe Street Slidersのライブレポートです。わりとあやふやな記憶で書いているので、間違っているとこもあるかもしれません。

4月28日午前中、美容院でカットとカラーリングをして、お昼ごはんを買って、いざ新幹線乗車!と思ったら、まさかの事故運休。予定より約1時間遅れで東京駅に到着し、乗るバスを間違えたり、道に迷ったり、ダフ屋のおじさんに声をかけられたりしながらも、どうにか豊洲PITに到着しました。

到着時、敷地内は往年のスライダーズファンで混み合っている状態で、誰がどこにいるのか分からなくて同じ敷地内で電話で連絡取り合う人多数でしたが、どうにかチケットを持っている方と合流しました。
チケットの半券と引き換えにステッカーをもらい、ロビーに飾られた花やメンバーの写真パネルを撮影しつつ、ペットボトルのお茶をもらって、パイプ椅子の座席に着きました。
客層は私と同年代かもっと上くらいが多かったけれど、二十代くらいの若い人もちらほら。
服装は、薄茶色の髪を逆立てた例のあの髪型やインド風のサイケな洋服のスライダーズファッションの方、ステージ衣装のようなキメキメの方、ファミリーで休日の公園を歩いてるようなカジュアルな方、和服の方、仕事を早めに切り上げて駆けつけてきた風のビジネススーツの方、色々でした。私は、自宅マンションの通路を歩いても浮かない程度に頑張りましたが、タイプスリップしたようなメンバーコスプレ的な方を見かけて、妙にテンションが上がったりしていました。
会場に入ってもまだ、私がこれからスライダーズのライブだという実感がわかない…と思っているうちに、開演前の諸注意のアナウンス。それが終わって、観客が一斉に歓声を上げて拍手した時点でようやく実感がぶわっと込み上げ、早くも涙腺が緩みました。
その後、客電が落ち、会場内が完全に真っ暗になったかと思うと、メンバー登場。HARRYは赤紫に近いピンクのスーツ上下にシャツはなし(ベストは着てたかも)同系色のストールという、スライダーズ時代のHARRYファッションに、黒いポークパイハット。
他の三人は私の位置からだとよく見えませんでしたが、蘭丸が黒いジャケット、JAMESが HARRYと同系色(シャツ?ジャケット?)、ZUZUは奥だったので全然見えませんでした。
※衣装は武道館ライブと同じだと思っていたら、全然違いました。

当たり前ですが、登場した途端に大歓声、大拍手、あちらこちらから指笛。
解散前のスライダーズ、HARRYのソロやJOY-POPS でも聞いたことのないような地鳴りのような喝采でした。
私はライブ中にあまり叫んだりしないタイプなのですが、このときばかりはマスクで若干息苦しいながらも叫びました。
そして、しばらく続いた大歓声がようやくおさまったところで、一曲目「あんたがいない夜」ものすごく自然に、全国何箇所かでやっているライブツアーの中盤あたりのライブみたいな感じで、スーッと演奏していました。
※武道館ではこの曲やらなかったのでびっくりしました。

「どうもこんばんは。ストリートスライダーズです」
HARRYのお決まりの挨拶ですが、「スライダーズでえーす」をゆっくりため気味で言うあたり、絶対分かってやってますよね。ファンの心を弄んでいますよね?いや、まんまと弄ばれましたけどね。感無量でした。
その後も「Angel Duster」「Let’s go down the street 」「one day」「PACEMAKER」「カメレオン」と続きましたが、約二十年ぶりに集まってみました、という同窓会コンサートノリではなく、ずっと四人でバンド活動を継続していたような現役のロックンロールバンドの演奏でした。「カッメレオーン」のワンマイクでのHARRYと蘭丸のボーカルも健在でした。
※「カメレオン」も武道館ではやりませんでしたね。
HARRY「公平が歌うぜ」で「天国列車」
HARRY「スリーコードのをやるぜ」で「No More Trouble」
その後も「So Heavy」「Back to Back」といやが上にも盛り上がる曲が続きます。HARRYの野太くアタックの強い声は健在。蘭丸もぶいぶい言わせてるし、ZUZUのドラムは相変わらず地響きみたいでした。
アンコールが「マスターベーション」(これも武道館ではやらなかったかも?)
ブランク長いしとか、病み上がりのメンバーもいるし、とかそういう下駄を履かせる必要もなく、正真正銘のストリートスライダーズのライブでした。
唯一の不満は、JAMESさんがなぜかHARRYや蘭丸と横並びではなく、奥に引っ込んだ位置だったこと。
秋にはツアーもやるとのことですが、そのときはJAMESさんもステージ前方で目立ってほしいと思いました。

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