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ROCK 'N' ROLL IS MY LIFE

あの日は寝不足気味で目覚めて、いつものルーティンでベッドでスマホのニュースを見たんだよ。
真っ先にガザ侵攻の子供の犠牲者を報道するニュースが目に入って気が滅入ったのをよく覚えてる。
最悪の目覚めと言ってよかった。

5月30日だってのによ。

だけど、当日のコータローさんのインスタのpostでそんなボケたアタマとダルい感覚は一瞬にしてクリアになった。

プールサイドに寝転ぶコータローさんと健太くん。
コータローさんに一生懸命にチビの健太くんが話しかけてる。なんの話をしてんのか、必死に何かを訴えてる。
コータローさんは優しく聞いてる写真。
あれ見ていっぺんに幸せな気分になったんだよな。

もしも健太くんがガザに生まれてたら、オヤジはとっくに居ないだろうし健太くんもドラマーになる前に死んじまってると思うんだけど、
目白で生まれて大切に育てられ、オヤジと同じ世界に足を踏み入れ、
そんでオヤジの還暦のライブでドラムをぶっ叩けるなんて、こんな最高なことって多分ないと思うんだよ。

なんてことを思いながらあの日はライブを観させてもらったんだけど、今ベロベロに酔っ払って家帰ってきて、深夜にあのライブを思い出してもため息が出るほど幸せなライブだった。

アイゴンの鋭いギタープレイ、イノッチの華麗さ、首元の細角チェーンのキラキラ、南朋さんのシャウト、神野美伽さんのボインっぷり、言葉に詰まるコータローさん…
全部のシーンが本当に愛おしいし鮮明にフラッシュバックする。
コータローさん、「ラストワルツ」のロビーロバートソンを軽く越えてたし、チャボさんは完全にディランだった。
そんでコータローさんは背中で今までのロックンロール人生を強烈に健太くんに見せてたね。

近すぎてわかんねーかもしんないけど
こんだけ色んな人に愛されてて、色んな人を幸せに出来るオヤジさんってマジで凄い人だと思うよ。

あと、あんだけ凄まじいメンツの前でその若さで平然と最高のドラムをぶっ叩ける君の肝の太さとクールさは完全にオヤジさんのDNAだと思われるんだよな。
なおかつ一部ではオヤジさんよりイケメンだってハナシもでてんだよ。

だから色んな意味であの日のMVPは、おれの中では実は健太くんなんだよね。

末恐ろしいっす、健太くんのロックンロール人生。





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