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お前のブルースを聴かせてくれ

花粉がすげえな。


とにかくこの時期は憂鬱だし酒も不味い。
おれは花粉症で死ぬんじゃないかと思うくらい辛いよ。
あと、おれは結構な偏頭痛持ちだ。
閃輝暗点て言うらしいんだけど、突然くるから厄介なシロモノなんだよ。芥川龍之介も同じ病気だったらしい。もう痛みを飼い慣らしてはいるけど若い頃はずっと7番アイアンで殴られてるくらい辛かった。

んでこの時期一番恐れてんのがこのふたつの役満がダブることだ。
昔横浜で麻雀(デカピン東風)してたとき親に大三元字一色を振り込んだことがあった。立直ぶっかけてたから避けらんなかったんだよ。一鳴きだったしな。

麻雀やるやつならわかるだろう?この酷さ。
それが今日なんだよ。

だから今日は酒を飲んでない。てか物理的に飲めない。
そんな中で誰に頼まれたわけでもないのにnoteを書いている。

強いて言えば知人からLINEが来てnoteをおもしろがってくれてたから深夜に書いている。

昔おれはギャンブルの実戦記や予想コラム、架空のエッセイが好きでよく読んでいた。
パチンコなら田山幸憲、競馬なら寺山修司や日刊ゲンダイの塩崎利雄の止まり木ブルースとか。ああいうレース同時進行の風情や趣き、ブルースがあるエッセイ、このnoteはあのフォーマットをパクっている。

そんで文体はあれ、尊敬する古市コータローさんの自伝の文体をやや強めにしてみた。
何回読んだのか定かじゃねーけど、コータローさん感がちゃんと出てるいい本だ。素直で嘘がないコータローさんらしい。

お前のブルースを聴かせてくれって名前だけで読む前からワクワクする。そんな本はそうは無いよ。
あの人が50歳までどうやって人生をサバイブしてきたかこれ一冊で大体わかる。風情もブルースもパンクも全部入ってる。

だけどさ、あの人って現在進行形で進化してんだよ。50過ぎてからだってルーティーンで音楽やってる訳じゃないのは追ってりゃ馬鹿でもわかるだろう。
だから自伝後のコータローさんのことは各自しっかりチェックしねーと。

自伝の加山雄三が書いた帯のエピソードとかあんだけどそれはおれが若大将に消される恐れがあるから書けないな。
あと、万が一だけど読んだことが無いって奇特な方がいたら今すぐに買うんだ。内容は保証する。もし、つまんなかったらオレにDMよこせば買い取ってやる。

だからブックオフじゃなくちゃんとタワレコで買ってくれ。


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