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04.27① 図書で知るターキー!(004/021)

今週のマンデイターキー!は「あなたの知らないシチメンチョウの世界」ということで図書の紹介を通してお話させていただきました。

今週もテレフォンターキーのため、中土佐町大野見にある大野見七面鳥生産組合の事務所からお届け。3月末から新しい事務所に移転し、現在事務所内に私設図書館をつくっていることもあり、大野見の景色と本を眺めながらの電話出演でした。▼事務所から見ていた景色。落ち着きます。

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さて、改めまして、皆さま「七面鳥」ってどんなイメージですか?

大西さんは「んー、七面鳥と聞いてもピンとこない…。ターキーという言葉を聞いて、あ~。という印象。でも食べたことがあるのか、ないのかも思い出せない…」と。

同じような印象をお持ちの方も多いのでは…。

中には欧米で七面鳥を食べたことがある、住んでいたころに食べていた。という方も…。日本で一番馴染みのある七面鳥はディズニーランドやユニバーサルスタジオで提供されている「ターキーレッグ」だろうと思う。

多くの方が、「あー!あれ!あれ七面鳥なんですね!」と七面鳥との繋がりが生まれる。そして、巨大テーマパークの威力を毎回思い知る…。笑

はい、これですねww「ターキーレッグ!」手前のビールが気になりますが…。知人が送ってきてくれました。ぼくは食べたことがありません…。

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そんなことでやはり日本では馴染みの薄い「七面鳥」ということで、ほとんど、いや全く知られていない日本における七面鳥の歴史を図書からひも解いてみます。

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まずは、こちらが現在準備中の私設図書館。ゆくゆくはいろんな人が気軽に足を運んで、ゆっくり本を読める環境にしたい…。

日本で一番「七面鳥」に関する本が揃う図書館を目指して…。

さて、七面鳥の本と言ってもほとんどの方が出会ったことがないと思います…。ということで皆さんにとって初めての七面鳥の本はこちら!

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月間七面鳥。

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昭和三年発行。

この本に出合ったときの感動と衝撃はいまも忘れません。最高のトリハダ。読み進めるのが惜しいと感じる本に出会うことがありますが、まさにこの本がそれです。

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「飼育者よ、自重せよ、發奮(はっぷん)せよ、奮闘せよ」という名言。背筋が伸びます。

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第1回七面鳥試食大會の記。開催準備の様子から当日朝の情景なども描写されている。雪の日の開催となったようで主催者が心配する様子まで書かれており、この日を本当に楽しみにしていたことが読み取れる。

当日の料理は、ローストターキーを中心に提供されたようで、中でも「ターキーにマヨネーズをかけたものが一等であった」とある。んー、気になる。

さらに、この「月間七面鳥」にはいくつかのコラムも掲載されている。オススメは「七面鳥漫談」。これがけっこうな長編で読み応えがある。

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もうこれはぜひ実際の本を手に取って、読んでいただきたい。

七面鳥を愛する人にとっては最高の良書であり、もう何度読み返したかわからない。出版元もたどってみたが、いまだたどり着けていない…。

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このnoteをお読みでご存知の方がいらっしゃればぜひご一報を…。なんとかこの「月間七面鳥」を復活させたいという一心です。

いつ復刊しても対応できるよう、大野見七面鳥生産組合で情報の収集、研究は怠らないようにしよう。

と、日本での七面鳥の歴史に触れていただくことができたかな…。また一方的になってしまった気もしますが…。他にも昭和、大正に発行されている本が存在します。

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こちらも昭和初期の本です。が、、、今回の紹介は一旦ここまでにします。まだまだ興味深い本がありますので、機会を見つけて改めてご紹介させていただきます!(自己満足感が過ぎますね…。スミマセン)

続いては、放送でも紹介させていただいた、日本初!?のターキーアンバサダー、バズーカ岡田の異名でご活躍中の岡田隆先生の本を紹介します!

その名も「筋肉革命」!!!!!

が、一旦ここまで。

今週放送分のnoteは2部構成にしようと思います。笑

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。今週中に続編を更新します!

See you next Turkey!!!

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